投資・・・する以前に負けていた話。
- 一週間お疲れ様です。
- 投資には向き不向きがあると思う
- 投資の心理学講座。「プロスペクト理論」とは?
こんにちは。
一週間お疲れ様です。
さてさて、週休二日の皆様は華金ですね。
お疲れ様です。
ここニ~三日で書いた(書き殴った)記事群がかなりやばい。攻撃性すらほんのり帯びている。
過去の怒りやら憎しみやらが迸った表現が散見される。(ヒトゴトのよ~にw)
ストレス溜まってたなあ。
さっきまでくたばってて何もする気にならずようやく、今ブログでも書こうかな、と言う気になったのである。
ただただ畳んだフトンを人をダメにするクッション的に枕にしてスマホぽちぽちしてると、べんきょ~せな、とか、家事せな、とか浮かんできて頭の中が雑念だらけになる。
デフォルトモード・ネットワークとか言ったろうか・・・。この状態は結構ストレスになるのだそうだ。
作業興奮は有名だけど、例えばメシを食って人をダメにするクッション的なものに背中を預けたモードから、さあ勉強だ、仕事だ、と言う軸にシフトする時のスイッチの入れ方を発見出来たら結構すごいことだと常々思う。
今週中くらいから直属の上司が休み、隣のシマのおっさんから仕事をガンガン振られるモードになってて、今日限界に達しゲルニをこいたのだったw。ストレス源はだいたいこれである。
それに肉体労働、みんな手伝わないんだもの・・・しくしく・・・。
職員さんと私ばかりがバケツリレーで奮闘、その横をしれっと利用者がスルーしていったときはさすがにキレそうになりました。
まあいいだろう。
頭を冷やして、冷静になります。(頭痛が痛い的な)
やっとこさ週末ですしね。
あんまり難しい話をすると私自身の思考回路がスパークする。あさっては公務員時代の同僚とB地区、いや、B級温泉紀行である。
でもこの話題、いまいち自分の中で発展性がない。事後だったらキータッチも進むのだろうが・・・。
投資には向き不向きがあると思う
う~ん、投資に関する失敗談でも書こうか・・・。あんまり思い出したくないけど・・・。
自分はまあ、散々株やらFXやらの商材は買った。勿論経済的な困窮からレイズオンタイタニックするためだ。
でも、退職したてでそこそこ貯金があったときも投資の商材は買ったものだ。その時は投資熱はやたら熱かった時代である。
ジリ貧になり、借金してそれらを買うようになると、嫌でも働きに出るしかなくなるのだった。
一つだけ、当たりを引いた。評判もすこぶるよかった。確かな情報筋だった。(アヤしげな響きだが)
反対を言えば、巷にあふれる商材のほとんどはゴ〇同然の内容である。
しかし、入塾(商材と言うより、投資塾であった)は自分的にはかなりの高額。どうする?
その塾の主宰者にまずはメールを打電した。こんな貧乏人にけんもほろろの対応をされるのは覚悟の上だった。
ところが、半額でいいと言う。特待生と言う名目だった。
届いたロジックがすごかった。一目で、ああ、これは極めれば勝てるな、と確信するさるロジック。天才っているんだなあ、と言う発想力に唸った。
まずはデモトレードで結果を出し、そして師匠にリアルトレードに移っていい、と承諾が下りたら卒業である。
実際にエントリーとエグジットを繰り返し、ロジックの独自の波形、シグナルが出たところでエントリーする。まあ、だいたいコケるのだが・・・。
で。
師匠にヘルプを出す。
質問するときは自分の考えとその考えに至った理論背景をしっかり説明しなければならない。んで、だいたいが怒られる。
質問していいですよと言われているのだけれど質問した時点で怒られるのはデフォルトだ。
なんか、その当時より一昔前に放送していたガチンコファイトクラブとか、ガチンコラーメン道とかのノリだ。職人肌なのだ。
塾生は20人くらい。比較的少数精鋭。精鋭かどうかはいまいち分からない。少なくとも自分は。
で、お互い横のつながりも出来、情報交換し合う。
裸のローソク足の画面をキャプチャしたものを貼って、ブログで公開している人もいたので、どう言うポイントで入ったのかを実際にロジックを重ねて検証する。
そんなことを地道にやって、一年くらいでようやく結果が出た。恐るべき数値を叩き出した。フリーザ様のカウンターすら破壊するかのような。
オレってすごいのかも?妙な厨二感に酔いしれる。自己陶酔の極みだ。アホである。
同時に、腰が抜ける勢いで力が抜け、努力が報われたことを祝しビール缶をいくつか空けた。
そして師匠に報告する。
がっつり褒められ、リアルトレードへの移行の承諾が下りた。
いい話はここまでであるw。
リアルトレードになって。
自分がメンタル疾患の癖に、如何に投資におけるメンタル面を軽視していたかを思い知ることになった。それ以前にタネ銭がなかった。
頭を抱えた。リアルとデモはどうやら天地の差がある。現実を知る。
いや、ギャンブル脳を持っている人とか、よほど肝の据わった人だったら別だが、自分にこりゃあ到底無理だな、と言うことを肌身感覚で悟ったのだった。
ビール、モドしたろかw。
結局。
一円たりともリアルトレードにつぎ込むことなくロジックを封印してかれこれ3年くらいになるのである。
要するに私はチキンハート日本代表と言う訳だ。
投資の心理学講座。「プロスペクト理論」とは?
「プロスペクト理論」と言うものがある。
一言で言えば、人間は損をするのが大嫌いなのだ。
例えばであるが、コインを投げるとして表が出たら100万円もらえ、裏が出たら50万円失うゲームがあるとする。勿論コインの裏表が出るのは確率は双方同じで50%ずつだ。このゲームに参加しますか?と言う話だ。
多くの人はたぶん参加しないと思う。そう信じたいw。
しないとして続いて、もし参加しないなら20万円あげます、と言うオファーが出たとする。
ここまで来たら・・・。ほぼほぼ大半の人が「ゲームに参加しない」ことを選択すると思う。
ところが実は、期待値をはじくと、確実な20万円をもらうよりも、ゲームに参加して「100万円GET or 50万円を失う」方がお得なのである。
人は、直感的にリスクが小さく確実な方(でも期待値は小さく実は損な方)を選んでしまうのである。リスクを取るのを厭わない人は「100万 or 50万」の方に参加するだろう。
バフェットさんなんかは基本とても堅実な投資手法だが、基本的にはリスクを取れる人が投資に向く、と言えそうである。
反対に、人は負けが込むと負けを取り返そうと躍起になる。これも「プロスペクト理論」のもう一つの一面だ。
こうして投資の理想像である「損小利大」から離れ、投資に失敗する人は「損大利小」を招いてしまう。
勿論自分も、楽をして稼げるようになれるとは到底思っていないが、そもそも大前提として「損大利小」のサイドの人間だな、と言うことをやる前から自己分析(んな大層なものかね)で判断した。
だから、延々書いてきたこの理論は、私のチキンハートをただただ正当化するためでもある。
結局この時こしらえた借金(しかも現物のトレード童貞)は先日、やっとこさ清算できた。
この投資塾は本当に悪くなかった。デモで素振りをしていた時期は友人も離れてしまっていたからリアルでは誰に話すでもなく、精神科医に熱く語っていた。イタい患者だ。
いや、投資は勧めませんよ、と言ういたって中立かつ冷静な助言に対し私は、いやっ、本当にすごい塾なんです!私はこれで生活していくんです!とか語っていた。
恐らくドン引きしていただろう。
高い授業料であった・・・。
ただ、このデモ練習ではロジック以外の部分で色々大事なことを学べた。結構今の日常生活にも生かされている。だからまあ、若気の至りと言うことにしたい。全然若くないしその当時とて若くもないのだが。
一番の教訓は何より、胸を焼くような借金の恐さであるw。
以上です。では。/おしまい。