蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

お堂カメムシ騒動。

 ・旅は道連れ。

 

こんにちは!

 

マイケル・ジャクソンのグレイテストヒットを聴きながら記事を書いています。

 

兄はちょおっき♪。(♪Smooth Criminal)

 

昨日は私年男なもので、新春祈祷祭へ出向いてきました。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108182954j:plain

 

かなりの陸の孤島で、往路こそ家族の車に乗っていったのですが、袋、いや復路、あんなことになろうとは・・・。

 

みちのくひとり旅

 

着きました。

 

パワースポットとしても有名なさる名刹です。

 

日本三大・・・はて?なんだったっけ・・・。

 

ともあれ。受付を済ませて待ちます。

 

一人・・・。

 

ストーブが焚いてあり、暖かい・・・。

 

陽光が差しては陰り、内装に陰影を付けます。

 

お堂の中はさながらちょっとした小テーマパーク的絢爛さです。でっかい鉢とか、神具の数々、あとは仏像とかもう、所狭しと並んでいつつも整然さを保っています。

 

時折、外から鐘を突く音が中に窓経由で、少し離れたところから聞こえてくるように響いてきます。

 

「・・・ふっ!」(屁)

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183026j:plain

 

そのうち。

 

若い女性と母親と思われる二人が入ってきました。

 

ストーブに幾分寄りかかった形だった自分は場所を少し開けますが、二人は向かい側のちょっと狭い所へ腰かけ、微笑みを返してくれました。

 

「・・・・・・。」

 

なぜか正座。

 

なんとなく、足を崩すのが神仏に失礼に当たるのではないか?と言う思い込みが拭えません。足がいてえ・・・。

 

二人を見ても・・・。正座している・・・。

 

早くお坊(和尚?)さんが来て、足を崩していいですよ、とか言って私たちを解放してくれないだろうか・・・。

 

その時でした。

 

ぽとっ。

 

「ん?」

 

何かが落ちてきました。雨漏りかな?

 

そこにいるのは。

 

碁石くらいのカメムシ

 

「ひいっ!?」

 

飛び退きました。大の男が黄色い悲鳴を上げて。

 

しかあし。

 

のこ。

 

のこのこのこ。

 

なんでこっちくんねん!!

 

なんて空気の読めない奴なんだ・・・。

 

親子はくすくす笑っています。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183055j:plain

 

来るな!!来るなあ!!

 

脳みそと言うのは、〇〇するな、と言うと〇〇するクセがあるそうですな。例えば、キンチョーするな、と唱えると余計にキンチョーするのです。

 

私は追い詰められていきます。精神的にw。

 

去年の夏くらいに知り合いの農家の手伝いをしていたのですがね、そこのおばちゃんがカメムシの脅威について力説してくれました。なんとなくその記憶が無意識化から引き出されてきます。

 

なんで天はこんな生き物を創造したのか?まあ、人間のためだけの地球ではないのですがね。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183117j:plain

 

そんな、佛教哲学的なことを考えても事態は好転しません。

 

そのうち。どやどやと会社さんと思われる方々がお堂に入ってきました。

 

ぽとっ。

 

二匹目投下。

 

「・・・・・・。」

 

少し慣れ。耐性ができました。

 

静観します。

 

しかし。

 

その会社さんの若手と思われる方がこともなげに。

 

何やら名刺かカードみたいなのを2枚取り出し。

 

ついっと。金魚すくいみたいに。

 

カメムシを乗っけて、外へ放り出したのでした・・・。

 

おお・・・すげえ。

 

やり手だ。

 

「ありがとうございます。」

 

深々とお礼をしました。

 

神仏に対するのと同じくらいの敬意をこめて。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183144j:plain

 

平和が訪れ、滞りなく祈祷は終了。

 

冬の珍事と共に・・・。

 

津軽恋女

 

帰り。歩いて帰ります。

 

ネットで事前に調べていたのですが、歩くと最寄りの駅までは20分くらいかかる場所にあります。とりあえず場所をあらかた確認し、歩き出します。

 

てくてく。

 

ダンプが盛んに往来します。

 

その都度どば~~っと風が吹きつけます。

 

こええ・・・大迫力だ・・・。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183229j:plain

随分歩いたな・・・。

 

スマホを取り出します。そろそろかな?

 

提供:ライザップ

 

あ、ありゃ?

 

通り過ぎているではないですか!

 

自分のイメージではッ!!もっと!!先だったはずッ!!

 

焦る!!

 

しかも。

 

その件の駅と、次の駅の間くらいに自分は位置していました。

 

戻っても、進んでもほぼ同じ気力体力を消耗することになるのです。

 

「おや?」

 

何か白いものが。

 

雪じゃああああ!!

 

見渡す限りの田園風景に広い国道一本通っているようなところなのです。

 

ププププレッシャー!!!

 

戻ることにしました。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183251j:plain

 

たちまち雪が着ていたパーカーの毛にまとわりつきます。

 

「さ、寒い・・・。」

 

一気に心細くなります。子猫ちゃんのように震えます。

 

タクシー呼ぼうか・・・。

 

こういう時、松尾芭蕉曽良だったらどうするのだろう・・・。

 

訳の分からないことを考えながら歩いていると。

 

道の駅がありました。

 

やれやれだ・・・。

 

一息つきます。

 

ここからさらに。

 

歩きます。

 

愛と勇気と涙とボールだけがともだちさ・・・。

 

晴れました。にわか雪でした。

 

駅みっけ。

 

けっきょく。

 

二時間くらい歩いてました。

 

f:id:shirosuke0214-pr-tomo:20190108183316j:plain

 

帰り、病院で薬をもらい、帰途に就いたのでした。

 

まあ、何が起こるか分からないのが旅ですよね。

 

今回のはほとんどが、自分の準備不足と確認不足が招いたことですがw。

 

では。/おしまい。

↓ぽちっと押してくださいませ。励みになります。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

うつ病闘病記(仮称)■
本文はこちら