うつ病の最新情報を知りたい!③
ろりこんにちは。
さて、前回の続きである。
shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com
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「扁桃体 鍛える」を入り口に得た情報により、浮かび上がったプロの方は二人。なんだか犯罪を犯した人みたいだがそうではない。
そうではないのだが、結論から言えば残念ながら「かなり黒寄りのグレー」かなあ、と言う判断になる。
事前に連絡する前に色々とリサーチの網を拡げる。拡げるっつったって、ネットで得られる情報は氷山の一角だ。その人なり法人なりが潤沢な資金を持っていれば、広告会社を利用したり、信者さんを抱き込んで幾らでもステマは打てる。
また、こっちはこっちでネガティブな意見や情報の方に強く意識は引っ張られがちだし、自分自身の思い込みやバイアス、この人ならなんとかしてくれるかも、みたいな期待感なんかも客観的な判断を鈍らせるだろう。
まあ、リテラシーを高めましょうって話になるのだが、これとて一朝一夕には培えない。
何のジャンルにしたって、本質の部分は泥臭い、手痛い失敗経験の積み重ねで構成される。そこに根っこが根付き、幹がしっかりしたものになる。テクニック的なことは、どっちかと言うと枝葉である。
私は大昔散々っぱら、何やらアヤしげな情報商材とか民間療法とかにお金を吐き出してきた口だ。こう言う失敗をポジティブに活かさないと損だし、今は体力的にも精神的にもエネルギーが回復してきたから出来るのであって、少なくとも精神を思いっきり病んでいる時に、こう言う取り組みを無理してやってほしくはないなあ、と思う。
なので。オレが犯る!(すんげえ前置きが長くなったなw)
さてさて、前記事で触れた書籍の著者さんから調べた。ベストセラーを何冊か世に送り出しており、その道では大家である。アプローチは東洋医学的なものと思われるが、勿論どうやってやるの?ってとこまでは分からない。
そのアプローチやノウハウのそのものズバリをこれこれこう言うものだよ、と明言しちゃうのは差し控える。それだけで特定出来てしまう位の人だし、その人をdisることが目的ではない。
表に出ている患者さんの反応や評判は概ね良好。だが、どうもお弟子さんとの間に摩擦や内紛がある模様だ。
伺えるのは、自分のノウハウが絶対正義で、お弟子さんの諫言に耳を貸さず、ましてや患者さんの訴えを「それは好転反応です。」と言って意にも介さないような傲りがやや見え隠れしていること。出た、好転反応。
まあ、自分の仕事に信念を持ち、その人なりに懸命なのは分かる。もし額面通り、その人の言う「(無意識下の)心のエラー」(仮称)を、患者さんから取り除くだけの力量があるのなら提示されている料金は破格とすら言える。
背景となる理論付けもしっかりしているし、精神が弱って判断力が鈍っている精神疾患の患者さんからあからさまに搾取しようと言うヤバい人ではなさそうだが、別の意味でヤバい。
まあ、個人的にその人が掲げる東洋医学的なアプローチでどう好転反応が出るのかは分からないし、ぱっと見インチキサプリみたいにダイレクトに身体に入れるものではないので、なんでそう言う風になるのかは皆目見当はつかない。期待と失望のギャップから生まれるストレスが原因なのかもしれない。
また、暖簾分けしたお弟子さんとて競合相手になるわけで、何らかの意図でお弟子さんがネガティブな情報を流布する可能性はあるだろう。だが、少なくとも私の中ではこれ以上追いかける価値はないかな、と判断した。
振り出しに戻ったがこんなものなのかもしれない。もう一方の専門の人はなんとなく、やはり無意識下の古い記憶を癒していきましょう、って言うセラピーとかヒ―リングっぽい印象があるけど、こっちはバカ高い。理論体系はしっかりしてて説得力と迫力はあり、ふんふん、と読み耽ったのは確かだが。
なお、こうした手法やノウハウを否定する気はさらさらない。だがまあ、なんも高いお金をかけなくたってセルフで出来る次元のものかもしれないし、そこはなんとも言えないところがある。
名指しでリンク貼って自己責任でどうぞ、ってな訳にもいかないし、なんだか思わせぶりな話の流れになってしまい申し訳ありません、としか言えないっす。
さてさて、どうしたものか。
う~ん、しばらく母校の大学の医学部の図書館潜って、国内外の論文を漁ろうかしら。ネットにある論文ってどうしたって数に限りがあるし。まあ、日本語と英語の論文はなんとかいけるけど独語やフラ語はきっちいなw。
一回自分のドタマをfMRIで見てほしいなあ願望もある。たぶん、我が母校の大学病院にも調べたらあるっぽい。だが、そこに至るまでがすげ―メンドくさい。主治医を説得して紹介状をとり診てもらうと言う流れが自然と連想できるけど、はてどうやって?って話になる。
せっかくラポ―ルって言うか、医師患者の立場の違いはあれど信頼関係を築いてきたわけで、個人的な好奇心とか興味メインで紹介状を書かせ主治医を巻き込む訳にもいくまい。
となると論文コ―スだな。意識無意識ってことになると哲学や心理学、はたまた量子力学なんかも視野に入ってくるかもしれない。まあ、それはそれで。
なお、一方で西洋医学で現時点でこの部位をどうこうする方法はあるのか。
ずいぶん大昔、NHKの特番で頭に穴を開けて、暴走しているうつ病患者さんの件の部位に電極を刺し、おとなしくするオペを見たことがある。はっきりとは言ってなかったけど、モニタリングされていた画像を観た限り扁桃体だろうな、とは思った。
いやなんも、こんなロボトミ―みたいなことせんでもと今でこそ思うけど、その当時は私もご多分に漏れず弱っていたので、いくらかかんのこれ、とか、無間地獄みたいに続く苦しみから解放されるにはこんなことせにゃならんの?と絶望した記憶ばかりが甦ってくる。
その後この療法がどうなったかは分からない。確か、ドイツかフランスの病院だったと思う。
この点に関しては確かに、そこまでしなくても大丈夫である。しかしまあ、扁桃体やそれに由来し、ネガティブな感情を再生産する部位を弱める方法は何か他にないのかなあ、と言うところは、もちっと自分なりにもしっかり体験を踏まえて落とし込みたい。
今の所は精神科医、薬剤師、カウンセラーと言ったプロと連携を密にし、自助努力を出来る範囲でやりながら滋養と休養を、ってとこが王道だ。科学で解明されているところはほんの少しではあるけど、一番確実である。
うつ病ならうつ病で、まずは自責とか自己嫌悪、自己否定を繰り返す負のスパイラル…運命の歯車と言うか連環から自身を解放し、自己肯定であるとか、普遍愛や自己愛(普遍愛と自己愛は本質的には同じ。自己愛って―となんだか利己的な響きがあるけど)を取り戻すのが出発点でもあり、ゴ―ルでもある。だがまあ、もちっと頑張らないでこう言うのを取り戻す方法はないもんかねぇ、ってのはすごく感じる。
う~ん、お茶濁し的な内容になってしまった。
では、またいつか更新します。読者様のところにさっぱり伺えずすみません。/おしまい。