「睡眠」について真剣に考えてみる。①
- 夜更かしはほどほどに。
- ちゃんと寝てますか?
- 職場・社会復帰の前に。
- 自分に合った眠剤を。
夜更かしはほどほどに。
こんにちは。
午前のうちにとっとと病院へ行こうと思っていたのですがなんだかダルさがMAX。
結局10時くらいにのそのそ布団からはい出し、午後診を受けることにしたのでした・・・。
まあ、夜更かししすぎました・・・。ぐうへへへ。灰になっちまった・・・。
ちゃんと寝てますか?
さて、うつ病に限ったことではないですが、日本人だか全人口だかの4分の1だか5分の1だかは睡眠に何らかの問題を抱えていると言われています。
昨日の仕事場へ向かうときに流れていたニュースでは、うつ病と睡眠障害の話が取り上げられており、さるうつ病と睡眠時無呼吸症候群の合併をきたした患者さんにインタビューがなされていました。
うつ病だと大抵、病中は生活習慣が乱れ時には昼夜が逆転します。 また外へ出るのもおっくうになるので運動も不足しがちで、加えて薬の副作用で体重は増えやすいです。
ここを改善していかなければならないのですが、結構世の精神科医の先生はいまだに事務的に話を聞いて薬を出すだけって人も多いみたいですね。
体重のコントロールやウェイトダウンについては別途またコーナーを設けます。
「消化酵素」と「代謝酵素」と言う、「酵素」の観点からウェイトダウンを仕向けて行き、あとは適度な有酸素運動と筋トレ。その間のストレスマネジメントが骨子です。
職場・社会復帰の前に。
まあ本当に休養滋養と投薬だけ、って時期もありますが、どこかで生活習慣を本来あるべき形態に戻し、徐々におひさまの光を浴びるように仕向けて行かなければなりません。
職場復帰や社会復帰と言った話をまずは抜きにしても、です。天然の睡眠物質であるメラトニンは朝日が必須ですからね。
で、メラトニンの前駆物質で、うつ病になると欠乏するセロトニンもやはりおひさまの光が必要です。
まあ、総じてうつ病患者さんは昔人に回帰すると治りが早い、とも言えそうです。
だからと言って、いきなり今日から外出て運動しましょうとか頑張り出すと、運動できないときに頑張れない自分はダメだ、と自分を責めちゃうのがうつ病患者の陥りがちなパターンですので、あんまり無理はしてはいけませんし焦ってもいけません。
うつ病の治りもたぶん個人差があるので一概には言えないのですが、まずは普通の時間、23時とか0時とかに寝て6時7時に起きる、ってパターンを定着させることが肝要です。
それが難しければ2時間くらいずれたとして9時起きくらい。
昼夜逆転が一番まずいです。昼夜逆転させてエロゲーしまくってた自分だから言えることですw。
でもね~、そんなに自分を厳しく律することもできないんですよね~。
で、律することが出来なかった自分は駄目だ~、になっていく・・・。わかる!わかるぞお!!w
そこら辺。自責・自己嫌悪。自己否定。
そう言うマインドを矯正していくプロセスは今まで記事を作ってきた中にもあるのですが(さーせん、早くコーナー別に整理しなくちゃなあ・・・)、今後一層テコ入れが必要になりそうです。
「まあ、いっか。テキトーテキトー。」
とか思えばいいじゃん、などと外野はそれこそ適当なことを言うでしょうけど、うつになるようなパーソナリティ特性を持つ方にとってはそれは一朝一夕にはいきません。
そう言う意味でうつ病治療は、
「薬+生活習慣の改善+運動(+就労)+認知(行動)療法」
のどれが欠けてもだめだと思います。
就労に関してはこれも徐々にコーナーを拡充しますが、今のところは暫定です。
「焦って職場・社会復帰」
はまた元に戻っちゃいますのでだめっすよ。
自分に合った眠剤を。
さて、睡眠の話に戻ります。
まずはうつ病患者さんに話を絞らせていただきます。
今処方されている睡眠導入剤がなんなのかでも話は変わってきます。
抗うつ剤はなんか同じSSRIならそれであんまり大差がない気がしますけど、睡眠薬は合う合わないがすっげえあると思います。
自分が今処方されているのは、
「ベルソムラ錠(20mg)+フルニトラゼパム(1mg)+レボトミン(25mg)」
です。結構ヤバい量処方されていますけど勿論全部飲んでなくて、ベルソムラとかはさっぱり飲まないもんだからガンガン溜まっていってます。
これ飲むとヘンな夢を見るからイヤなのよね。あんまり効いてる感じもしないし。
お医者さんに要らないと言っておかなければいつまででも出ますw。
「レボトミン錠」は本来統合失調症に使われる薬ですが、眠剤との合わせ技で中途覚醒を抑えるそうです。ピルカッターで4分の1に割ってたまに使っています。
「フルニトラゼパム錠」。こいつは自分にとっては業物レベルで、何時に寝ようととどめを刺しに来る腕っこきのケミカルウェポンです。
余談ですが、よくサスペンスドラマなんかで被害者に盛られる薬はこれが多いような気がするなあ。液体が青いですもんw。割ると中身が青いです。やっぱりもろこれじゃん!w
こいつも半分、もしくは4分の1に割っています。(酒で割っているのではない)
じょじょにうとうと睡眠にスムーズに入って行くと言うよりは、どこかの時点でハンマーでどつかれたかのように意識が飛んでる・・・ような・・・。
でも、仕事がある日ならすっきり起きられます。
送迎の場所までかなり距離がありますので、朝・夕と有酸素通勤できているのも睡眠には功を奏しているのでしょう。メラトニンが関与していると思います。
過去私は他のどの眠剤を飲んでも、一睡どころか下手すりゃニ睡も三睡もできないくらいの重度の睡眠障害になったことがあるのですが、そんな「ふるに」はそんな私にとっては福音となりうるものでした。
まあ、私の場合は一時は廃人になりかけていたので、それでもしばらくはだらだらと生活リズムを改善させなかったんですけどねw。
これは薬が強いとか弱いとかではなく、効果が早く現れるかか、ゆっくり効いてくるかとかの違いです。
薬剤師さんに、
「これ、強くないっすか?」
と聞いたら、「ふるに」であっても量を調整することで強い弱いはコントロールできますよ、ってことでした。
だから、自身に合った眠剤を選ぶことはすごく大事だと思います。あとは強すぎれば割るなり量を減らしてもらうなりすればいいです。
で、今ある程度健康を保っている方で、うつ病など精神疾患以外で今そう言う病にならないか不安を抱えている方にも。
現に今、すっきり寝られず、あるいは寝てもすぐ起きたり、眠気が昼(あるいは夜)残ったり。寝つきも悪いとか。睡眠障害には様々な形があります。
すべての共通解が睡眠剤とは言いませんが、睡眠は健全でパワフルな社会生活を持続的に送る上では最も大切な要素の一つです。
無理せず、一時的に眠剤の助けを借りる、あるいは無理せず心療内科の門を叩く勇気は大切です。
周りの声とか目~とか、会社にばれるとかもうこのさい、どうでもいいじゃないですか。(まあ、自分目線だから言えることなんだけどね)
必ずしも重篤な病に繋がりうるものではないかもしれませんが、基本普通の人は医学に関してはド素人なんですから、くれぐれもそれからの人生を棒に振るリスクと冷静にはかりにかけて判断してくださいね。脅しではなく。
通勤について、歩くことに少し時間とエネルギーを割いてみるのもいいかもしれません。ドラスティックな変化は要りません。ちょっとでいいです。多忙なのにそれはしんどいでしょう。
勿論他にも、日々のストレスマネジメントをしっかり学んで実践すること(溜めないで発散する・レジリエンスを身に付ける・瞑想やリラクゼーションをする・気晴らしをするなどなど)。よく食うこと。(たまには豪勢な血の滴る肉とかね)音楽を楽しむこと。日記をつけたりブログを書いたり発信したりして自身を客観視すること。職場以外の人間関係やコミュニティを作ること。パートナーやご家族を大切にすること。趣味を楽しむこと。
・・・オレは説教おじさんかッ!!w
人生のおどけた面にも目を向けると言うことですね。
一日の時間は限られています。やることは山のようにありますが、それでもブラック企業はとっとと辞めた方がいいと思うなあ・・・。
なぜか最後はブラック企業の話で終わるのでした。
では!/おしまい。
>面白マンガ道場様(id:falchion9)・・・コメント、ありがとうございます!私は「波動」を金髪のこいつに教わりましたw。