「8050問題」への具体的なアプローチをしてみました。
こんにちは。
新潟沖地震で被災された方へ・・・。
昨日、日本海側、新潟・山形地区で大きな地震がありましたね・・・。
心からお見舞い申し上げます。現地の方々の早期のご回復、そして不安が和らぐことを祈念します。
さてさて、ここ二回ほど記事の中でいささか毒を吐いてしまったが、昔の仕事をしていた時期のことを思い返すとムラムラ、いや、もやもやと黒い感情に囚われ、つい毒づいてしまう自分がいる。今いる就労支援の事業所は天国だと言えよう。
今日はどヤンキーのO君が怒って帰ってしまった。陽気な、めったなことでは腹を立てないラテン系の男である。
ずっと作業中独り言を言う人がいるのだが、車いすの細かい作業に集中している時向かいからその人にぶつぶつ言われるものだから集中力が途切れ、椅子をがん!と蹴って出て行ってしまったのだった。
元々は別の人がO君のスペースで車いすの作業をしていた。しかし、やっぱり向かいからぶつぶつ言われるもんだから怒鳴ったりしていた。まあ、気持ちは分かるのだがねえ・・・。
O君は、
「だめだ、オレももたねえ。Kさん(怒鳴ってた人)の気持ちが分かったよ。自分は怒らねえ自信があったんだけどなあ。」
とか言うてた。顔がマジで笑ってなかった。ご愁傷様。
チンパンジー、出ます!!w
さて、今色々と活動の場を広げようとあちこち当たっていた。一つは、寺院で法話、もしくは講話を聞く、もしくは自分も主体的に話に参加したいと言う申し出。
これは一つ目のお寺はじーちゃんが出て、
「んが。(←ホントに「んが。」と言う出だしだったw。)うちではやってないねえ。」
と言うそっけない返事。
二軒目でヒット。お茶飲み話感覚でいいですよ、って話だ。謝礼とかなんとかは必要ないらしい。まあ、私自身がど貧乏なのでそれは助かるが、あんまり足繁く通うのは気が引ける。
もう一つは、全国引きこもり家族会への参加表明(?)である。私の居住地で旗揚げしたとのことであるが、つい3日ほど前に4人ほど集まって初の定例会を開いたのだそうだ。
「8050問題」に対し自分ができることを・・・。
「8050問題」として深刻な社会問題となっている引きこもりの問題。自分もついちょっと前までは引きこもりだった。
色々思うところあれど、どこから手を付けていけばいいのか分からない。誰しも自身の家族・当事者だけの問題とし、世間体をも気にして抱え込んでしまうため恐らく、統計で出ている数値よりも膨大な数に上るかもしれない。
自分も就職氷河期世代なので分かる。本当にこの世代は社会へ出ていく上で、あるいは社会に出てからワリを食った世代だ。社会に出て社会の荒波に揉まれ、人間関係に傷つき、閉じた世界に入り内側から鍵をかけてしまった。
心の中は闇だ。そして社会・世間も冷たい。社会不適合者と言う烙印を押し、知ったような言葉で石を投げつけるだけだ。
自分は曲がりなりにもそこからは脱したが、当事者とは言え具体的にその当人とそのご家族が抱える心の闇にどう寄り添えばいいのか、妙案はない。
思いつくのは、場合によっては精神科医や心療内科医、カウンセラー、行政の力を借りながら、出来る限り多方面からの支援の手を差し伸べることくらいである。
それでも恐らく、自分にできることはあるのだ。小さいことからでもいいから何かを始めたい。そんな思いで電話をしてみたのである。
自分は自分で、経験者として目線を合わせ、寄り添うことくらいはできるかもしれない。でも、そこから脱したと言うことそのものが当人に、ネガティブな感情感覚を引き起こす引き金になるかもしれない。
でも、それを言ったとて堂々巡りだ。いやむしろ、そんな簡単な問題じゃないんだから、それくらい当たり前なのかもしれない。
どのベクトルから、その人の殻をこじ開けるか。社会に対し、他人に対し不信感どころか敵意さえ抱いている人の心の扉をどうやって開いてあげるのか。そこはこれからじっくりと考え、実践し、検証していきたい。この問題に関しては、少々泥を浴びようが傷を負おうが構わないと思っている。
人と人とが心を通わせると言うことに、綺麗事などクソの役にも立たない。体当たりである。勿論最初は優しくね。
そんなところである。では。/おしまい。
>ジョルジョ様 (id:QINGSHUI)
コメント、ありがとうございます!
会社側が家族、と言うことそのものが正直気持ち悪いですw。我々は家族だ!さあ一緒に死ぬまで働こう!ってな感じが・・・。