蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

アニメの円盤の生々しい話。

どうも!

 

さて、アニメをぼや~~っと尻子玉総放出状態で観てて思ったんだけど、アニメ制作会社や関わる人の収益構造、まあ総じて言えばお金の流れってどうなってるんだろうな~と言う素朴な疑問に行き当たった。

 

いや疑問と言うか、断片情報はいくつかあるわけだけど、その点と点を線にする試みを取りたいとふと思った。

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先だっては京都アニメーションの凄惨な放火事件があったばかりである。まだ募金をしてないのだが、近日中に振込をしておこうとも思ったのであった。

 

さてさて。

 

よく現場のアニメーターは薄給だと言う話を聞く。

 

色々調べてみると、ブラックな労働環境にありながら入ってしばらく月給11万とか12万とかの世界であり、年収ベースで言ったらボーナス併せて200万とか250万とかの世界らしい。

 

アニメ関連の専門学校を出て、希望に胸を膨らませて入社したとする。でも、これはあんまりだ。やっとこさ生活できるレベルである。

 

やり甲斐かお金か議論はよくなされるけど、やり甲斐を主張するのは多くはシルバー層のような気さえしている。あと経営者とか。これはいけない。

 

いかな搾取構造があるのかないのかまではリサーチしてない。何がクールジャパンだ、とも思う。介護の現場なども同時に脳裏を掠める。

 

ともあれ、お客様は神様では断じてない。断じてないが、お客たる私含めたアニメファンはお布施と言うものをしなければならない・・・のだ。(あ、義務じゃないですよ?w)

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俗に「円盤」と言う。アニメ作品を収録したブルーレイディスクなどである。

 

これが5,000枚以上売れると言うことが、続編である二期三期の製作の概ねの目安となる。

 

ただ最近はもうちょっとここの数値は下がってきているか、少し流動性が出てきている気はする。

 

これが制作会社含め関係者の命綱ともなろう。だが、名作が必ずしも高いセールスとストレートに関連づくとは限らない。

 

名作かどうかを決めるのは主観によるところは大きいけど、結構レビューサイトなどは多数あるので、ある程度客観性を持たせた判断も可能なのではないだろうか。

 

ともあれ「お布施」を促進するために、制作サイドは講じるところはあらゆる手段を講じる。声優さんのイベントだったり、特典だったり。ライブの応募券などが入ってくる場合もある。

 

だからまあ・・・。買わなくちゃいけないんだろうなあ・・・。(遠い目)

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でも、正直お客様サイドとしてはほんっと、よりどりみどりだ。数多あるアニメ作品の中で、同時進行で視聴を回すアニメが60とか70とかになってるネッ友さんも過去にいたw。

 

私はまあせいぜい3~4作だが、一日に観れる時間はあまりにも限られていて、せいぜいアニメ視聴に割ける時間は1時間と言う所だ。あとは忘却とのせめぎ合い、つばぜり合いとなるw。いやマジメに。

 

そんな中で、潤沢な軍資金がある人だってそうそう、よし!円盤買うぞ~、これもッ!これもッ!!って感じにはそうそうならない。きっと。

 

一枚11,000~12,000円。ぞれが1クール(=1クール=「12話」くらい)3枚くらいなので、全部買うと3万を超える。

 

私なんざは絶賛ド貧乏なうなので、今日び色んなアニメサイトを覗けば観られるアニメをわざわざ円盤ベースで買おうとはまず思わない。思っても一作キメ打ちだろう。

 

そこで円盤を買うメリットって何だろう、と考えてみた。そのうちの一つは、制作サイドとの相対的な距離感が埋まることなんだろうな、と思う。

 

私だってイベント参加したいし、フランシュシュのライブ行きたいし、フランシュシュのライブ行きたいし、フランシュシュのライブ行きたい。

 

だからまあ、群雄割拠的な数多ある作品の中からどんなチョイスをするも、そもそもチョイスをしないもそれはお客たる我々の自由選択である。そこら辺の本質そのものは通常のビジネスと大差はきっとない。

 

だからまあ・・・。「オタクが経済を回す」論はある意味正しいと思う。売れる円盤はがっつり売れるわけだし。

 

勿論円盤だけではないんですけどね。アニメサイトからだってお金は回るしグッズなんかもあるし。

 

さて、近年だと、メガヒットを飛ばしたのは「ゾンビランドサガ」と言う作品がある。私が先ほどフランシュシュのライブ行きたい!と喚いていた、そのフランシュシュと言うアイドルグループの活躍を描くアニメだ。(ざっくり)

 

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だが、これが一枚岩の構造ではない。私なんてこの作品に触発されて職安に行ったくらいだ。(ダジャレっぽいけど)

 

まあその後も、この作品には随分背中を押されている。

 

泥臭いんだけど、マインドフル的「今、ここ」で「さあ!立ち上がれ!」的な内容。

 

構造はシンプルだけど、「今、ここ」の悲壮感が訳あって半端ない。そんな作品である。

 

私なんかは精神構造が単純だからいたく感動し、まあ円盤を買うとしたらまずこれだろうな、と思っている。あ、買ってないことがばれてもうた。

 

この作品は実に1巻が22,000枚以上売れた。

 

2018年アニメTOP10!売上、アンケートなどのランキングTOP10をまとめてみた

 

う~ん、販促記事なんかでは断じてない。生々しい話になってるけど。ともあれ。

 

10,000枚くらい売れれば今日び大ヒットと言えるだろう。オリジナル作品ともなればなおさらだ。

 

てなわけで。もう少しリサーチしてから書くべきだったと思うが、書いちゃったものはしょうがない。薄っぺらい内容になってしまった。(本当に反省してるのか?w)

 

「クールジャパン」を画餅にならないようにするのは下支えとなる経済の活性化が必要だ。政治の失敗論も自己責任論もどっちも極論なんだけど、ともあれ今回考えて、アニメ業界活性化のために間接的にでも汗をかこうと言う気にはなった。

 

そんなところで締めさせていただきます。では。/おしまい。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!どっちもたぶん正しいんですよね。あんまりくっそ真面目なのも疲れますし、ほどほどに自身を労わらないといけないと思います。アメリッシュさんもご無理はなさらず!

 

>ちゃんこ様(id:chanko_bamboo 

 

コメントありがとうございます!季節の変わり目と冬期はメンタル疾患には厳しい季節です。はい、虚淵さんファンです。ぜひ観てみます。

 

モカリーナ様:(id:mocharina09  

 

コメント、ありがとうございます!

 

ありがとうございます!もうちょっと、自分を労わりたいと今回は思いました。モカリーナさんもご無理はなさらず!

 

 

 

 

 

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自分に勝ち続けると言うこと。

どうも!

 

さて、仕事を休んでしまった。体調が悪いとか急用が出来たとかではなくずる休みに近い。いやまあ、精神的な問題だから厳密には前者の理由に当たるだろう。

 

私は過去にうつ病と全力で闘った結果、後遺症を残してしまった。しばしば人は過去や他人のことなど、変えることができないことで悩んでしまうものだけど、時折ふっと、その後遺症の症状に心が強く引っ張られてしまうことがある。

 

だからまあいっか、と、会社に急遽電話したわけだ。まあ、しょっちゅう休んでたらヤバいけどたまには。

 

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「自分に勝ち続けること」と言うテーマを掲げた。これはとっても意識が高い話になりそうなのでそこは十分に注意したい。

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自分に勝つことこそ最も偉大な勝利である。数々の歴史上の偉人さんが口をそろえて言う中で、私が真っ先にイメージするのはブルース=リーである。

 

ともかく、このフレーズをちょいと実体験も交えて突き詰めてみる。

 

自分の中にはすべての答えがあると言う。ええ、んなわけねえじゃん、自分なんかがそんなにすごいわけがないだろう、と昔は思っていた。

 

いや、今だって全然すごくなんかないんだけど、無限の可能性みたいなものは私だけではなく全ての人の中に隠れていると言うことは色々な文献を紐解いて分かってきたことだ。

 

人を人らしく人たらしめるものは自我である。自我は全体の中の一部の象徴だ。それがいいとか悪いとかではなく、それゆえ人は未熟で不完全である。人は決して一人では生きられず、誰かを生かし誰かに生かされる。

 

まあ、そんな人生観、世界観めいた話はなんとなくイメージとして漠然と捉えていればいいんだけど、自分が他者や、オオゲサに言えば世界、ひいては宇宙(?)に対し何ができるか、と言う観点を軸に入れると、自分のオリジナルの存在意義みたいなものが見えてくるだろう。

 

自分に勝つ。ここに話を戻すけど、これは難しい。頑張れば頑張るほど、心理的ホメオスタシスと言うものが強烈に働いて現状に引き戻そうとする。

 

お願いマッスルしても、勉強しても、バリバリ仕事や家事をこなしても、変わろうと思っても、人には常に潜在的に現状を維持しようとするブレーキが強烈にかかっているし、かかってもくる。

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なぜなら現状に留まることが安全だと脳みそは思っているからだ。んなあんさん、そんな頑張って変わろうとしなくたって生きられるやん、まあガムでも噛んで落ち着きや?と脳みそはおっしゃる。脳はその生体を活かすことを最優先に考えるからだ。

 

そのためには手段を選ばない。ネガティブな情報を拾いやすくして不安にさせたり、雑念を止めどなく脳内に発生させたりする。

 

この力に克つのは容易ではないんだけど、意志の力より環境を変えた方が早い。私は今は先立つものがないからどうしようもないんだけど、お金がある程度貯まったり、あるいは色々手掛けている仕事が安定してきたら上京し、鉄緑会と言う東大専の虎の穴みたいな受験塾に入ろうと思っている。

 

大手予備校みたいにべらぼうな授業料を取られるわけでもなく、割と安いと言うメリットもある。それよりまあ、そう言う所に身を置かないとやっぱり私は弱いから、今日みたいに自分に負けてしまうと思うからだ。

 

優秀な受験生と切磋琢磨する。難関大学に入ることが最終ゴールなわけでは全然ないんだけど、必要条件として位置付ける。

 

ここで、自分に勝つのより他者に勝つことの方が難しいでしょ、って命題(?)が出てくる。

 

だが、どうしたって上には上がいる。これは摂理だ。「自分に勝つのが一番難しい」と言うことに矛盾するようだけど、勝てない相手はいる。でも、相手に勝つことが全てなのだろうか?そもそも、何の分野で勝つの?って話だ。

 

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上の摂理は摂理として受け入れ、自分の独自の可能性を伸ばすことを考える。受験だったらシンプルに偏差値の競争になっちゃうんだけど、この受験科目の中でも好きとか嫌いとかがあって、理系であれば大抵は国語なんかが皆さん苦手だからここを強化してみようとか、色々な戦略が取れる。私は数学や物理が好きだけど、ここではたぶんあんまり差がつかない。

 

話が逸れたけど、例えばスティーブ=ジョブスと言うすごい人がいた。だが彼は一番のプログラマーだったのか?と言えばそんなことはない。プログラミングの分野ではもっともっとすごい人がいたはずだ。

 

だが彼はやはり、独自の路線で成功した人だ。これはもう、どんなすごい人、アインシュタインだって野口英世だっておんなじことが言えるわけだ。競争で一番になると言うことと、なんらかの偉業を成し遂げると言うのは本質的に異なることだ。

 

だから、結局は自分なのだ。他者にベクトルを向けると本質を見誤る。人の足を引っ張ったり、蹴落としたりもするだろう。自分の中に全ての答えがあり、他者と自身を比べる尺度もなんも要らないし(完全に開放されるのは難しいんだけど)他者とは蹴落としたり貶めたり崇めたりする存在ではなく共存共栄し切磋琢磨する仲だ。

 

他者と競って負けることは何ら恥じるところではない。だが、自分が成長していないことは大いに恥じなければならない。こう言う観点で自分に勝ち続けていけば、二年三年もすれば、雲の上の存在みたいな人にだって追いつけるだろう。そう言うもんである。

 

だが。だがである。

 

たまに自分に負けたっていいじゃないって話だ。

 

これは自分に勝つ、と言うのと同じくらい大事なことだ。歴史上の偉人さんだって勝てない時があったのだ。勝てないことを恥じたり、自分を責めることなんて全然ない。

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人から心無い言葉を浴びせされるかもしれない。浴びせられなくてもそう言う思いを散々してきた人はその不安と恐怖を強く持っている。だが、他人の気持ちなんてのは究極的には分からない。それに人間どこまで行ったって本質的には一人だ。

 

分からない他人の気持ちをあ~だこ~だ考えるモードに入ったらああ、他人の気持ちは分からないよな、と言う原点に立ち返る。これは他者に共感しようとか、寄り添おうと言う文脈の話ではなく、ネガティブに自身を責めたりあの人がどう思うだろう、どう思われるだろうとか考え出した時にそれを断ち切るおまじないみたいなものだ。

 

何事も全力で、と言うのは素晴らしいことだけど、人間は弱い。そして、弱いことを恥じることもない。全てのことに小動物を狩るのも死力を尽くす的な気合いで臨むことはない。そのために心があるのではないか。心が悲鳴を上げていたら、ああ、ちょっとサボるかな、と言うのは全然恥でも罪でもない。

 

とまあ、最後はエクスキューズになってもうた。ちょうど大学の休暇で帰省している姪が帰って来てて今から来るんだそうだ。そしたら、姪の話や悩みを聞いてあげるのもいいだろう。まあ、こう言うこともある。

 

では、そんなところで。

 

あ、そうそう、昨日の記事で親父神拳かまされた話を書いたが、体罰を奨励するわけでは全くない。体罰で言うことを聞く子もいれば傷つく子もいるし、反抗する子もいる。教育やしつけと言うのは本当に難しい。関わる人すべての心を育てる一大事業だと思う。

 

ではでは。/おしまい。  

 

>切株おやじ様(id: masuhiro6595)

 

コメント、ありがとうございます!怖い親父でした・・・。地震雷火事親父。う~ん、どれも怖いけど、愛があるのは親父でしょうね。

 

モカリーナ様:(id:mocharina09  

 

コメント、ありがとうございます!

 

自力で二万円は無理でした・・・。教育現場、本当にどうしたものか・・・。体罰や暴力は絶対にダメです。でも、ストレスが昂じた子供や教師が爆発してって痛ましい事件もあり・・・。難しいですね・・・。

 

>雪猫様(id:yukinekokei   

 

コメント、ありがとうございます!

 

親父、仁王立ちw。あの時は親父がでかく見えました・・・。「大魔神」的な。

 

>はり様(d: Shoko_drawing   

 

コメント、ありがとうございます!

 

マジメでピュアな少年があれよあれよと言う間に・・・w。怖い親父は今のご時世、貴重かもしれませんよね。

 

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人生いろいろ。おのこもいろいろ。①

意図してかせずか、なんだかお堅い内容の記事を続けてしまったので、ここで誰得の昔話をする。

 

高校時代の話だ。

 

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私は市内の、小高い丘の上の進学校に進んだ。と言っても典型的な自称進学校と言うやつで、校則は厳しくカリキュラムはびっしり三年次の最後の最後まで組まれている。

 

教える先生が定年間近の爺ちゃん先生ばっかりだったこともある。受験指導が熱心なのかそうでないのかよく分からない所があった。

 

私も、入学した当初は母校の大学に進もうと張り切って勉強していた。成績は入った当初こそ上位だったのである。だが二年次。成績は急降下していく。それにはワケがある。

 

山の上には自転車でえっちらおっちら汗をぷっ垂らして登って登校する。私の実家は貧乏で、またバイトも校則で禁止されていたから母のおさがり(?)のママチャリで登校していた。

 

周りは自転車を入学時新調した者も多く、マウンテンバイクや自転車競技などで活躍していそうなエモいチャリで登校している。私のママチャリはいつしか南極Z号などと異名を取るようになってしまった。

 

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体力は結構ついた。部活はワンダーフォーゲル部に入部。山岳部だ。これが毎月山行がある。山が好き、と言うなんともピュアな動機で入部したのだ。中学校の時は剣道部だ。そこそこ体力には自信があった。

 

練習は厳しく、家に帰ってもろくに勉強などできない。毎日の走り込み。うさぎ飛び。重いコンダラーみたいな。上下関係は厳しく、先輩の言うことは絶対。う~ん、ブラック体質の萌芽とはこう言う所にも芽吹いている。

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よく若い人には同じ苦労をさせないと気が済まないという老〇の方がいるじゃないですか。少なからず体育会系の部活にはそう言うとこがある。

 

ともあれ一年間は続いた。意外に厳しい上下関係に対する免疫みたいなものはついたのは収穫だった。純粋に山が好き。山があるから登る。そこに理由は要らない。

 

それはそうなのだが、一回の山行につき2万はぶっ飛ぶ。お金のことはシビアだ。私はおかんに言うた。

 

「オレもランボルギーニ買うの諦めるから、おかんもぷにぷにオレンジようかん食べるのやめなさい。」

 

バイトは前述のように禁止されていたから収入減はカツアゲとFX。

 

・・・いや、ここらへんは勿論ウソだが。

 

私はうなだれた。

 

退部届を出すとき、顧問の先生は多くを語らなかった。鹿のような曇りのないまなざしをこちらに向け、「ご苦労だったな。勉強頑張れよ。」とだけ言ってくれたのだった。

 

鹿。私は勉強ではなく猪鹿蝶に没頭することになっていく。花札。麻雀。酒。タバコ。女。当時の悪友と仲良くなってしまった。麻雀って4人でやる知的スポーツである。

 

最初はメンツ集めと言う理由でツラを貸した。彼の溜まり場へ行き愕然とする。中学校時代同級生だった他校の生徒も入り交じり、昼間からウイスキーをがぶ飲みしている。タバコの煙で部屋がもうもうとしている。

 

う~ん、これは・・・。

 

思春期の不安定な時期は己をたやすく見失い、容易に悪に染まり誘惑に負ける。悪ぶることをかっこいいなどと錯覚してしまう。私の理性と良心のタガが外れるのもそんなに時間がかからなかった。教師を欺き、親を欺き、世間を欺きあざ笑う。そんなことで愉悦と優越感に浸る。

 

う~ん、炎上バイト君なんかと同じ穴の貉と言うヤツかもしれない。そしてマジメに頑張っている人をダサいなどと馬鹿にしたりする。救いようがないとはこのことだ。彼女は紹介され出来たけどそれがなんだと言うのだろう。当時の自分をぶっ飛ばしたい気分だw。

 

朱に交わればしゅらしゅしゅしゅ~、てな感じで、毎日学校へ・・・行くこともあったが、午前中でバっくれて溜まり場へ南極Z号で降り、タバコを吸いゲームをぴこぴこ。夜、こっそり家に帰る。さすがにまだ親は怖いw。

 

勿論こんなことを親が黙認するはずもなく気づいてないはずもなかった。成績もだだ下がりだったし。

 

やがて刻は来る。

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溜まり場で酒を呑み、彼女とイチャイチャしながらロ~ン!倍満~!などとやっていた頃。玄関でものすごい怒鳴り声がする。誰かと誰かが押し問答しているようであった。その主の一方がどうも、親父の声に似ている。

 

構わずその声をかき消すように、牌をじゃらじゃら鳴らしかき混ぜる。すると。

 

親父が背後に木刀を携えて仁王立ちしていた。

 

「ひいッ!?」

 

みんな固まっている。手が止まり、一様に親父を見上げて場が静まり返った。

 

親父は木刀を振り落とした。肩を打つ。

 

「いってええ!!」

 

鈍い痛みが走る。いや、それで殴ったらヤバいでしょw。肩肉のあたりだったけど痛みで意識がとびそうになる。

 

親父は私の襟首を後ろから掴み、軒下に私をぶん投げる。そして。私に馬乗りになり、何度もグーで殴ってきた。

 

みんな何も言えず、動けず一部始終を見守っている。親父の怒号が響く。私は反抗するでもなく、跳ねのけるでもなく、自分がしてきたことの苦い後悔に苛まれ始めていた。

 

結局、たまり場の主の親御さんが後ろから押さえて制止してくれたようだが、親父はゼイゼイ言いながら、私を猫を後ろから摘み上げるみたいに引っ張り上げ、ずるずる引きずり出した。私は無抵抗だった。

 

なので思う。

 

今の教育現場って大変だよなあ・・・。学級崩壊してるクラスも多かろう。自分の小中学校時代なんかは体罰が茶飯事で、親も子供のためにそこまでやっちゃってください、びしびし!なんて感じだったのだ。それが今は親はモンスター化するわ、子供はつけあがるわでもうどう収拾したものやら・・・。まあ、子供はよくよく心を通じ合わせると分かってくれるところはあるんですけどね。

 

「聖職」と呼ばれる仕事。医師・看護師・教員。待遇は世間からしたら確かに高待遇かもしれないが、勿論それはそれだけの責任の重さと過重労働が背景にあるからだ。

 

教員になられる方は真面目な人が多いから、教師を天職として位置づけ、情熱を持って現場に入り、子供たちと全力で向き合うだろう。だが、とにっかく一人当たりの事務量が多すぎる。まあ、私の兄夫婦が小学校の教員だから分かるんですけどね。

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ともあれ。

 

親父はなんかすっきりしたのか、家に自分を連れ帰ってからは特に何も言わなかった。もう分かるな?って感じで後は私に判断をゆだねていたのだと思う。だが、このことが語り草になり、我が家の親父は893と同じくらい怖いと言う伝説が高校に知れ渡ることになる。

 

はてさて。

 

結構このことがあって心を入れ替えた。母親を泣かせてしまった、と言うことも心に大きな負い目を作った。

 

同時に勉強が面白くもなり出した。勉強の面白さや奥深さは人に気づかせてもらったところも大きい。誰かと言うと、難関大を志望する同級生たちだった。背伸びして悪ぶっていた私を遠ざけるでも拒むでもなく、彼らは私を暖かく迎え入れてくれた。

 

「まあ、色々あるよな、わ~っはっは!」

 

彼らの一人は豪快に笑った。/(続く)

 

 >アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!私も注文しました!今度は百田先生にサイン、もらいます。

 

>切株おやじ様(id: masuhiro6595)

 

コメント、ありがとうございます!猫5匹とカメ一匹・・・なんとうらやましい・・・。もう幸せをシェアし合う感じですよね。

 

>ちゃんこ様(id:chanko_bamboo 

 

コメントありがとうございます!子供の時から中学後半くらいまでやってました。自然に親しみ、好奇心先行で野鳥観察できます。楽しかったですね~。私も麺は固麺派です。

 

モカリーナ様:(id:mocharina09  

 

コメント、ありがとうございます!

 

アドラーは「GIVE&GIVE」って言っていますね。見返りを求めず人の為に行動し始めてから、自分のメンタル疾患も良くなっていった気がします。 

 

 >MAIKALFUJIO様(d:MAIKALFUJIO  

 

コメント、ありがとうございます!

 

おおなんと!お父様直接関わられたのですね!気合い・体力・大和魂。日本人の気概はこう言うところで発揮されるんですね~。素晴らしいです。

 

 

 

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「日本国紀」百田尚樹氏講演in某所w。

どうも!

 

さて、「日本国紀」の百田尚樹氏の講演が某所であった。てか、氏がツイッターに会場を後にされるときにサインを求められた旨記している。う~ん、これはずるいw。

 

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ただ、私はにわかで、氏の本をまだ読んだことがないもんだから、何にサインしてもらおうかと言う問題がある。顔か胸、だな。

 

講演の内容だが、結構過激であった。ここは予想していた通りだ。政治的な内容も含むのでそう言うのは割愛するぐだレポとなる。

 

「日本はどうなる?そしてエネルギーは!」と言う表題。 

 

日本国紀

日本国紀

 

 

現在、ホルムズ海峡の封鎖の問題で自衛隊を派遣するか否かの話。これについては言及を控える。ただ、日本人はエネルギー、とりわけ石油に対するありがたみみたいなものの認識が私含め足りていないのだな、と言うことは痛感した。

 

原発と石油の話が中心となった。基幹的なエネルギー源である。日本は国土は狭いし、災害の多い国なので原発の問題も非常に難しい。なのでここでは石油のあんまり政治色の濃くない話に絞る。

 

出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公の一生の小説。ならびに出光興産をモデルとした企業が大企業まで成長する物語「海賊と呼ばれた男」の骨子となる部分。う~ん、ネタバレではないだろうか。

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 出光興産。昭和28年に「日章丸事件」と言う事件があった。当時時はセブンシスターズと呼ばれる石油メジャーが石油の生産を独占、牛耳っていた時代。これに風穴を開けたのが出光氏である

 

昭和28年3月、出光興産は、石油を国有化し英国と抗争中のイランへ”日章丸(第二世)”を極秘裏に差し向けた。同船は、ガソリン、軽油約2万2千キロℓを満載し、同年5月、川崎港に帰航した。

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そのくだりがなんとも痛快だ。

 

東京銀行に信用状を取り付ける話。う~ん、実はね、普通ならコンプライアンス上到底受けられない話なんだけど、これこれこう言う手続きをされたら、うちとしては断れないなあ、などと東京銀行の幹部がほのめかしちゃったらしい。

 

続いて東京海上に保険を、通産省(現経済産業省)には輸入・貿易そのものの承認を取り付けてしまう。各々関わっていた人物は勿論、それぞれの組織の中でも要人であったのだが、同時に侍魂を持っていたと言える。ヘタしたらクビどころか、個人賠償問題にもなりかねない。

 

私事より国益を優先したのだ。それほど、出光氏のオファーは国の未来を拓くという確信があったのだろう。結局当時の日本は、安価で質の良いイランの石油の恩恵を大いに享けることになるのだ。

 

あ、講演に参加する前にラーメンを食べたのだった。

 

ラーメン浜八道

 

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なんと言うか、麺が独特。太麺で、ものすごくこりこりした歯ざわり。固麺でもある。これが見事に濃厚なとんこつスープとマッチしていた。あと、チャーシューの柔らか美味いこと。

 

こんなところで講演のレポは終わる。

 

さて、今まで色々利他的な行動原理を取り入れましょう的なことを書いてきたのだけど、意外に身近な所にその話のタネはあった話をする。

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
 

 

盲点だったw。

 

この本の内容、なかなか頭に入ってこないのよね・・・。しばらく封印してて昨日、ふと何気にページを開いたら、「共同体感覚」と言う概念がもろそれだった。

 

ルフレッド=アドラーは一時ブームにもなったので、私よりも詳しい方は多いと思う。だから詳細は割愛するけど、人間、他者との関わりの中で生きていて、他者への貢献を通して自分の居場所を確保するのだ。そしてそのことに幸せを見出す。

 

今度の職場(?)の和尚さんが言ってたけど、某N〇Kの番組で3歳の子供におやつを与えた。そしてその後、子供はサルに貰ったおやつの半分だかを分け与える。その時の脳内の幸福度を高める物質の分泌量を調べたようなのだ。エンドルフィンとかの類だろうか。

 

これは、おやつを貰えた時よりサルにおやつを分け与えた時の方が幸福物質の分泌量が多かったらしい。損得勘定を抜きにして見返りを求めず与える行為。これはその人の幸福度を高めることが科学的に証明されたわけだ。

 

私は今後引きこもりの方とのかかわりを持っていく。リアルでかかわりを持つなら「課題の分離」と言うものを意識しなければならない。

 

その人に自分の人生を取り戻してもらいたいんだけど、そう言うことそのものがその人の人生に土足で踏み入る行為になりかねない、と言うことを意識しなければならない。なんとも忸怩たる思いでまた、難しさを感じるのだが、”アドラー流”を再度点検しておくことは今後、私自身の仕事におおいに役立ちそうである。

 

話をころころ変える。

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東京五輪の話だ。

 

これ、色々とヤバい問題が噴出しているけど、日本人のせこさがもろに前面に出ていてなんとも言えない。カネをかけるべきところを間違えていて、上層部の懐を潤す裏金などに回っているから笑えない。スタッフはあくまでボランティアにこだわるのだろうか。ブラックな搾取構造そのものだ。

 

今、日本の基幹産業は人材派遣である。ピンハネが基調だ。派遣労働者が稼いだお金の25パーだか30パーだかが入ってくる仕組みだからなんともボロい。でも同時に、これが日本の内需を減少を招き国力を減退させている。

 

東京五輪の誘致に気を吐いている方々は、たぶんその後の好景気を想定しているのであろうが、いや、そう言うマクロ経済の仕組みそのものの理解があるのか非常に疑問である。かつての東京五輪の時代の高度成長期の時ですら、翌年はがくっと景気は腰折れ倒産は激増したのだ。それが今は・・・。う~ん、とてもヤバい。

 

ヤバいからあと言わないw。

 

さて。暑い。今日はとりわけ暑かった。引き続き、熱中症などには気を付けてくださいね。では!/おしまい。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!お褒めをいただきありがとうございます。他者をジャッジしない視点ってすごく大事なんですよね・・・。ポジティブ心理学上のなんと言うか、キモの部分かもしれません。

 

>切株おやじ様(id: masuhiro6595)

 

コメント、ありがとうございます!仰る通りだと思います。想像力を駆使し状況把握と入念な準備は失敗のリスクを大いに下げます。それでも生じてしまったことに関しては・・・もう、ごめんなさいですねw。

 

 

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「失敗」を科学する。①

どうも!

 

一週間が終わった。週休二日の方はまずはお疲れ様です。

 

さて、「失敗」と言うものを語ってみる。「語ってみる」だから試みだ。

 

語ってみて、ああ、あかんなとなればそれもまた失敗である。失敗万歳。

 

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いや、無理やり失敗を肯定的・ポジティブに捉えましょう、とか言うことを言うつもりは全くなくて、成功を掴むまでは鬼のように失敗するよね、って話である。

 

成功の保証などないんだけど、正しい選択と正しい努力は成功の確率を大いに上げるし、そもそも挑戦なくして成功と言うものもあり得ないと言う至極当たり前の話である。

 

ここで触れておきたいのは、鬼のように失敗すると言う前提の下で、失敗を怖れず、失敗を引きずらず、なるべく凹む程度やダメージを抑えましょう、と言う話で、どっちかと言うとメンタル寄りの話になると思う。

 

ご多分に漏れず私も鬼のように失敗し、普通に凹む。最初からうまく行けばそれに越したことはないんだけど、難易度の高いものに挑んでまずそう言う流れになることはあまりない。

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ましてや、誰もやったことのないケモノ道を拓こうなんて話になったら、周りはゲラゲラ笑うだろうし、銀行だって融資を断るだろうし、プレッシャーだって半端ないと思う。先人で新たな地平を切り開いた人の多くはそんな道を通っている。そして、普通に絶望したはずだ。

 

私はつい最近仕事ででっかい失敗をした。マットレスの抗菌・消臭をし、髪の毛やら何やらを取って梱包の流れにもっていくんだけど、抗菌・消臭は抗菌機は一回通すとしてその後、匂いの取れないものは消臭剤を振って日光に当てたり抗菌機に何度もかけたりする。

 

毎朝毎朝、私と上司がマットレスの周囲を回り、鼻を当ててくんかくんかする光景はぱっと見にしてもシュールなものに映るだろう。

 

マットレスは多くの種類があるのだが、それを均一的に同じような工程をもって消臭しようとして失敗した。夏のカンカン照りに表に出してはいけないブツをずっと天日干しにしていたら表面が変質して、コーティングみたいなものがぼろぼろこぼれてきたのである。

 

「なんじゃあこりゃあ!?」

 

慌てて上司に報告した。取説を見る。

 

「う~ん・・・。」

 

唸った。取説にもろに「天日干し厳禁」と書いてあったのである。

 

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即座に会社に損害、上司が始末書、減給などの不吉なワードが脳裏を駆け巡った。

 

上司は私を特に糾弾するでもなく、叱責・非難するでもなく、そっかあ~、などと言っていた。う~ん、私も気づかなかったんだしねぇ、と言ってるが、胸中何を思っているだろう。分かりもしないのに勝手に上司の胸の内の私と言う虚像をネガティブな方向へ膨らましていく。

 

結局。上司が正規の職員さんの一人に報告した。

 

「ん~、しょうがねんじゃね?なっちまったもんはどうしようもないんだし。」

 

なんともあっけらかんと終わった。

 

私はヘンな話、自慢ではないがミスは少なかった。入って半年、そんなにやらかしたことはない。だから余計に失敗を正面から受け止める免疫が出来ていなかったのだろう。ぼろぼろコーティングが粉末化していたのを見てたぶん、顔面蒼白になっていたと思う。

 

失敗を怖れず。これはいい。最初は難度の低いものから少しずつ確実なものを積み上げ、自信をつけていく。概ねどんな仕事をするでも、小さな成功体験を積んで自信を醸成していく過程に大差はきっとない。

 

中には失敗を許さなかったり、完璧を求めてプレッシャーをかけてくる上役もいるだろう。こう言う手合いはブラック企業に多いけど、免疫やら耐性やらが出来ていないとなかなかしんどい。ブラック企業なら刺し違えることを覚悟で、ボイスレコーダー携えやってもいいかもしれない。

 

ともあれ、失敗を怖れないメンタルも、失敗をしまくってなんと言うか、カサブタみたいなものを作って心の傷が治癒し初めて身について行くものだと思う。

 

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よくあの人は失敗してもあっけらかんとして、よほど強いんだろうなあ、あんなふうになれたら生きるの楽なのになあ、とか思うかと思うんだけど、そう言う見方は本質を見誤る。そう言う人も影ではくっそ失敗してるしくっそ凹んで、アルコールに逃げたことは一度や二度ではない。よくよく色んな人の話を聞いてるとそんな感じである。

 

若いうちは失敗を怖れない心と諦めない心が最大の武器だとよく言う。それもそうなんだけど、失敗はダサい、かっこ悪い、示しがつかないなどと考えてしまうのも往々にして若い頃だ。こう言う物差しを持っているときはどうしたらいいのだろう。

 

自己肯定感の過去記事で、この尺度を高めるには他者をジャッジしない視点を手に入れるといい旨書いた。みんな一生懸命、ネガティブなものを多数抱えながらも幸せを追求して生きている。こう言う視点で他者への無条件のリスペクトを育てると自己肯定感と言うものは高まっていく。

 

shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com

 

これと同じような発想で、失敗した人、失敗して凹んでいる人をジャッジしない物差しを持つのは極めて大事だ。垂直思考、つまり他者と自分を比べたり、優越・劣等のコンプレックスを強く持っているとなかなか厳しいが、これが弱まってくると少しずつ水平思考が身についてくるだろう。

 

簡単に書いてるけど勿論簡単なことではない。心を育てるのは一生の仕事だし、心が育たないまま一生を終える人も多いわけだし。

 

スタートとして、「正しい・間違っている」とか「いい・悪い」とかの価値基準を手放し、無意識の自動運転モードを取り入れると心のしこりが少しずつ取れていく。「認知の歪み」とまでは行かないが自身を縛る決めつけや思い込みを少しずつ手放していく。

 

これには多くの実践が必要だ。認知行動療法やマインドフルネス的な手法、利他的な視点で公のために動く。本を多読する。色んな人に会う。一つのことに執着しない引き出しを多数作る。全てが無駄ではないがこうした近道はある。

 

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あとは何度か書いているように「快⇔不快」の振り子の行動原理を可能な限り取り入れてほしい。なんだったら反射のみで動く時間があってもいい。食う。寝る。排泄。寝る。排泄。呼吸する。自分だったらアニメを観る。風呂。酒。カレーアフターカレー。ラーメンビフォアラーメン。

 

もう、好きなことをやる。仕事せな!べんきょうせな!あ~はいはいはいw。流す。

 

あれなのだ。猛烈に仕事や家事をこなす人はそんなことをするのに罪悪感を感じてしまう人も多い。だがそれは決めつけや思い込みの類で、そうしたマインドの領域のジャッジ癖を弱めることでかえって、無意識領域のすんごい力を解放して物事がうまくいったりする。煮詰まったら大自然の中なんかに身を置き、このモードに立ち返ることのなんと意義深いことか。自分も最近知ったんですけどね。

 

自分はよく、畳んだフトンを人をダメにするクッションよろしく背中にしていると焦る。ああ、このままじゃダメ人間になってしまう、とかどこかで思っている。勉強しなければ。でもやりたくない。メシ食った後などは常にこの葛藤、綱引きだ。

 

デフォルトモードネットワークと言うやつで、これはストレスになる。だったらやった方がいいよ、ってことになる。最近はこのモードから行動の方にシフトするのに少し慣れてきた。でも、人間そんなもんだ。もともとサボりたい生き物だ。

 

だとすると、徹底してさぼるならどうすればいいのか。中途半端なオンオフじゃだめだ。前に記事書いたんだけど、あとで貼り付けておきます。

 

shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com

 

失敗の話から少しそれた。だが、心理学的なアプローチで少しずつ凝り固まった価値基準を手放し価値観を変えていく。これは土台となる。まあ、私が心理学の本をさっぱり持ってないからこれから勉強したり実践しなくちゃいけないことも多いんですがね。

 

では!次に続きます。/おしまい。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!ちなみに、通勤途中にでっかい犬がいて、あれは勝てねえなあ、とか思いながらスルーしています。でもおとなしいですね。

 

>ちゃんこ様(id:chanko_bamboo 

 

コメントありがとうございます!薬はいきなりやめちゃうとヤバいので、医師に相談しながら徐々に減らすものでしょうね。私は今は一時期の10分の1とかになりました。

 

モカリーナ様:(id:mocharina09  

 

コメント、ありがとうございます!コリの薬は血行も良くなっている感じですね。このチャーシューは絶品ですね。

 

>切株おやじ様: (id:masuhiro6595  

 

コメント、ありがとうございます!美味い食事は薬より効きますね!ねぎらいのお言葉、ありがとうございます!

 

>ハマサンス様(id:hamasansu  

 

コメント、ありがとうございます!ラーメン、麺がすっかりノビた漢字になってしまいました・・・w。

 

>しんふぁぶ様(id: shinfab  

 

コメント、ありがとうございます!ものすごく頭に残り易い中毒性の高いOPです。サ~イドチェスト!

 

 

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ボージョレー・ヌーボーとチクビの解禁は同時にやってくる。

「(ガラガラピシャ)さあ、席につけ~。授業を始めるぞ~。」

 

「先生・・・。教科書忘れました~。」

 

「なんだ、しょうがないな・・・。隣のYに見せてもらえ。他に忘れ物したやつはいるか~?」

 

「はい!上履き忘れました!」

 

「・・・それ。隠されたんじゃないのか?」

 

「はい!パンツ履き忘れました!」

 

「履いてこい!女子なら可!」

 

「先生・・・。訴えるよ・・・。」

 

「先生!スマホ忘れました!」

 

「持ってこないならないでいい!その分授業を真面目に聞け!」

 

「先生、頭蓋骨忘れました!」

 

「~~~~~~~~!?」

 

/短編:全力で闘っても隣のイヌに勝てない 完

 

位牌ってあるじゃないですか。あれってもともと、中国の儒教が由来で古代の中国の人が頭蓋骨に魂が帰る、と信じていたものを位牌で置き換えたもので、頭蓋骨が起源のようだ。戦国時代だったから、とにかく位牌を持って逃げろ!と言う感じだったのか。


家を蹂躙される当時の中国の民は日々大変だったろうなあ、と思いを馳せたのだった。

 

はてさて。病院へ行く前段でだらだらしている。

 

病院行って薬をもらう。たったこれだけのことに恐ろしく神経を尖らせていた時期がある。恩師が薬否定派なもんだから、薬の過剰摂取を怖れつつ、自己判断で薬を辞めてその揺り戻しを食い離脱症状なんかが出た時期もあったからだ。

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一回、肩こりの薬を勝手に止めた。少ししたら動悸がし、明らかに頭に血が巡っていない感覚があった。

 

たぶんだけど、肩の筋肉がコリコリになり、血液のポンプである心臓が頑張っていたんだと思う。これを自分は何か深刻な病の前触れではないだろうか?などとすごくびびったものだ。

 

病の原因。悪く考えればどこまででも悪く考えちゃうものだ。まあ、何か変調があったときにポジティブに考えられる人はいないと思うけど、たくさんの引き出しを持って柔軟に考えられると少し冷静さを取り戻せる。

 

勿論プロである医師の判断を仰がなくちゃいけないんだけど、忙しくてそれどころじゃない、と言う人も多いだろう。

 

ただ、何はともあれ、自分の身体によく聞いて、自己判断を過信せず、かと言ってナーバスになって行動に支障をきたすレベルになる前に受診するなり、色々な可能性を冷静に模索してなるべくニュートラルな視点を取り戻してほしいと思う。

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さて、病院へ行く途中経路に美味しいラーメン屋さんがあり、そこに立ち寄るかどうか迷っている。

 

金華山ラーメン

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ちなみに胃袋の中は空で、なおかつアイドリングもOKである。ただ、いつも私が行くとタイミングが合わないのだ。お店がいつ空いてるのかを把握しにくい。まさか、気まぐれってことは・・・。

 

お店のマスターは職人さんっぽい風貌。職人さんのラーメンと聞いただけで私の中では無条件に美味さが2割ほどマシマシになる。ただ、ぶっきらぼうな感じだ。そこのとっつきの悪さは多少あるかもしれない。

 

建物が独特だ。なんと言うか、ガードレールの脇にくっついた長屋風である。「あしたのジョー」の丹下ジムみたいな感じだ。さしずめガードレールは泪橋だろうか。

 

まあ、そんなことより肝心のラーメンだが、上の写真でもお分かりの通りかなりボリューミーだ。写真は大盛りだろうか・・・。

 

たぶん1,300円くらい。しっかりとしたコクと旨み、味わいの深い味噌。醤油などもあると思うけど自分はいつもネギみそを食べている。

 

ラーメン道を極めたい。かつて私はそう胸に誓い、自分でラーメン作りをしてみた。いつも与えられる側ではだめだ。クリエイターにならねば。プロデューサーにならねば。職人にならねば。腕によりをかけた。

 

レシピはまああったけど、だしを作り、鶏がらやら買ってきて自前で味見をしいしい調整していく。出来た。

 

食った。

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

これ、難しいわ。ええ、難しいです。

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ラーメン激戦区で闘っている人たちの血と汗と努力の結晶なのだ。ラーメン店の店員さんの顔が何人か脳裏をよぎる。改めて敬意を表したのだった・・・。

 

そこでだッ。金華山ラーメンンッ!金華山ラーメンッ!!

 

今日は是非にありつきたい。砂漠の中でオアシスを見出すがごとく、尊厳の愚弄に飢餓を解き放ちたい徒花ネクロマンシー。

 

つか。

 

病院なんて楽しいわけがない。楽しみを作っておかねばな、と言う少々後ろ向きな動機付けからも来てたりする。

 

さて。あさっては百田尚樹さんの講演がある。

 

百田さんの著作ははっきり言って読んでない。にわかである。最近では無論、「日本国紀」が有名だ。

 

日本国紀

日本国紀

 

 

日本のエネルギーの観点から未来を語るようだが、あまり日頃自分が馴染んでいない分野である。

 

エネルギー問題。メタンハイドレードってどうなったんだろ?詳しいことは分からないけど、時々忘れたころに話題がひょこっと出たりするイメージだ。

 

メタンハイドレード低温かつ高圧の条件下でメタン分子が水分子に囲まれた、網状の結晶構造をもつ包接水和物の固体である。およその比重は0.9 g/cm3であり、堆積物に固着して海底に大量に埋蔵されている。/ウィキ先生

 

う~む。関心のある方はこちらをどうぞ。自分が読んでもさっぱりだ。

 

メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム

 

まあ、私が住んでいる所は原発があるから、そこから派生した話題になるのかもしれない。思いのほか、私の住む田舎は有名な人からホットな目線を向けられているのかもしれないな。先日のリッツ・カールトンの高野さんはボランティアで毎年来てるし。

 

さて、そんなわけで出かけるとするかあ。

 

ブログの話題に事欠くことってないですか?恐らく毎日更新されている人はそう言うのは茶飯事なんだろうなあ、と思う。書き出すと無意識の領域からか色々話題を引き出してくれたりもするんだけどね。皆さん本当に素晴らしいです。

 

では!/おしまい。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!なんか、心が洗われる感じです。ぜひぜひ!

 

>ちゃんこ様(id:chanko_bamboo 

 

コメントありがとうございます!実は私は二期の途中までだったんです・・・。今観たいと思えてよかった~と思いながらニマニマして観ています。

 

モカリーナ様:(id:mocharina09  

 

コメント、ありがとうございます!人気作品なので、色々なサイトにありそうですね。おすすめです。 

 

 

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サビ残忘れて田舎に泊まろう。

今日の昼休みの話題は、コンビニの店頭から忽然と消えたエロ本の行方を追う話でしたどうもめんつるです。

 

昨日の記事で書いた床屋さんのにゃんこなんですけど、たぶんロシアンブルーではないか、とのこと。

 

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な~るほど。そうかもしれない。

 

今朝は今朝で、お店は何か準備中っぽい雰囲気を醸しており、この猫はこちら側には背を向けた状態で入り口そばにちょこんと座っていた。かわいい。むっちゃかわいい。

 

いつも視界に入らなかったのはたぶん、つい最近飼い始めた可能性が高いからだ。もしかしたら入り口そばが好きなのかもしれない。

 

楽しみが増えた・・・と、言いたいところだが、昨日書いたように今の職場をもうすぐ去るので、通勤経路からは外れてしまう。ちょっと値が張るけどたまにはここで散髪するべか。

 

さて、今「のんのんびより」と言うアニメを観ていた話をする。

 

 

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人気シリーズで、続編は三回目。今度四期目が放映される予定だ。

 

田舎あるある的な描写は田舎住まいの自分にも受け入れやすいしほのぼのするのだが、都会の人の方にウケてるようにも感じられる。この作品のファンは多い。

 

基本スマホで観ているけど、田舎の風景に馴染んだ登場人物を通し田舎を疑似体験できるような感じで、リアリティを追求している。だから五感をビンビンと刺激されるのだ。

 

五感が刺激される、と言えば、きらら作品として大ヒットした「ゆるキャンΔ」を彷彿とさせる。風景描写や風の音、飯テロの場面などは感覚器官や毛穴を通して五感に訴える。

 

話のネタ的にも起承転結がしっかりしており、ウイットにも富む。登場人物の個性が黄金比ばりに際立っているので、のんびりした作風かと思いきや、緻密な計算がされていることが窺える。

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なんだか言葉で言い表そうとすると陳腐な表現にしかならない。てか、自分のレビューがヘボいのだ。困ったもんである。

 

お役所勤務時代、ちょっと物騒な話だけど田舎に行って県税の差し押さえなどにも行っていた。田舎に行くと自分たちは明らかに浮いている。で。各ご家庭カギがかかってないのだ。都会では到底考えられない事なのだが、隣近所のことはある意味筒抜けなのだろう。

 

「ああそこの父ちゃん、街まで買い物行ったよ~。」

 

とか、漁船に乗って網を畳んでいるとっつあんに声をかけられたりする。言えない、税金滞納してるなんて口が裂けても言えない・・・。(言った人はいたけど左遷されましたw)

 

あとは野菜の無人の直売所。野菜が小屋に置いてあって100円を入れる箱が設置されている。盗んでください、と言ってるようなもんだがたぶん誰も盗まない。

 

そんなわけで。

 

バーチャル田舎体験としてご興味があったらご覧ください、と言うお粗末レビューでした。ニガテだなあこう言うの。

 

あ、嫁は駄菓子屋です。

 

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さて、名刺を作ろうと思っている。近くに印刷所があるのだが、どんな肩書で、ナニサマなのかをどう書くか考え中だ。どこかの会社などに属している人は役職とか書けばいいけど、自分みたいな無頼派はハッタリも大事である。あとは随時けつに挟んだ名刺をお渡しするだけだ。

 

「ハチャメチャいそがしスーパーヒーローです。お肉のていれサインのれんしゅう」

 

キン肉マンかよ。

 

「猫が好きですニャ~!」

 

猫ひろしかよ。

 

まあ、今までの来歴とか学歴とか、引きこもり歴とかそんな感じだろう。アニメの女の子とかをあしらうのはとりあえずやめておきたい。

 

そんなところで終わる。明日は通院で休みである。では。/おしまい。 

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!なんか時たまシリアスになりますが、生温かく見ていただければ幸いです。

 

 

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