蒲焼きと檸檬と娘のサロン

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安易な若者叩きはどうなのかなあ。/ブラック企業には気を付けて。

  •  盲目的で安易な若者叩きの論調と自己責任論
  • ブラック企業には気を付けて!(できれば逃げて!!) 

 

こんにちは。

 

読者登録をいただきありがとうございます。

 

目下申請や閲覧が追いついておりませんが、今しばらくお待ちください。

 

さて、私事でアレですが、2月18日から仕事をする前段で、私生活がなかなか締まらず大丈夫かねえ・・・、と思っています。起きてメシを食うまでが長い。

 

まあそれでも、ひところより眠剤が8分の1とかですので、悪い方向に極力考えないようにはしています。

 

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仕事が始まっちゃえばそれをペースメーカーに出来ますが、もともとオンオフのギャップが大きい人間ですので、休みを大事に使えなさそうで嫌ですw。

 

盲目的で安易な若者叩きの論調と自己責任論

 

さて昨日、生産者人口が減ってこの先・・・、みたいなことを書きました。確かに展望は直感的に見てもあまりよくないのかもしれません。

 

若者が都市部、とりわけ首都圏へ、あるいは欧米やアジアへ出ていきと言った流れを踏まえ、高齢者や壮年期の世代を中心に、いわゆる「最近の若者は・・・」の枕詞で始まる若者叩きの論調があります。

 

曰く、「最近の若者は自分本位だ。」と。

 

高齢者の方々は戦後まもなく、何もないところから日本を復興させる原動力になってこられました。勿論経済的な後ろ盾などありません。大変な苦労をなさってこられたことは勿論承知しています。

 

でも高齢者の目線で、若いころの苦労は買ってでもしろ、と言う風な論調で若者を批判することはちょっと違うと思うのです。

 

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そもそも、昔のように「頑張れば報われる」のでしょうか?今の若者を取り巻く状況や環境はそんな得体のしれない不安が取り巻いています。

 

徒労に終わるとしか思えない日々の苦労や努力をいつまでモチベーションを保って続けられるのでしょうか?それでもそう言う世代の目線で今の若者は我慢が足りない、と批判してよいものでしょうか?そこは疑問が残ります。

 

世代ごとの溝と言うのはいつの世も世の常です。出来るだけ中立の目線を保ちたいのですが、私とて障碍者で生活を働き手の皆様に支えていただいています。

 

これからご自身の生活を支えてくれるのは他ならぬ若者であると言うことは、どこか頭の片隅に置いてもらいたいのです。いくらご自身でその権利を積み立ててこられたとは言え。

 

若者を取り巻く環境。とりわけ労働集約型の職業に見られる労働環境のブラック化。貧困は自己責任だと断じ、不安を煽りその心理につけ込んで搾取しようとするなんだかアヤしい人たち。

 

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こう言う人たちはこっちへ来れば甘い汁が吸えるよ、社畜しなさい、と言うニンジンをこれ見よがしにぶら下げます。

 

貧困や病気、積み重なる日々のストレスなどで正常な判断能力を欠き、さらには人生経験もまだ積んでおらず、誰も守ってくれない若年層が飛びついてさらなる不幸を招いたとて、誰が自己責任だ、情報弱者だから悪い、と糾弾できるのでしょう?

 

だいたいそもそも、なんで糾弾などと言う発想が出てくるんでしょう?恵まれた環境や保障、経済的な後ろ盾に守られている人の戯言です。

 

嫌な世の中になってきたなあ、と感じておられる方も多いでしょう。他者と自己との垣根を高くして生きざるを得ません。

 

そんな中で自意識を、自尊心を保ち生きる、と言うのは至難の業のような気もします。とりわけ若い方には一層強くそれを感じるのです。

 

自分の身は自分で守らなければならない。当然の不文律なのかもしれませんが、高齢者・壮年期の方が生きてこられた時代とは違った形での生きにくさと言うものが浮かび上がってきます。

 

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不確実で、昔ほど目に見えて努力が実を結ぶ、将来・人生設計を明確にイメージできる世の中にはなっていないわけですからね。

 

ブラック企業に気を付けて!(できれば逃げて!!)

 

何億円もかけて、20年とかの年数をかけて育ててきた若者を大切にせず使い潰すブラック企業

 

非正規社員は身分も不安定で、生活基盤を安定させることができないし、正社員であろうと経営幹部候補と言う名目で雇用し、やりがい搾取をします。時代錯誤な精神論・根性論ではメシは食えません。

 

自分の仕事が終わったら他の仕事や上司の仕事を手伝うために残業が常態化する、そもそも残業代も正当に支払われない。休みもろくにない。オレたちの時代はこんなの当たり前だったんだ、などと吹き込まれますます身体と精神をスポイルしていく。

 

まあ、先日の炎上動画のようなのはマズいですが、第三者の正義と言うのは怖いですね。個人情報を特定してネット上に晒す。なんだかなあ。

 

そう言えば、私もブラック企業に勤めたことがありました(笑)。個別指導の学習塾の管理者です。

 

経営幹部候補としてうつ病を隠して採用されました。(それはまずかったのですが・・・)

 

求人票は「アットホームで笑顔が絶えない職場です」のうたい文句で、出来高払いの給与体系(高給)が連ねてありました。よく動画なんかで観るパターンです。

 

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実際に仕事が始まって3か月の試用期間があったのですが、最初の数日は午後2時から始まって夜の0時までの勤務。日曜日だけ休み。それがじょじょにエスカレートしていきます。

 

冬期講習が始まるので毎日朝から出てほしいと言われます。そして、夜の3時くらいまで、生徒たちが帰った後も居残りで準備をします。そして家に帰り、ちょっと寝て出勤。幾度か泊まり。無給。

 

「楽しいよねえ!楽しいデショ!?」

 

となんだか有無を言わさない、反論を許さない雰囲気の洗脳めいた言葉や発破を、目が半分イッた感じの塾長にしばしばかけられます。こええよアンタ。

 

もともと精神を病んでいたこともあり、疲れても来て小さいミスが出てくるように。すると、使えねえだの、無能だのと大声で罵倒されます。そこはミスしたんで仕方がないな、と思って挽回しようとします。

 

しかしだんだん小姑みたいな言いがかりをつけられたり、どう見ても業務に必要のない書類の提出を何度も求められ、本業を圧迫するように。そして・・・相変わらず無給w。

 

たまらず逃げましたね。

 

試用期間が過ぎていましたが、お前がダメだから給料出さないんだよ、分かる?とか言われるし。やばいなここは、と第六感が告げていましたw。

 

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ある日。病院へ行きます、と言ったら、「はあ!?」と言い目を丸くしていました。「じゃあ明日から来なくていいよ。」と放り出されました。

 

結局、無給。

 

その間薬も飲めなかったので病状も悪化し、当時の主治医にボロカスに叱られ踏んだり蹴ったりでした。

 

「3か月の試用期間」だろうとなんだろうと、労働の対価は払わなくてはいけないのは労働法にも定められていますし、休憩やら休日やらも返上だったので・・・、と。

 

まあ、これ以上は言いますまい。まだブラック企業が社会問題化するちょっと前の話です。

 

けっきょく。

 

ブラック企業には気を付けて、と言う話で終わってしまった。

 

では。/おしまい。

 

 

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うつ病闘病記(仮称)■
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