蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

考えるんじゃない、思い出せ。

 

  • 認知機能の向上のためにそのいち
  • ホメオスタシスとは?
  • 記憶術・・・「ジャーニー」法
  • 記憶術と脳波、認知機能の改善、向上との関連

 

 

 

こんにちは!

 

さて、今日は創造力・記憶力・思考力・判断力・・・etc・・・と言った認知機能の改善と開拓、向上であるとか、パンプアップ(運動・筋トレ)であるとか。そんな話をしましょう。

 

認知機能の向上のためにそのいち

 

まずは記憶術について簡単に触れましょう。

 

基本好奇心先行です。

 

「have to」(=「~しなければならない」)より「want to」(=「~したい」)の軸ですね。そうすると、認知症などで低下が認められる神経伝達物質アセチルコリンの分泌が盛んになります。

 

ところが、この「want to」のレベルまで持っていくのがそれなりに意志の力が必要になります。自分の場合ならうつ病でしたが、どんな疾患にせよ、悩み、絶望、逆境・・・etc・・・にせよ・・・。自分の意志で再起する、となった時にたちはだかるのが現状維持を保とうと言う人間に備わったシステムです。一般にホメオスタシスと言いますね。「恒常性」などども訳され、その生体の生命を守るために備わった、良くも悪くも居心地のいい領域(「快適領域・コンフォートゾーン」)にとどめおこうとするメカニズムですね。

 

ホメオスタシスとは?

 

体温が上がれば、汗をかいて体温を下げようとします。ホメオスタシスについては別にどこか違う記事なりで説明するとして、人が変わろう!と思って色々なことをやりだしてあがき出すと、必ずこれが邪魔してきます。不安になったり、怖くなったり、なんだかそれに挑戦しようとして失敗した人の失敗談なんかを脳みそが拾ってきやすくなったり。まあ、変わりたい人にとってはありがた迷惑なんですねw。ご存じない方で詳しくお知りになりたい方は下記のURLを参考になさってみてくださいな。

 

ストレスとホメオスタシス

コンフォートゾーンとは何か?そこから抜け出し成長するための近道は

 

偉大な先人が語っています。人間の一番偉大な勝利は自分に勝つことであると。ブルース=リーとか、アリストテレスも言ってますね。ホメオスタシスを打破して新天地を見るためには意志と行動しかありません。そしてそれを軌道に乗せ習慣化しあとは継続、小さな成功体験を重ねて大きな自信をつけていくこと。これが基本的な成長のステップになります。でも、弱っているときに自分に鞭打って頑張り、頑張りすぎて空回りし、消耗してなんだか出来ない自分を責めちゃったり。こう言う体験もひっくるめての「自分への勝利」なんでしょうね。弱っているときに少しぐらいできなかったからと言って自分を責めることはありません。完全主義より最適主義、またリセットしてリスタートです。引き算で考えなさんな。

 

そして、このコンフォートゾーンから抜け出る原動力となる、「want  to」の源泉となる意志の力は、さまざまな目標・ゴール設定に紐づけられます。やり方は複数あって、コーチングなどで提示されているもの、自分で試して効果があったものを別コーナーで紹介していきますね。

 

記憶術・・・「ジャーニー法」

 

さて、こちらのコーナー(←ゆくゆくはw)の具体論に入りましょう。参考文献と物品はこちら。

 

 

記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック

記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック

 

 

 

ビッグスター 札束トランプ ?誰でも億万長者気分?
 

 札束トランプにしました。

 

一万円札ではなく百万円札、福沢諭吉ではなく福来る大吉。なんか右口角が上がってニヤけていますw。こいつを切ってるだけでなんだかリッチな気分に・・・気分に・・・、まあ、そこは感情移入します。

 

余談ですけどZOZOの社長さんが百万円プレゼント企画をやったようですね。乗ればよかった・・・・。

 

でも、ハンディなトランプと比べてものがでかいのが難点です。慣れるまでは百均のトランプでいいと思います。私は楽しみたい派なのでこっちのトランプに乗り換えました。

 

むか~し、ジャンプの裏表紙なんかに記憶術の教材の広告が載っていましたけど、たぶん原理は同じです。「ジャーニー法」と言い、トランプを覚えるのであれば例えば・・・

 

①トランプのマークと数をアルファベットに置き換える。「スペードのA」=「清水アキラ」(にした)など。あとはスマホYOU TUBEに「記憶術ファイル」を作ってその人の動画を集めちょこちょこ観ておく。清水アキラ氏であったら往年のものまね選手権、谷口新司さんのテープ芸のモノマネなんかを入れときます。故淡谷のり子さんの憮然とした顔や会場の臨場感を、爆笑した思い出、記憶(ちょいと古いですがね)を情動・五感を伴わせて紐づけて、アンカリングしておきます。

 

②こうして、全部のトランプをアルファベット2組のペアに置き換えます。例えば「スペードの2」=「柴田理恵」ですw。「2」は「二番目」ってことで、アルファベットの二番目である「B」に置き換えることをマイルールにしていますが、その辺は、ご興味のある方は上記の著作を買って工夫なさってみてください。当然、外国の方が書いているので、置き換えた人物は外国人です。

 

③次に、「ジャーニー」(=「旅」)をイメージの中で行います。なるべく足を運ばれた方が強烈に印象付けられ、好ましい相互フィードバックを生むでしょう。自分の場合だったら、例えば隣の家族の寝室の窓の所から出発して、自分の部屋に入り、洋室、居間、洗面所、風呂、トイレ、アトリエ(母親が絵を描いています)あたりを廻って、家の前の公園、近くのコンビニ、どこどこの会社・・・みたいに、イメージの中でいきいきと、ルートを作っています。具体的な拠点やルートのイメージが難しい、と言う方はポケモンGOなんかを使って外出ましょう。歩くことも脳にはとても良いのです。出来るだけその場その場の臨場感を伴わせるために、五感を使って考えるより感じましょう。(ご病気などで今はちょっと・・・と言う方はすぐには無理をなさらずに。)

 

④さっき①、②で人物に置き換えたトランプを引いて、1番目に「スペードのA」(=「清水アキラ」)を引いたら、隣の母親の寝室で谷口新司さんのテープ芸をくっそ頑張ってる清水アキラさんをありありとイメージします。そんで次のカードを引きます。「ハートの4」が出ました。「ハートの4」は私は「原田大二郎(=HD)さん」にしています。「D」はアルファベットの4番目なので「4」=「D」にしています。すると、母親のふとんの上で選挙演説をしている原田大二郎さんがイメージできます。勿論原田大二郎さんのその映像をようつべで事前に漁っているわけですね。そんな要領で以降、引いたカードを場所と紐づけて数珠つなぎをしていきます。

 

⑤カードを全部順番を崩さず回収します。

 

⑥「思い出す」工程です。

 

さっきの人物と場所を関連付けて、イメージと想像力を駆使しながら思い出していきます。このとき、海馬からは盛んにΘ(シータ)波が出ています。Θ波は「うとうとしている時」に出る脳波で、いずれ随所で触れていきますが、まずはこれが記憶力を維持し、増進させるためにとてもいいのです。海馬の神経新生とこの記憶術の関連については文献などはないですが、Θ波がこの神経再生に関与しているらしく、たぶん関係あるのではないかな、と。他には瞑想、ケヤキの香りを嗅ぐなんかがあるよう。自分はケヤキのボールをアマゾンで買って浴槽に浮かべていますし、オイルもあります。両方で1000円くらいです。(と、思ったら・・・。現在取り扱いできませんになってました・・・。)

 

ヒノキの香 3個パック

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 さて、今回はこれぐらいにします。

 

記憶術と脳波、認知機能の改善、向上との関連

 

この「ジャーニー法」ですが、例えば資格試験、とりわけ国家資格の最難関である司法試験とかの論文問題などにも対応できうる福音か?ってところまでは分かりませんw。ただ、確信を持って言えるのは流動性知能の向上などにも寄与し、総合、包括的な認知機能の維持、向上まで含め、記憶力には有用と言えます。

 

こと海馬に関していえば、今自分が知っている所では、「思い出す」ことが海馬の容積を大きくすること、歩くことを習慣化している人の海馬の容積も大きいこと、などです。ロンドンのタクシー運転手さんは有意に、海馬の容積が一般の人より大きいことが認められていますね。

 

この辺語りだすときりがないので次回に譲ります。

 

ではまた。/おしまい。

 

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うつ病闘病記(仮称)■
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