蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

「日本国紀」百田尚樹氏講演in某所w。

どうも!

 

さて、「日本国紀」の百田尚樹氏の講演が某所であった。てか、氏がツイッターに会場を後にされるときにサインを求められた旨記している。う~ん、これはずるいw。

 

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ただ、私はにわかで、氏の本をまだ読んだことがないもんだから、何にサインしてもらおうかと言う問題がある。顔か胸、だな。

 

講演の内容だが、結構過激であった。ここは予想していた通りだ。政治的な内容も含むのでそう言うのは割愛するぐだレポとなる。

 

「日本はどうなる?そしてエネルギーは!」と言う表題。 

 

日本国紀

日本国紀

 

 

現在、ホルムズ海峡の封鎖の問題で自衛隊を派遣するか否かの話。これについては言及を控える。ただ、日本人はエネルギー、とりわけ石油に対するありがたみみたいなものの認識が私含め足りていないのだな、と言うことは痛感した。

 

原発と石油の話が中心となった。基幹的なエネルギー源である。日本は国土は狭いし、災害の多い国なので原発の問題も非常に難しい。なのでここでは石油のあんまり政治色の濃くない話に絞る。

 

出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公の一生の小説。ならびに出光興産をモデルとした企業が大企業まで成長する物語「海賊と呼ばれた男」の骨子となる部分。う~ん、ネタバレではないだろうか。

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 出光興産。昭和28年に「日章丸事件」と言う事件があった。当時時はセブンシスターズと呼ばれる石油メジャーが石油の生産を独占、牛耳っていた時代。これに風穴を開けたのが出光氏である

 

昭和28年3月、出光興産は、石油を国有化し英国と抗争中のイランへ”日章丸(第二世)”を極秘裏に差し向けた。同船は、ガソリン、軽油約2万2千キロℓを満載し、同年5月、川崎港に帰航した。

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そのくだりがなんとも痛快だ。

 

東京銀行に信用状を取り付ける話。う~ん、実はね、普通ならコンプライアンス上到底受けられない話なんだけど、これこれこう言う手続きをされたら、うちとしては断れないなあ、などと東京銀行の幹部がほのめかしちゃったらしい。

 

続いて東京海上に保険を、通産省(現経済産業省)には輸入・貿易そのものの承認を取り付けてしまう。各々関わっていた人物は勿論、それぞれの組織の中でも要人であったのだが、同時に侍魂を持っていたと言える。ヘタしたらクビどころか、個人賠償問題にもなりかねない。

 

私事より国益を優先したのだ。それほど、出光氏のオファーは国の未来を拓くという確信があったのだろう。結局当時の日本は、安価で質の良いイランの石油の恩恵を大いに享けることになるのだ。

 

あ、講演に参加する前にラーメンを食べたのだった。

 

ラーメン浜八道

 

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なんと言うか、麺が独特。太麺で、ものすごくこりこりした歯ざわり。固麺でもある。これが見事に濃厚なとんこつスープとマッチしていた。あと、チャーシューの柔らか美味いこと。

 

こんなところで講演のレポは終わる。

 

さて、今まで色々利他的な行動原理を取り入れましょう的なことを書いてきたのだけど、意外に身近な所にその話のタネはあった話をする。

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
 

 

盲点だったw。

 

この本の内容、なかなか頭に入ってこないのよね・・・。しばらく封印してて昨日、ふと何気にページを開いたら、「共同体感覚」と言う概念がもろそれだった。

 

ルフレッド=アドラーは一時ブームにもなったので、私よりも詳しい方は多いと思う。だから詳細は割愛するけど、人間、他者との関わりの中で生きていて、他者への貢献を通して自分の居場所を確保するのだ。そしてそのことに幸せを見出す。

 

今度の職場(?)の和尚さんが言ってたけど、某N〇Kの番組で3歳の子供におやつを与えた。そしてその後、子供はサルに貰ったおやつの半分だかを分け与える。その時の脳内の幸福度を高める物質の分泌量を調べたようなのだ。エンドルフィンとかの類だろうか。

 

これは、おやつを貰えた時よりサルにおやつを分け与えた時の方が幸福物質の分泌量が多かったらしい。損得勘定を抜きにして見返りを求めず与える行為。これはその人の幸福度を高めることが科学的に証明されたわけだ。

 

私は今後引きこもりの方とのかかわりを持っていく。リアルでかかわりを持つなら「課題の分離」と言うものを意識しなければならない。

 

その人に自分の人生を取り戻してもらいたいんだけど、そう言うことそのものがその人の人生に土足で踏み入る行為になりかねない、と言うことを意識しなければならない。なんとも忸怩たる思いでまた、難しさを感じるのだが、”アドラー流”を再度点検しておくことは今後、私自身の仕事におおいに役立ちそうである。

 

話をころころ変える。

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東京五輪の話だ。

 

これ、色々とヤバい問題が噴出しているけど、日本人のせこさがもろに前面に出ていてなんとも言えない。カネをかけるべきところを間違えていて、上層部の懐を潤す裏金などに回っているから笑えない。スタッフはあくまでボランティアにこだわるのだろうか。ブラックな搾取構造そのものだ。

 

今、日本の基幹産業は人材派遣である。ピンハネが基調だ。派遣労働者が稼いだお金の25パーだか30パーだかが入ってくる仕組みだからなんともボロい。でも同時に、これが日本の内需を減少を招き国力を減退させている。

 

東京五輪の誘致に気を吐いている方々は、たぶんその後の好景気を想定しているのであろうが、いや、そう言うマクロ経済の仕組みそのものの理解があるのか非常に疑問である。かつての東京五輪の時代の高度成長期の時ですら、翌年はがくっと景気は腰折れ倒産は激増したのだ。それが今は・・・。う~ん、とてもヤバい。

 

ヤバいからあと言わないw。

 

さて。暑い。今日はとりわけ暑かった。引き続き、熱中症などには気を付けてくださいね。では!/おしまい。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!お褒めをいただきありがとうございます。他者をジャッジしない視点ってすごく大事なんですよね・・・。ポジティブ心理学上のなんと言うか、キモの部分かもしれません。

 

>切株おやじ様(id: masuhiro6595)

 

コメント、ありがとうございます!仰る通りだと思います。想像力を駆使し状況把握と入念な準備は失敗のリスクを大いに下げます。それでも生じてしまったことに関しては・・・もう、ごめんなさいですねw。

 

 

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