蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

しんどい悩みに振り回されるときの処方箋②。

 ・なやみむよー

  • 恐怖や不安の根源
  • 煩悩ってなんぞ?
  • マインドフルネスの効用

こんばんは。

 

さて、昨日に引き続いての悩み対策です。

 

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恐怖・不安の根源

 

恐怖や不安がなぜ生じるか?と言うそもそも論、哲学的な考察をしてみると、執着心が根底にあるのかな、と言う気がします。人は誰でも豊かになりたいし、健やかでありたいし、幸せでいたいでしょうし幸せになりたいでしょう。物質・精神両面においてです。執着心そのものがネガティブなのではないですが、時として人を縛り付け、理想と現実のギャップを産んだり、光と影、明と暗、希望と絶望の陰影をくっきりと浮き上がらせたりします。人と言うのはどこまで行っても未熟なので、何回でも囚われ、こだわり、力みます。皮肉にも自分への執着が強ければなお一層、そう言う逆説的な揺り戻しに遭います。だったら執着をなくせばいいやんけ、と言っても、ことはそう簡単ではありません。人が人らしく生きるために執着も必要なものだからです。そんなことを追求し出すとお釈迦様に怒られそうなので、本分を弁えますw。

 

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煩悩ってなんぞ?

 

さて、それはそうと、悩みから解放される方法なんてものがそもそもあるのか?って言うと、ないです。(断言)悩みは常に、必然的に付きまといます。だから各々で、悩みとの付き合い方、折り合いの付け方を体得しておかなければなりません。んで。悩みがあって恐怖・不安があるのか、恐怖・不安があって悩みになるのか、と言ったニワトリが先かタマゴが先か、的な話はさておいて、しんどい悩みにストーカーのごとく付きまとわれた時どうするか。活力を失い、有用な仕事を妨げることも多いでしょう。でも、そこから這い出なくてはいけません。そこに埋没していても幸せではないですからね。心も身体も損ねちゃいます。

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ひとつは昨日書いた通り、恐怖は感じるだけ感じると、どこかでふいっと浮き上がる時が来ます。どう言うときかと言うと、諦めるのではなく受け入れ、覚悟ができ、「なるようになるさ」と開き直ったときです。これを想像力を働かせて、日ごろリハーサルしておくのも手でしょうね。ノートに書いてみて、もやもやとおどろおどろしく情動を伴って想像してみるのです。こええええ~~!!となります。死とか病、貧困、人間関係のこじれ、天災や地災、戦争や飢餓などなど・・・。各々違いますけど、人間の想像力と言うのはすごいもので、臨場感を伴った疑似体験をすることは十分に可能です。こう言うことを日ごろからやっておく。読書が不可欠で、悩みが探求心を喚起します。んで、認知行動療法などの時のリーサルウェポンとして使うのです。「これこれこんなことで悩んでてもうあかん。でも、こーだよね。と言う引き出しができる。そしてそれを、他の人に役立てていくこともできるでしょう。あとは、悩んでもしょーがないことでそれ以上悩まず、気分が少しでも楽になったら、また這い出ればいいわけです。

 

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マインドフルネスの効用

 

ちなみに、マインドフルネスも少しずつ効いてきているのかな?と言う気がしています。不安のほとんどは予期不安であり、取り越し苦労です。その将来起こるかどうかも分からない、いやほとんど現実化しない不安をいったん自分から切り離し、ああ、こんなことで悩んでいるんだな、とラベリングして客観視できるようになってくるので、やはりいいですね。脳科学的には偏桃体(原始脳にある、「快・不快」のスイッチ的な部位)を落ち着かせたり、前頭前野灰白質が大きくなることで感情のコントロールがうまくなるんだそうです。習慣化するのが大変ですが、ネガティブな思考や感情に振り回される方は取り入れてみられるといいでしょう。

 

まあ、そんなこんなで。

 

自分自身、悩むくらい悩んだので今はだいぶ楽です。悩んだ都度、何かは得ています。悩みもそう捨てたものではないですね。

 

ではまた。/おしまい。

 

 

 

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うつ病闘病記(仮称)■
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