酸いも甘いも。ガッツだぜ?w①
どうも!いや、ガッツはほどほどでいいですw。
さてさて、昨日の記事を受け、読者様である切り株おやじ様(id:masuhiro6595)からコメントを頂戴した。
shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com
いつもありがとうごさいます。恐縮ですが引用させて頂き、正しいか間違っているかは分からないけど自分なりの見解を、経験も踏まえた上でお話する。
これは結構深い。
いや結構どころか、生身の身体を持った人間であれば皆、全人類共通して抱える普遍的な苦悩そのものにかなり近い所にある。まあ、同時に私のライフワークでもあるのだが。
最近買って読んでた本を2冊ほどチョイスする。
2冊目は昨日読み終わった。
1冊目の著者である「大愚和尚」はお坊さんyou tuberさんとでも言おうか。すごく一本一本中身が濃いんだけど、どうしても長いのでダイジェストかもしれんが本で一旦俯瞰することにした。
これは今の師匠と2か月に1回の頻度でやってる、健康相談と言う名の人生相談にもまんま繋がる。私のニガテ事例ジャンルである「恋愛相談」も書いてあるやんけ。
それはそうと。う~ん、どっから話そうか…。
私の頭の中がちととっ散らかっているのだが…。一記事だけでは到底語りきれる内容じゃないし、気長に行くか…。だが、ご質問には少しばかりでも触れられる所までは行きたい。
自分事で恐縮だが、私の過去話から入らせていただく。たびたび書いてることだけど。
私はうつ病になり、なおかつヘンな自己治療を施した結果、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールと言うやつの奔流を生々しく体感出来る特異体質になった。
当初はうつ病特有の不快な感情はそのままにさらに上乗せして、とりわけ右脳部の辺りの違和感と言うか、何やらマグマ溜まりみたいな質感が常に恐怖のジェネレータ―みたいになって、ご苦労なことに恐怖感の肥やしを日々せっせと再生産していた。
んでもって、元々メンタル疾患の引き金になったであろうコアのトラウマかなんかは分からないけど、その肥やしで日々たくましくなっていくそいつとタッグを組んで悪役レスラーばりに体内で暴れまくり、私は常にすぐにでも命を絶って楽になりたいと願っていた。
なんだったら実際に、眠剤を6~7錠ほど飲んで、服薬自○を図った。あとはなんだっけな…。首吊った事もあるな。だから、今この記事を書いてる人はもしかしたらこの世にはいないかもしれませんぜ?w
ともあれ、よくは分からないし思い出したら話すけど、何かきっかけがあったのだ。
ほぼほぼ100%絶望してたけど、1%の希望を見いだしたちっぽけだけど、自分にとっては滅茶苦茶価値のあったきっかけが。ホントに何だか忘れた。
漠然とは思い出せるんだけど、もう生きていくエネルギーも枯渇し、毎日ただただ部屋の布団で排泄や呼吸すらも億劫だ…、ってとこにあった時(いや、さすがにタレ流してはいないスよ。おむつをしたことはあったけど)、何か一筋の光明みたいなのがさしたのは覚えている。
頭の中に何だか臨死体験の時に見るみたいな何とも名状し難いお花畑っぽい映像と、そこから「ひぐらし解」みたいな、今のどうしようもない絶望、闇を切り裂く「解」(んなもんあるかどうか分からないし、あるとすれば生涯を捧げる価値はある)のビジョン的なやつ。
既にアヤしさ全開だが、何かの数式と言うか、コ―ドと言うか…。
何らかの言語情報のイメージがぶわ~っと脳内に、そして同時に、眼前に展開された瞬間は確かにはっきりあった。
オレはジョジョのポルナレフか。う~ん、強いて言えば「ランナーズハイ」的なやつかも。
それがなんだったかの説明はつけようがないし、理由はどうあれ意味はどうあれ、私の中ではそれが奇跡であり、ドン底のドン底から這い上がるきっかけになったのは間違いない。まあ、その後でまた震災で死にかけたこともあったんだけど。
だったら、犠牲になった人々の為に、目の前で屍を晒している、何の罪もないのに降りかかってきた地災である瞬間突然命を絶たれた人のために、当時自分の為に生を繋いでくれた人のために、なおさら1日でも生を繋げればならないじゃないか。
まあ、そんな過去話である。だが、やはりそこがスタートだ。目の前のリアル…もちっと手近なリアルまではツゴウよく神様は力を貸してはくれないし、そうだとしたら借りは滅茶苦茶デカくなる。
借金はある。健康はない。
お金の方はお金の方で、私自身にあんまり選択肢も選択の余地もなく、まずは自己アフィリエイトと言うのをやった。
こいつは、クレカを作ったり、あとなんだっけな…。FXの口座とかかな?そいつを開設したりすると運営会社からお金が振り込まれるやつ。まあまあいいとこ勤めてはいたから、当時の信用度の名残くらいはあるけど無職はヤバい。
悪いけど、一時父母に畳に頭を擦りつけてジャパニーズ土下座をし、少しばかりお金を工面してもらったりもした。片方の腎臓を売ろうかな…、とかヤバいことも考えた。
なんか今回私の過去話で終わりそう…w。そうなったらゴメンなさい。ちゃんとこれを踏まえ"他人事"であったり、ご質問にはお答えしますので。不幸自慢じゃないじょ。
で、ハロワ行っていくつか会社の候補を絞る。
「おお!実績次第で月収100マン超えかよ?んで…。なになに?アットホームな職場かあ…。う~ん…。ずっと生き馬の目~抜くみたいな切った貼ったの世界で生きてきたし、楽に稼げるに越したことはないよな…。家族みたいな職場憧れてたんだ…。あったけえなあ…。」
履歴書を書いて応募。んで、面接官のこちらサイドの心象は良く、面接で私は病気です、なんて言ったらさすがに落とされるだろうから、それは秘匿する。
結果あっさり通った。んで、クレカ作るとき、適当にフカシを…いや、そこまでひどくないけど、まあ、年収はこれくらいで、ってとこのある程度のラインを作るベ―スだけは出来た。
と同時に、男としてたった一回の生を享けたんだ、でっかい夢とか野望を持たないでど~するよ?と考え、まずは孫正義さんの本と永ちゃんの「成り上がり」をアマゾンでポチる。
そして、夢なり最終ゴ―ルは、「この世から認知症とかうつ病、その他もろもろ現代病、とりわけ精神疾患のメカニズムを解明する!」ってとこにした。
ここからが私の人生のスタートだったのか、墓場だったのかはもう少し生きてみないと何とも言えんけど、まあ何ともイタいのは確かだ。
孫さんとか永ちゃんに憧れたり、ゴ―ルを設定するとかはいいとして。でもそのゴ―ル、どうやって達成すんの?オウンゴールはやめてね?
そこからはやはり畜生道を延々とさ迷うことになるんだけど、勿論その時はそんな未来は見えないし、絶望の絶望から逆説的に一縷の希望の種を必死に発芽させようとは少なくともしていた。
んで。やはり蓋を開けてみたら、奴隷雇用のブラック企業の釜が開いていたと言う訳だ、ば~ん!
でも、なんだかんだで3年くらい勤めた。勤めて2日でヤバいとこだと分かったので、切り株おやじさんが言われる"防衛本能"が働き、すぐに心の中で一線を引いた。
確かに既に残業や休出はデフォだったけど、仕事帰りの飲み会とかはほぼ付き合わず、逃亡資金だけ一刻も早く貯めようと思って働いていた。
体調やメンタルがヤバくて休んだことは普通にある。上司からガンガン電話が来る。ああ、うるせえうるせえ。
「あ、今病院なんで。後にしてもらえませんかね?」
とか言って。結果、超ブラック企業で言う所の"窓際"ってやつにトバされた。クビにはならなかった。
これが存外ラッキーだった。すんげぇ単調な作業を延々とやるんだけど、もうヤバいくらいメンドくさい人間関係は8割くらい減ったかもしれんし、もうこん時は給料未払いとかしやがったら訴えようと肚をくくったりもしていたが、まあまあ給料は出る。とりま。
んで3年で脱出を図れた訳である。
あ、借金事情には触れなかったけど、自己アフィリエイトで作った複数のクレカでキャッシングをしカ―ド間で自転車操業をしたことであったり、ブラック企業の給料でちびちび返していったり、時々親に土下座したり、司法書士に債務整理の相談しに行ったりで、それは何とか回避してなんとか完済出来たとだけ。
闇金には手は出さなかったとですw。
あとは、ご質問にお答えするタネと言うか、土壌づくりとしての私の過去話はこれくらいに致します。お付き合い頂き、ありがとうございました。
ご質問にお答えする中で適宜、本記事の内容を摘まみ引用しながら次回以降自分なりにお答えしていきます。では。/おしまい。