蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

「モンハン」に学ぶ弁証法的な学習。①

  • 才能を開花させるカギとなるものって?
  • 小さな成功体験と数多の失敗と
  • 「モンハン」に学ぶ学習法

 

こんにちは。

 

今日は「引き寄せ」話からはちょいと外れて、お勉強の話をしたいと思います。

 

ただまあ、昨日の記事後半で触れたような、その人の才能とか、天才性とか。そんなすごい潜在能力を引き出すには?ってところに・・・触れられたら・・・い~な~。(遠い目)

才能を開花させるカギとなるものって?

 

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shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com

 

 

まず大前提として、人は無限の可能性を持っていて、誰でも才能を開花させることができる、と言うのは綺麗ごとでも、なんだかエセ自己啓発屋さんの売り・煽り文句でもない、と言うことは様々な、経験も踏まえた知見により証明されてきています。

 

自分はまあ、天才でも何でもありません。

 

ただ、自分にも眠っている宝があると言う意味で、自分を信じて努力は・・・まあ・・・まだまだ足りないかなあ・・・。

 

正しい選択と正しい努力が出来ているかはわかりませんがそれでも人生に無駄はないでしょうw。そんな軽い気持ちで、好奇心先行でやっています。

 

で~です。

 

私の今手掛けている課題から派生させて、その辺の話を展開していこうと思います。

 

すみませんが、昔話に付き合ってやってください。

 

自分は今数学と英語、あとは物理を手掛けています。と言っても高校数学・物理です。もともと高校では理系でした。だからまだまだ手習いです。 

 

shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com

 

当時は基礎解析と代数幾何、ってのを高2までに文理共通でやって、高3で文系クラス・理系クラスに分かれて理系クラスは微積と確率統計をやっていたんですね。

 

高校の前半パートくらいまでは数学が得意でした。なので、理系に進もうと思っていたんです。暗記もの、特に社会には強いアレルギーがありました。

 

しかしです。

 

確率は今は数Aですけど、当時は私は高2の時に遊びすぎてしまい、高3では基礎が全くなっていなかったため授業はちんぷんかんぷんでついていけませんでした。

 

で、分からないもんだから余計に勉強が嫌いになっていくと言う地獄のスパイラルへはまっていき、ますます落ちこぼれに拍車がかかっていったのです。

 

そして、迎えたセンター・・・いやいや、共通一次試験。(私の現役時は共通一次からセンターへ移行する切り替えの年でした)

 

直前に受けた東北大模試(理系)。

 

・物理:150点満点中3点

・数学:200点満点中15点くらい

 

他は忘れましたw。

 

偏差値は27くらい。取ろうと思ってもそうそう取れないような成績を取ってしまったのです。

 

屈辱を味わいながらも(自業自得です)、共通一次土壇場で文転と言う暴挙に出て、東北大文学部と宮城教育大学特別数学を受験。(共通一次はまあまあよかった)

 

どちらも落ちました。

 

その時、未成年の癖にタバコをふかしながら思いましたね。

 

「オレの脳みそに文明を叩き込んでやる!」

 

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そして、心機一転。代〇木ゼミナールに入学w。

 

あとは・・・一年ガリ勉して、幸運にも東北大の経済学部に入学。この時は数学が助けてくれました。

 

その後も、経済学って結構数学を使うので、数学に色々な場面で助けられました。

 

何より、数学アレルギーがなく、かつ、理系コンプレックスをヘンにこじらせていたせいか、なんだか難解な数式などを見ると、訳分からなくても妙に中二病的な得体のしれない魂の揺さぶりを感じてもいたのです。

 

大学卒業後は銀行に就職しました。

 

銀行では、証券部門があり、証券アナリストと言う数学や統計を駆使した証券分析をする資格保有者が優遇されていました。

 

これを目指してみよう、と当初思ったのですが・・・。

 

銀行はなんと言うか・・・。勿論世間的にはお堅いイメージですけど、その背景として内情は銀行の体質ってめちゃくちゃ保守的でかつ、体育会系なんですよね。

 

今風で言えば労働環境もブラックでした。労基署に踏み込まれてもぎりぎり大丈夫なラインまで居残り、あとは今だから言うけど貸付の稟議書を持ち帰って、デニーズでメシをふにふに食いながら稟議書書いたり、独身寮の部屋で同じく書類と格闘する日々が続いていたのです。

 

勿論勉強どころではありません。まあ、要領のいい人は隙間の時間を見つけて勉強するんでしょうけど、私はそんなにいいわけでもありませんでした。

 

結局、銀行員としてのメリットって給料がいいことぐらいだよな~、ってしか思えなくなり、2年で辞めました。

 

あとは一年勉強して公務員試験を受けて合格。この時も数的・判断推理やミクロ・マクロ経済学で数学を使う問題で点数が稼げたのです。

 

自分って数学、結構イケるんじゃね?ってなんか思い込んじゃったんですよねw。

 

公務員はまあ・・・。うつ病を発症したものの12年ほど続きました。

 

その間、数学は実務ではあんまり使わなかったですけど、趣味でパズルを解いたりしてました。

 

うつ病を発症して退職後は退職金と傷病手当金(お役所辞めると失業手当は出ません)を食いつぶしながら、FXの勉強w。

 

ただ、すごい画期的なロジックで、門外不出になってるもんだから、デモと検証にはずいぶん熱がこもりました。

 

で、師匠からお墨付き、つまりリアルトレードの許可が出ます。一年くらいかかりましたかね。

 

小さな成功体験と数多の失敗と

 

で~です。

 

怖気づいちゃったんですよねw。実際にお金を使ってトレード、と言う段になって、自分にはリスク・資金管理とか以前に、肝っ玉が据わってないと言う入り口にも立てないネックを抱えていたのです。

 

今でもそのロジックは動いています。よほどお金に余裕がある時に運用を考える、と言う選択肢になるでしょうね。いつのことになるかは全く分かりませんが。

 

ただ何にせよ、物事の本質を突き詰めて考え、分析することについては、自分はそれなりに結果を出せる、と言う小さな自信がついてきてもいたのです。

 

大きな成功はないけど、小さな成功体験を作ってきてもいた。それが自信をもたらしてくれてもいたのです。

 

で、今に至ります。

 

自分に数学とか物理の才能があるのか?と言ったら、そんなものはきっとないですw。ただ、やってて楽しい。好奇心に紐づいているからです。

 

左脳右脳を同時に使い、イメージを駆使し、視点を変え、試行錯誤する。この泥臭い取り組みが、高校当時は我慢も足りず節操もなかった自分には向いてなかっただけみたいなんですよね。

 

だから、何はともあれ、好奇心に紐づいた理系科目をきっかけは何であれこつこつ継続すること、少しずつレベルの高い問題に取り組んで解けるようになっていくことを通して自信を培うこと。シンプルにこれだけのことに取り組んでいるにすぎません。

 

一番のきっかけは去年の10月くらいですかね。下記の書籍に出会ってからです。 

 

 

高校数学でわかるフーリエ変換―フーリエ級数からラプラス変換まで (ブルーバックス)

高校数学でわかるフーリエ変換―フーリエ級数からラプラス変換まで (ブルーバックス)

 

 線形代数とか、相対性理論なんかもあります。数Ⅲに触れて20年以上経っていましたが十分理解できるすぐれものです。

 

量子論はなんとなくわかるけどそれを数学的に裏付ける量子力学は~、って思っていたので、大いに好奇心を駆り立てられました。

 

「モンハン」に学ぶ学習法

 

大学入試レベルの数学と、大学理系で取り扱う数学は大きな隔たりがあると聞きます。ただそうだとしても、延長上にはあるし土台がしっかりしていないと始まらないので、こつこつやります(笑)。

 

数学にせよ、なんにせよ、勉強は「モンハン」的にやらなければならないんです。「突然何言ってんだ?」って感じかもしれませんがw。

弁証法のロジックってーのがありますね。何かってーと、例えば次のような感じです。

「自分は〇〇について〇〇だと考えていたけど、先生はこう言う考えなんだな?この違いを生むものはなんなんだろう?待てよ?先生はああ言ってたけど、△△な場合はどうなんだろう?」

 的な奴です。

 

何かと言うと、まず自分なりの仮説(テーゼ)があって、そこに先生の意見(アンチテーゼ)が出て来ます。

 

それらがぶつかることによって止揚が起こり、新たな仮説や疑問が生まれてきます。こうやって生まれたものをジンテーゼというわけですが、そんな小難しいことはともかく、こう言う対話は、

 「仮説検証」

のプロセスが踏まえられていることがお分かりいただけると思います。

 

先述の投資にせよ、数学にせよ、泥臭い、ストイックな「数の勝負」です。成功と失敗、いや、最初はどんなロジックでも失敗がほとんどでしょう、そして、成功よりしばしば失敗の中に教訓が多く含まれています。

で、これを「モンハン」に置き換えてみる。少々強引ですけど。

 

やったことがある人は分かると思いますけど、あれって同じモンスターをひたすら狩りますよね。しかもあれって他のゲームと違って、レベル上がりませんよねw。

 

でも、やればやるほど楽に倒せるようになりますよね。

 

ちょっと例を。

 狩りに行く  ⇒ 即死する
 同じ敵に挑む ⇒ がんばるけどやっぱり死ぬ
 同じ敵に挑む ⇒ 必死こいてギリギリ倒す
 同じ敵に挑む ⇒ 前よりちょっと余裕もって倒せるようになる
 同じ敵に挑む ⇒ 行動パターンが読めてくる
 同じ的に挑む ⇒ 楽勝で倒す
 同じ敵に挑む ⇒ 効率とか考えだす

 

概ねこんな感じです。

 

当人は無意識かもしれませんが、こうすりゃ楽に倒せるんじゃないかとか、この行動の後にはこの攻撃をしてくるんじゃないかとか、自分なり仮説を立てて、敵に挑んでいるわけです。

 

強い敵なんか、最初は足に当たっただけで即死するじゃないすか。最初はなんて鬼畜ゲーだ、って思ってましたけどね。

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で、うまくいったりいかなかったりして、 最後にはノーダメージで倒せちゃったりする。

 

「仮説⇒検証」の結果がそこにあるわけです。

 

自転車乗るのだってそうですよね。何回も失敗して、何度も転んで、こうすればうまくいくだろうとか、こうしたからうまくいかなかったんだろうとか、 何回も考えて、何回も仮説立てて、試してみて、そしてようやく乗れるようになるわけです。

 

「平凡なものを緻密に見れば、非凡なものが見えてくる」

 

これは東山魁夷氏の言葉です。非凡なものを見れば、もっとすごいのが見えてきそうですけどね。

 

そう考えるとわくわくしませんか?私はしますw。

 

過去話が多くなりました。

 

次回以降はもう少し掘り下げた話をしていきますね。

 

では。/おしまい。

 

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