あたたかなひだまりのような人間になりたい。③
- 都度、初心にかえる
- 当事者目線をたいせつに
- 「生きづらさ」を抱える人々
こんにちは。
さて、自己肯定と自己受容と言うテーマで前回、前々回と記事を書いたのですが、「自己受容」と言うテーマで検索かけたら、以下の書がヒットしました。
スピリチュアル系ですね。
自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法
- 作者: ティール・スワン,奥野節子
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2016/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あとは加藤諦三先生の本も併せて注文。
と。
思いましたがなぜかリンクを貼り付けられず。
ご興味のある方は前回の記事をご覧ください。
「なぜあなたばかりつらい目にあうのか?」
と言う書です。
shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com
都度、初心に返る
そんなこんなで。
どうにもこうにもメンタルが弱って困り果ててしまうような場面で、自己肯定とか自己効力などと言ってもなかなか厳しいものがあると思います。自分を信じることさえ難しくなるでしょう。
そう言う理想と現実のズレが大きく生じた時にどうするか。
歴史上の偉人さんは言います。
「絶望などない。絶望する人間がいるだけだ」
だったかな?まあ、分かるっちゃあ分かるんだけど・・・。
私はうつ持ちですので、本当の病みの真っ最中、そしてじょじょに回復基調に入っていく上での、心や自分の保ち方を都度やってきた過去はあるにはあります。
でも未熟なので初心を見失うんですよね。
自分がもう人生に絶望しか見いだせなかったとき、頑張れ!だとか、あなたよりもっとつらい人はいるんだよ、とか、毎日寝てばっかりで年金もらえてうらやましいよ、とか、死にたきゃ勝手に死ね、とか言う人しかいない中でどんな言葉をかけてもらえば嬉しかったのか?
前にも書きましたが、これこそが「初心」だと思います。
当事者目線をたいせつに
当たり前のことですが、人は育ってきた環境も、今置かれている状況も、考え方も価値観も生き方も生きざまもすべて違います。
こう言う方法を試したら少し楽になったよ、的な話は出来ても万人に通用する手段ではなく、時に押し付けになってしまう危険性もあります。
私はあんまりしっかりとしたカウンセリングと言うものを受けたことがないので、現場のそれはどう言うものなのか?と言うことに関しては非常に興味はあります。
ただ当然医師もカウンセラーも人間ですので、ご自身の目線でものを言っちゃうことも往々にしてあるでしょうしね。
私自身はかなり思い込みが強い人間でしたので(今でもそうかw)、うつ病を根絶してやる!みたいに、「進撃の巨人」ばりに思ってた時期があって、医学部の社会人編入のための勉強をしていた過去があります。
無職で勉強してて、じょじょに借金も増えていき・・・、と言う有様で、でも必ず成功してやる!みたいに思い込み、当時の主治医にもそんな感じのことを息巻いていました。アホですよね。
こう言う苦しい時期は、心が弱って正常な判断能力を欠いてしまうことがあります。合理的な判断が下せなくなるんですね。
まあこと自分のことに置き換えれば、言い訳にしかならないんですけど、他の方のそう言う判断を自分は決して責められません。
でも、世間一般の人は自己責任でそうなったんだべ?と好き勝手に批判します。
そう言う社会のセーフティネットとか、医学・心理学、もしくは他の学問をも併せた学際的・総合的な研究、それを支える財政的な基盤。マンパワー。
もうありとあらゆる手段を使わないといけないので、こころの病と言うのはなかなかに手ごわいものがあると思います。
勿論、何よりご本人の治りたい!と言う意思が大事なのはどの病気も一緒でしょうしね。
私自身の人生そのものとも切っても切り離せず、人生の目的、指針みたいなものともがっちり紐づいていますので、今後も学びと実践を踏まえ、今できることを随時発信していきます。
その際には勿論当事者目線を意識することを肝に銘じます。簡単なことではないですけどね。
「生きづらさ」を抱える人々
平成が終わろうとしています。
今後日本の生産者人口はますます細り、少子高齢化が進展していく中で、多くの人が「生きづらさ」を感じる世の中になっていくであろうことは濃厚です。
若者は都市部に集中し、もしくは海外、とりわけ欧米やアジアへ出ていく人も増えるでしょうね。日本の未来は明るい!とはちょっと言えない状況になってきています。
そんな中で自分はどんな役割を果たしていけるのか。そんなことを自分に問うていました。
報恩の精神、と簡単には言い切れません。生きていくのが精一杯、と言う日々を送りながらも、精神疾患を患った自分だから出来ることは適宜、追求していこうと思います。
なんだか所信表明みたいな記事になってしまいましたが、以上です。
では。/おしまい。