蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

オレを侮るなよ。

オレを侮るなよ


オレが本気になればなあッ!×××を××××して、さらに畳み掛けるように×××に×××をかまして、×―を×××―して…


・・・


飽きましたw。


そもそも別に、誰かに侮られてる訳でもなかろう。


そう思い込んでるとしたら、単なる被害妄想の強いかなりやべ―人であり、距離を置いた方がいいだろう。



さてさて。


改めましてどうも。あいうえおっパブ、めんつるです。


下ネタは古今東西…う、くせ。


あ、すいません、今文字打ってる間に屁をしました。


下ネタは古今東西、本来はエスプリを効かすカンジでト―クに混ぜ込むところに機微や妙があり、わびさびがある。


そして、予想の斜め上から差し込み気味にかますのがステキだと感じる。


基本、下ネタをト―クの主人公に据えるには、それ相応の、微妙な人間関係が織り成す場の空気を読むとよい。麻雀なんかと同じだ。(弱えくせにエラソ―にw。)


しかし。


しばしば酔ったり、深夜のテンション、もしくはテングタケでガンギマリした感じになると、下ネタに無意識的に、無自覚に主導権を握らせてしまうことがあり、その引き出しを数多持つ者が暴走し始めることになる。


そう、私は悪くない。全部下ネタが悪い。


何かが外れるのだ。タガか。


ペルソナとか、その人が普段儚くも守っている面目とか体裁なんかを暴力的に吹き飛ばす。


「まあ新人だし、酔っていたから許される。」


と言う学生気分の抜けきらない甘ったれた心持ち。


若気の至りだからと何となく自己弁護を内心かましながら出勤し、職場の入り口を潜った瞬間。


空気が微妙に変わったことを鋭敏に読み取る。


「やっぱり…やらかしたんだな…。」


記憶は定かではないが、何となく無意識下に眠っている生々しい痛みが、感覚が、自身のやらかしを告げている。


「・・・」


しかし。


新人など、しょせんは挨拶くらいが取り柄なのだ。


笑顔を取り繕い、元気に言い放つ。


「ああ、大塚寧々とヤリてえな…。」


・・・なんか、ヘンな世界軸に迷い込んだようだ。

 



私など、ただの味噌っカスのウジウジ君で、そんな剛胆さなど微塵も感じさせぬ青白い文学青年(?)だったっちうに。


それが今や…。


変わり果ててしまった。悲しきモンスタ―になってしまった。



悪―魔の力~身につけたのだろうか。それとも、ステロイドで偽りの強さを手に入れたのだろうか。


否。そんなことはない。強くなんてないさ。


人間は弱いか、弱いけど強くなろうともがいてるかの二種類しかいないよ、とかの本田宗一郎さんが言っていた。


と言う訳で。「東京リベンジャ―ズ」である。   


あ、私に関しては単に、シモの方が強いだけですw 。


つまり、私は人の皮を先っちょだけカブっていない身内の威を借る狐、と言うことだ。


胆力とか、心力の強さこそが本物、と日々自身に勝利していくには、こう言う熱き作品に都度気合いを入れてもらうのがいいのはまた事実であるが。


既刊は28巻であり、私は今のところは第13巻の途中、と言ったところでございます。


当初は不良マンガにタイムリープう?と言う先入観で、何となく似つかわしくなさを感じていたのだが、不良マンガおよびタイムリープもの自体はそれぞれ単体なら大好物なのである。



オレもよく納豆に山芋とか大根とか擦って、砂糖でしっかりネバネバした感じになったところにブレンドして食うだろ、とか言う訳の分からない理屈をコネて読み始めたのだ。


「・・・」


こ、これはッ!!


かっこいい…。


濡れてしまった。即、濡れたね。


主人公はよくある、喧嘩バカ強の心優しいヤンキ―ではない。


喧嘩バカ強キャラは主人公格ではあるが、主人公ではない。「もう一人の主人公」と言えなくもないけど。


主人公は喧嘩はあんまり強くない。だんだん強くなってはいくが。


主人公の真の強さは心力や胆力、優しさ。


これらに関しては稀に見る最強クラスの強さであり、それが随所で心を打つ。


そう言うイミでは、何となく「鬼滅」の炭治郞君とイメージがカブるところがあり、仲間や愛する人の為なら自己犠牲を厭わない所もある。

 
暴走族マンガなので、タイムリープものにしないとキツいのかもしれないが、タイムリープを上手くサスペンス演出のトリガーや、蓋を開けるまで分からないスリルにまで昇華させており、作者の天才っぷりを物語っている。


尤も、最近の巻まで来ると、どうも方向性が定まらなくなってきているのか、アマゾンの書評などを見ると評価が芳しくないのだが、それらにせよ10巻から15巻くらいまでは確実に名作である、と書かれてもいる。う~む。


ともあれ、だ。


私がガキんちょの頃がたぶん暴走族の全盛期で(年がバレるな。)、1000人規模とかの巨大暴走族が今は、東京のアングラな所で隠然とした影響力を持った巨大組織になってる筈だが(おっかないから詳しくは書かないけどさ。)、わりとそう言う所も実情に近い。


だがなんか、私が中学の時分同級生の番格グループが暴走族に入っており、彼らに勉強を教えていたと言う珍妙な過去を持つことから、古き良き時代の暴走族のイメージよりは風体が今風であるなあ、と言う思いを禁じ得ない。


んで、古き良き時代のリ―ゼントやパンチパ―マと言ったスタイルのメンバーはどうも雑魚キャラ扱いされて、粛清されたり制裁を加えられることが多く、一抹の寂しさを感じてしまったのであった。


まあ、そこは世代交代と言うか何と言うか、だけどさ。


物語の本質は様々あれど、主要な登場人物の泥臭さの中にもあり、こう言う要素は時代は進めどそうそう色褪せる類いのものではない。


確かに今や、昭和の価値観は必要ないし苦労を買ってでもしなくても構わないが、時にお祓いしてもやってくる苦難の類いは、火の粉を払うにせよ迎え打つにせよ縮こまるにせよ、避けられないものはある。


都度肚をくくり前向きに乗り越えることでしか磨かれないものがあるのもまた事実だ。

 

てなわけで、土俵際にぜひ脳内で再生したい名場面が多々盛り込まれてあるこの熱い作品を、たびたび読み返すのである。


しかしながら、難しい時代になってきているのもまた事実で、相変わらず関わっている諸々の中で、人を一つところに押し留めてしまう強いブレーキを如何に外して差し上げるかもまた大切なことであり。


その点に関してはあんまりいつもより大きく進展があった訳でもないんで、深く突っ込まないことにするw。


ハ―ト&ソウル。ラブ&ピ―ス&リビド―。ラブド―ル。

 

ではまた。/おしまい。