蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

先行逃げ切りが信条です。

私は追い詰められていた。

 

身体は強張り、極度の緊張をほぐそうにも私の意志に反して各部位が軋みを上げる。

 

ああ…。私は今、運命の歯車に、魂の牢獄に囚われている。

 

四面楚歌か。

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私はあらん限りの力を振り絞ったが、肉の強張りが、軋みが、激痛と言う名の身体反応を返してくる。身体の一切の曇りなき動機から来る主人への反逆であろう。

 

しょせんは無駄な抵抗だ。空想の中で、意志の刀はもろくもへし折れる。

 

慈悲はないのか…。

 

やむなく私は観念し、顔を両の掌で覆い、パンツを脱いだ。

 

「くくく・・・。」

 

私の身体に絡み付いた"それ"は、動作にぬめりを加え、這いずってくる。

 

「こうしてもらいたかったくせに…。くすくす。」

 

折よく、電話が鳴った。

 

「…ちっ!」


 
私は我に返ると、夢魔との戯れを中断した…。

 

「ばかおめえ!いいとこで電話してくんじゃね―よ!」

 

「・・・。まあた、しょうもねえことしてたんだろ?」

 

・・・。

 

その通りだった。

 

いやその。

 

ここ最近のヨタ話をさらに続けるが、宜しいでしょうか?(思いくそへり下りながら)

 

今は勃ちっぱ、もとい立ちっぱの時間が大半の仕事内容になっちゃっているのだが、最近の傾向として。

 

休み時間中にうんこが出ないのに、仕事時間になると急にもよおしてくる。

 

いや、実際に業務が始まれば便所には行きやすい。しかしながら、今週は研修最終週なのである。

 

講師の先生に「すいません。」と断ってそそくさと便所へ消える。

 

いや別に、皆さんなんとも思っていないだろうからまあいいや、とか思い、ずるっとパンツを下げてクソした後、さすがに余韻に浸っている間はないが、排泄後来る"ぶるぶるっ。"と言うアレだけはとりあえず堪能する。

 

あとはアナルを洗うのと流すのはそりゃ基本のキなのだが、そこらへんの一連をちゃちゃっ、とこなし、一連のバナナうんこを流してまたそそくさと研修室へ戻るのだ。

 

まあ、所要時間にして小便タイムとさして変わらぬ。

 

・・・

 

オレは戦士か。

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便秘とか下痢に比べりゃ贅沢な悩みだ。腸内はフロ―ラちゃんが8割と、あとはなんかヤリ持った黒いたらこくちびるのバクテリアが1割、日和見が1割と見越している。脳腸相関はすこぶる快調である。

 

しかし、少しばかり節操がなさ過ぎやしないかねああん!?

 

・・・ごめんなさい。上から目線かますつもりはなかったんです・・・

 

私の心の中は愛に満ちている。愛でクソが出口を求め、早くなるゥ。

 

まあいいや。モラさなきゃいいんだよ。

 

さてさて。

 

ビルの4Fとかで研修を受けている。

 

一度、レッドアリ―マ―が襲来し、皆バニックに陥りそうになった。

 

私は諸手を前方に突き出すと、ロケットパンチを飛ばしてレッドアリ―マ―を捕らえ、ワイヤーで繋がれた拳を手元に戻しモンスターをがしっ、とハグする。

 

そのまま。4Fから飛び落ちる。

 

眼下に私の親友テリ―マンの頭部が見える。なんで今日野球帽かぶってきてんねん。

 

阿修羅バスターあああ!カ―ッカッカッカッ!!」

 

マッスルドッキング

 

レッドアリ―マ―を仕留めた。


 
・・・。

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…とかなんとか。

 

考えながらクソをしていた。

 

何を言っているのだろう。

 

さて、真面目な話も少しはしておきたいな。

 

本を腐るほど買ってしまった。一応は、まあまあ積読みしない程度には読みこなせては…いる。

 

だが、本の話題について語り出すと止まらなくなりそうだから止める。(じゃあするなよ…。)

 

ジャンルがどうも偏ってきている気がしてならないのだ。

 

私はビジネス書の類いをあんまり読まないところがある。お金の本はめちゃめちゃ好きなのでよく買う。

 

なんか、意識の高い本ってニガテである。自己啓発とかのジャンルにもそう言うのが多い。

 

だから、色々な場で意見を求められても、あんまり意識の高いことは言わない。

 

でも、案外意識の高い人とはウマが合うことも多い。分からんものである。

 

意識の高い人が、どんな時にも意識が高いかっつ―と、全然そんなことはなかったりする。いや、そう言うケ―スはむしろ稀だ。

 

意識高い系の人って、よくブログでネタにはするが、これまたあんまり見たことはない。

 

だが、昔銀行屋さんだった時とか、お役所にいた時、あと大学生の時分はまあまあいたかも知れない。

 

類友の法則」と言うのは実に興味深い。

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んで、なにげにメ―ルを整理してたら、「教えてgoo」とかのアレで「嫌われ体質を直したい。」と言う女性からの切実な質問が寄せられていたのを垣間見た。

 

文面からすると、一言で言うとめっちゃいい人である。少なくとも、すごく優しい人だ。

 

小中学生といじめられ、自○を考えたこともあると言う。その頃から、私は嫌われ者だ、と言う自己像は強固であったに相違ない。

 

今は、そう言うこともありものすごく周囲に気を遣っているのだが、最初は優しい人もだんだんよそよそしくなり、一人、また一人と彼女の元を去っていく。

 

この質問者さんには、たくさんの回答が寄せられていたのだが、なんか胸糞が悪くなったので全部は読んでいない。

 

前記事で触れたことに繋がるのだが、意識無意識の無意識部分に恐怖とか不安とかの負のエネルギーががっつり詰まっている人は、自己否定が強くなりがちだ。

 

これが怒りとか哀しみとかが優勢なら、まだ発散のしようもありそうだ。まあ、人間関係の別のトラブルは絶えないだろうが…。

 

幼少期に愛情が不足していたなどのケ―スとか、極端には虐待されていたなどのケ―スがよく見られる。

 

んで、なまじ優しいもんだから、恐怖とか不安をどうすることも出来ず、抑圧してしまう。

 

あくまで、これはその人の、その時々の主観で受け止め、ポジティブにもネガティブにも解釈する、とかの話にはなる。

 

だが、年端も行かない子供が、ワケも分からず悪意を向けられ、それをこれは天から与えられた越えられる試練だ、とか、誰でもこう言うことはある、などと精神的な緩衝材とか、自身や状況の客観視など出来るはずもない。

 

今の所は、だが、無意識部分の状態が恐怖が優勢になっている人は、このエネルギーを解放しかつ、ポジティブなエネルギーをこつこつ入れていくしかない。

 

だが、人によっては、これがなかなかエグいのだ。

 

こう言う事情を知ってか知らずか、寄り添った同じ目線で回答を寄せていた人がごく少数。

 

あとは自分を嫌いだから人も嫌い、人はあなたのうつし鏡なんですよ、とか、もっと自分を好きになりなさい、とか、あなたは自覚はないかも知れないが、引き寄せの法則って言うのがあって、あなたが自分を否定しているから、他人のことも否定するような波動とかエネルギ―を発するんですよ、とかの意見が多かった。

 

問題は、波動とかエネルギーとかは確かにそうなのであるが、従前のスピリチュアルとか成功法則などでうまく行くとか行かないとかの話は、現時点でそれを浴びせた所で当人は混乱するだけであり。

 

あまりごちゃごちゃジャッジしたくはないので、第三者としては、どうしてもこの無意識部分を愛とか安らぎとかの、ポジティブなものにしないとただただきつい、と言うことだ。

 

「思考は現実化する」

 

もこりゃまた真だ。

 

だが、思考が現実化しているのは無意識部分が大半を占めている訳だから、ここがネガティブ優勢だと現実もまた、ネガティブで苦しいものとなる。

 

ここを書き換えるには膨大な努力が必要だが、不可能ではない。ないのだが。

 

少なくとも現時点では、よく自分に優しくしなさいとか好きになりなさいとか、ありのままを受け入れなさいとか言われるけど、どうしていいか分からない、と言うのが、当人の本音としてはある筈だ。

 

8~9割方がものすごい上から目線気味だったもんで、読むのを止めてしまったのである。

 

ネットの質問箱とかで聞いてはいけないことなんだろうな…。まあ、知恵袋よりかは万倍マシだとは思うけどさ。

 

その、とりわけ「無意識部分=恐怖・不安優勢」の方のメンタルってとこは、それなりには急がないといかんのだろう。

 

今の所は個人的にはそんなに大したことはしてあげられないので、なんとももどかしくなる。

 

引き寄せとかの話であれば、こちらの書は素晴らしい。

「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいくじん

だが。

 

邦題はもちっとなんとかならなかったのだろうか…。

 

ともあれ。

 

寄せられていた回答の是非はともかく、世に出回っているのは、無駄に意識が高いものか、私は目醒めました系の目線からの、苦しみや悩みは一切なく何でも上手く行きますとかのやつか、フワフワしたお花畑っぽいやつかのト―タルで98%くらいは占めそうだから、こう言う良書を何冊か入れて、ワンクッション入れとかないとなあ、とは思う。

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てなことを思うたのであった。

 

で、唐突に終わる。では。/おしまい。