蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

「ウマ娘」と誰かの娘になりたい私。

「パトラッシュ…。ボクもう眠いんだ…。」


「くう~ん…。」


「なんだか、疲れたね…。」


「・・・。」


「・・・・・・。」


・・・


・・・・・・


・・・


・・・。

 


♪デッデッデデデ―デ―デ―  デッデッデデデ―デッデッデ―  デッデッデデデ―デ―デ―  ○―ストバスタ―ズ!!


シュゴオオオ~!!!


「うわああああああ!?な、なんだ、パトラッシュ~!?」


「ワンワンワン!!?」


「うわああ・・・あ・・あ・・あ。」


すぽん。


「任務完了!!」


「う~んなんか、この教会からゴ―ストの気配がしたんだが、ドンピシャだったようだな。」


「何のゴ―ストだったんだ今の?まあ、検分してもらや分かるんだろうが。」


「そこに寝てる坊やと犬じゃね?」


南無阿弥陀仏。」


「お前それ、どこの呪文だよ?」


「知らね。」


「まあいいや。さっさとピッツァ食いにいこうぜ!」


「そうだな!今夜こそ受付のお姉さんと一発やるんだろ!?」


「ああ…。ケイト、眠れる獅子を目覚めさせたな!ってベッドで囁くのさ。」


「眠れる猿の間違いだろ?HAHAHA!!」


「Kill you!and fuck me!!」


「…。…fuck me?」


すたすたすた。


/おしまい。


次回は、ストリートファイター2でスクリューバイルドライバ―をかますザンギエフの股ぐらに吸われるネロとパトラッシュをお届けしない予定です。


さてさて、ふぉふぉ。

 

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友人Mがいる。


彼は結構健康意識が高く、「健全な精神は健全な身体に宿る」、「病は気から」と言ったことを信条としている。


「健全な精神は健全な下着に宿る。」


などとうそぶく私とは一味違う。


特に薬やサプリなどに頼ることもなく、健康オタクっぽさはない。食や運動、休息などでバランスを整え、ストレスを溜めずに適度に散らす。 


だから健康には気を配るが、ヘンに病気を心配するとかでもなく、程よいバランスの取れたニュートラルの位置なのだろう。


至って基本的な営みを営々と繰り返しているのだが、それが健康には他ならずベスト、と言うことだと推察する。


勿論、「脳腸相関」・「腸活」も取り入れ、ストレッチやら食物繊維やらとなかなかのこだわりがあるのだが、先日こんなことがあった。


彼はさる観光地の便所でクソをした。


まあまあ公衆衛生と言う側面では行き届いた小綺麗な所だったのだが、如何せん和式ル―ムで用を足してしまったのだ。


彼は車に戻ってくるなり、ポリポリ頭をかいた。


「いや~、詰まらせてしまったよ。」


どうやら相当でかいクソをしたらしく、長い長いアオダイショウみたいな一本グソだったらしいのだが、ウォッシュレットもなく結構ウンコの拭き取りのキレは悪い。


ついつい我を忘れ、先にクソを流すとか少しずつ紙を流すとかすればいいのに、ひさびさの和式でかつつい夢中でケツを拭いてしまい、紙を結構大量に便器の中に投じてしまったらしい。結果は火を見るより明らかだ。


逆流してくるほどではなかったが、詰まってしまった、と。


「まあ、そうなるわな。」


私は言うた。


「腸の状態が良ければいい、ってもんでもないことはあるんだなあ。」


「ウンコもナニもでかけりゃいい、ってもんでもないよな。」


「あのカッポンがないから、しょうがないからそのままにしてきた。掃除する人に申し訳ないことをした。」


「物事にはコインみたいに裏表がある。善悪の二元論では語り尽くせない世に生きてんだよなオレたち。」


「深いねえ。」


「深いんだか浅いんだか分からないねえ。」


とかなんとか。


一つ気になったのは、この話を、私が途中寄ったドライブスルーで買ったナゲットを食ってる時にされたことであった。


まあ、そんなデカルチャ―な話題はさておき。


最近はアニメやマンガ、ゲ―ムの類いにはとても疎い。極めてストイックな日常を送っている。心に潤いが欲しい次第だ。


で、だ。個人的なグチはさておき。


馬は大好きで、かつてどハマリした時期があるのだが、きっかけは「ダ―ビ―スタリオン」。


んで、競馬好きの悪友から、「競馬歴史名鑑」(リアルタイムの新聞記事を載せまくっていたお宝本である!!)的な本を借り、私の熱い競馬熱に火が灯ってしまった。


尤も、当時はス―パ―ネガティブでストレスまみれ。しかも頭でっかち。運命論者で結果論解説をかましては場をシラけさせる、ど―しようもないクズだった。


こ―いう時はギャンブルとは真逆の精神性で、運が味方しにくい。


理論派は前向きな意味でデ―タを重視し結果を出すのかも知れないが、私には雲を掴むような話と好ましからざる結果の方が多かった。


だが、風向きが変わってきた。

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瞑想を重ねると、脳の直感を司る所だったり、自身を客観視し冷静に状況や内面を俯瞰する視点が育つ。また、神経回路も、少しずつポジティブなものに組み直されていく。継続は力なのである。


するとどうか。


前より遥かに当たり易くなってきたではないか。


「運」と「脳みそ」、「運」と「メンタル」は密接に関連しているのだと思う。


いや、主観的な思い込みのレベルかも知れんが。なんか根拠なき自信まで宿るおまけつきだ。


んで、「いまここ」の精神の安定、みたいなのを今後もこつこつ作っていく。そこでも有用なツ―ルとして瞑想はおすすめだ。


まあ、「瞑想と競馬」みたいな話を書いても知見やらエビデンスの類いやらも検証が難しいし、そもそもにして誰も読まんだろうから自分語りはこの辺にしておく。


みんな、ギャンブルと投資はやるとしても、余裕資金でたしなんでやるんだぜ!悪いこたあ言わないつもりだ。


さて、「ウマ娘」なのであるが。

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正直、ちょっと首を突っ込んだに過ぎない。そう言う立場で、色々語るのは正に馬脚を現すことになろう。ウマだけに。


競馬はやらないけどウマ娘はやる、って知人は結構多い。まあ、そんな知人たちにリアル競馬を押し付ける訳にはいくまい。


しかし、だ。


先ほどの競馬名鑑を貸してくれた悪友や、さる有名競馬ゲ―ムの開発チ―ムを引っ張っていたやつを筆頭に、私の古い友人筋はこの一連の流れに眉をひそめるものも多い。


彼らは例外なく硬派な競馬シミュレーションやバ―チャル競馬などを好む。何より馬を、競馬をこよなく愛し、愛し過ぎて趣味と実益まで兼ねちゃったやつもいる。


 謂く。


「神聖な競馬に萌えを持ち込みやがって!!」


と言う次第だ。彼らのラインを貼り付けたい勢いの血涙を流さんばかりのシャウトである。

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「いや、お前らなあ…。そんなめくじら立てんなよ。これ、熱いぞ?」


と。


すまん、当事者じゃないからアレだけど、彼らに一定配慮しつつもそこまでこき下ろさんでも、と思うた。


まあ、人それぞれあっていいのだし、人それぞれあるからこそいいのだろう。馬となると皆一様に熱いのだ。


だが、我々世代の古参の競馬ファンは老○化しないように気を付けなければなるまい。


「馬とにゃんこと犬」。


誰だ、何やらヒワイな連想をしたのは。


ああ、オレか。いつものように脊髄反射しやがった。


この三種類の動物と人類の縁は深い。時々、私なんかは人よりこの動物たちを愛してしまう勢いだ。とりわけにゃんこ。


まあいい。


しかし、うち一人はなんだかんだ言いながらも、「ウマ娘」との距離を縮めようとしている。


しかし、とりわけ私が入ってった頃の競馬って、テイエムオペラオーが現役最強馬と言われてた頃なのだが…。


割と時期的には近いと思うんだけど、彼が言うには東北岩手の星メイセイオペラが出ていないことがどうしても納得が行かないらしい。


一人の競馬狂いをアプリに引き込むために、メイセイオペラを実装してください、と製作サイドに志願したろか。フェブラリーS勝ってるんだしい。


「ダ―ビ―馬の馬主になることは、英国の首相になることより栄誉あることである。」


こんな主旨の言葉を遺したのはチャ―チルであったか。


今日もまた、一頭の馬が、関係者が、ファンが、熱いドラマを紡ぐ。


華やかに歴史に名を遺す強豪馬も、悲劇の名馬も。誰にも知られず表舞台から消えて行く馬も。誰が欠けても生まれぬドラマ。それが競馬なのさ。

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いや、オレごときにわかがドヤ顔で言うことではないのだが。なんかまとまらなくなってきたので何とか収拾つけようとする悪あがきだと、生暖かく見ていただければ幸いだ。


では。/おしまい。

 

 

もしボクが神様だったら。

青:「隊長。今日はようやくわが隊に待望の新人が加わると。そう言うことでいいですね?」


隊長:「ああ。男に二言はない。今、着替えにイエローが立ち会っているはずだ。」


黒:「ああもう!もう隊の雑用はカンベンだっつ―んだよ!!なんでオレばっかり!そいつに全部押し付けてやるぜ!」


緑:「お前が一番若えからだろ。ウチは厳しい縦社会が掟にして戒律。イヤなら出ていきな。」


黒:「ヘッ!力が全てじゃねえのかよ!恥ずかしい物語舐め合ってもライオンは強えんだ!プロレスが一番強えんだよ、イヤァオ!!」


青:「本気の身体見せつけるまでオレ、眠らない。」


隊長:「なんでカタコトなんだよ。まあいい。貴様らのべしゃりなんざ、実に非生産的だ。一銭にもならん。


お前らはその身ひとつで淡々と命を捨てる覚悟で星を守れ。オレはいつも後ろでカメラを回してやる。」


緑:「・・・。サイアクの指揮官だな。村西とおるかお前は。新人がここの実態知ったら速攻辞めんじゃね―の?


あれだろ?どこぞのアニメの職場っぽさを前面に押し出したらそいつが網にかかったんだろ?アホだよな今どき。どこのメルヘン野郎だよ。」


隊長:「バカ者。今まで一人欠員で良かっただろ?私はあえてそうしていたのだ、心を鬼にしてな。


そうやってギリギリを生きるからこそ潜在的な能力が引き出されるのだよ。くぐった修羅場とくくった肚とナミダの数だけ強くなれるんだ。


人生に無駄などない。そうやって、なんでもないようなことが幸せだったと思い、アスファルトに咲く花のようになるんだ。


これは私の愛なのだよ。そして新人がきた。これはタイミングであり必然だと思わんかね?」

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黒:「じゃあてめえが率先して血―流せや。」


緑:「まだ口の利き方が分からんようだな、相変わらず。オレは口応えをしてもいいが黒、お前はダメだ。


また緑一色をお前をタ―ゲットにしてアガって、ケツの毛―までむしり取ってやろうか?」


黒:「・・・。いいよ、そん時は。アパートおんだされたらピンクの宿舎にまた泊めてもらうからよ。」


青:「!?」


緑:「!?!?  て、てめえ…。今、なんつった?オレの髪型のことをよォ!!」


通りすがりの変態糞親父:「岡山はわしの糞に包まれた。」


黒:「・・・。・・・いや。あんたのヘア―スタイルのことには一片たりとも触れてない。お前はジョジョかよ。ピストル大名みて―な頭しやがって。」


隊長:「・・・。ブラックよ、何か今聞こえたような、そうじゃないような気がするんだが、私は"浪花節だよ人生は"をちょうど聴いていたのでな。よく聞き取れなかった。


なんか隊員の顔が殺気立ったり、おいなりさんが波打ったりとめいめいの反応を見せていたようだが、まあ動物的、生化学的、本能的な衝動と正常な反応の類いに過ぎないのだろうな。貴様が何を言ったのかは知らんが。」


青:(隊長…。黒にはなんだかんだで甘いよな…。


ジッサイこいつツエ―もんな…。元々鈴蘭男子高校クロマティ高校と乱校を影でオンラインでまとめあげるくらいやべ―やつだったらしいし…。


私の墓場神拳ははたしてやつに通用するのだろうか…。)


黒:「いや?ピンクの宿舎の部屋になけなしのゼニはたいて差し入れ持って行ってよ。泊めてくれって懇願したら即座に腹パン喰らって素巻きにされて、ほんでもってバスルームに放り込まれて寝るときはそこで寝た。


ちぢれた毛―とか探したりニオイを嗅いで妄想膨らましたりするしか楽しみがなかったよなあ、あんときゃよォ。」


青:「・・・。・・・結局、ピンクが最強ってことか・・・。


そうは言っても、外に放り出さずに泊めてくれるところに、厳しさの中に優しさが見え隠れしてて粋ではあるがな。


そう…。あえてたとえるなら、夏場にノ―ブラのニュ―スキャスタ―がマイク落としてかがんだ瞬間に、偶発的に一輪の片乳の乳首が見えちゃった放送事故的な。


で?私の部屋である"喫茶店ブルー"にはなぜ来なかったのだ?」


黒:「今、文無しだったっつったろ?そんで、オレになんのメリットが?


あんたの鬱々ト―クと愚痴と悪口大会に付き合う理由も義理もねえだろ?」


隊長:「・・・!?わ、私の悪口は言ってないだろうね!?」


青:「いや?99%職場の愚痴と上官の悪口、1%の優しさとマイナスイオンで構成されておりますが…。おいでになります?」


隊長:「誰が行くか!!


…誰も、上官の苦悩を理解してくれない…。孤独感が募る…。


知ってるか?ウサギはひとりぼっちだと死んじゃうんだぞ?人にとっても孤独感は最大のストレスの一つなのだよ。」


黒:「・・・。よくいるよな、自分の悪口に敏感な上司。


あんたがカネの亡者で保身と自分の出世しか頭にね―からだろ?」


隊長:「キミは少年の心を見失ってはいないかね?」


黒:「見失っているのはあんただと思うが?」


隊長:「まあいい。大人の事情は大人に任せて、あとは若い人同士で少年ハ―トを忘れずに、今日も地球とちびっ子たちを守ってくれ。


それにしても新人くんは遅いねえ。あとピンクな。宅配のバイトがあるとは言え…。たるんどるな。貧乳だけど。」


青:(この薄給で辞めないのは奇跡だとちいとは思わんのか、このクソ上司は。命がけの職場だと言うのに…。


それはそうと、この前のイレブンのバイトの時にゴム買いに来た女の子。恥じらいながらゴム差し出された時のあの羞恥の表情はいまだに忘れられない…。)

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隊長:「定着定着定着定着。」


黒:「あ?なに言ってんだあんた。人材定着させてえならもっと上からゼニ引っ張ってくるか、私財でも投げ打てよ。あんたのドタマにゃ前頭葉は入ってるのか?」


隊長:「いや?私はエビングハウス忘却曲線のホ―ムぺ―ジを見てボキャブラリーの定着に余念がなかっただけだが?」


黄:「隊長。今なぜその必要と需要が?それに、こんな生々しい話をしてると知ったらチビッ子たちが泣きますぜ。


それよりカレ―食った方がドタマに定着する確率は高えですぜ。知ってます?カレ―の成分は脳の不純物アミロイドβのお掃除をしてくれます。お魚さんと同じく頭が良くなる超優良食材。それがカレ―。」


隊長:「いや?私はまた純でウブな子羊ちゃんである新人くんを、甘々な求人広告でどう釣るかを考えていただけだが?


ほう?カレーにそんな効能がねえ。そりゃあいい。キミのカレー馬鹿もたまには役に立つね、くっくく…。」


黄:「カレーを侮辱する者はカレ―に泣き、辱しめられる。凌辱される。キンタマに代わる代わるジャブを入れられる…。」


黒:「で?期待の新人君とはそいつのこと?」


緑:「ほお?いい身体してるじゃね―か。」


赤:「は、恥ずかしいです…。(もじもじ)」


黒:「あ?そのご立派な筋肉はアレかい、見かけ倒しかい。メンタルもやしなのかよ。訳が分からんねえ。ま、みっちりシゴいてやるからよ。」


黄:「ナニをシゴくのかな、かなあ?」


黒:「あんたはだまってろ。息がカレ―臭えから。」


黄:「またカレ―を侮辱したな!死だ死死死ィ!!」


青:「で。このヘンな人たちはほうっておくとして、だ。よく似合うじゃありませんか、その赤フン。


改めまして。わが"ふんどし戦隊アガレンジャ―"へようこそ。クイ込み具合も隊随一だ。」


黒:「悔しいけどよお。おめえが身体能力じゃズバ抜けててよ。実力主義のウチじゃあおめえがエ―スのレッドってことになったらしいぜ。上が決めたことらしいからよ。 


だけどよ。精神がナヨナヨしてるっぺえのがよお、解せねえってんだよ。なんでさっきから縮こまってモジモジしてやがるんだよ。股の下にナニぶら下げてんだい、坊や…。」


赤:「いやその…。


メンタルどうこうじゃなくて、こんなふんどし履いて地球を守れってんですか?小島よ○お然としてるじゃないですか!いや、明らかにそれよりも恥ずかしい!


普通戦隊ものっつったら、マスクとか戦闘服とかがあるじゃないっスか!なんですかこれは!だ、ダマされた…。」


隊長:「いや?そもそもウチは普通じゃないぞ?」


緑:「あんたはだまってろ。」


黄:「う~ん、この子ねえ。コ―デするのにとても手間取ったのよ。力は強いし抵抗するし、噛みついてくるしで…。ワルい子ねえ。」


緑:「なんで急におネエ言葉になってんだよ。じゃあよ、新人君。いいか、これだけは言っておく!」


赤:「な、なんスか…。」


黒:「ほらアレだ。お前さんの言う普通、ってやつならよお、戦隊ものっつったら紅一点がいるもんだろ?まだ来てねえけどよ、ウチにもいるんだわ。桃が。


勿論ナオンだ。」


赤:「!?」


青:「ナオンって…。永ちゃんみたいだね。」


黒:「くくく、分かりやすいねえ。あからさまに瞳孔と鼻穴かっ拡げやがったぜ。オレたちゃ裸がユニフォーム!!」


赤:「…。アパッチ野球軍みたいスね。」

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隊長:「いつの時代の生まれだねキミらは。」


赤:「いや?復刻リマスター版で見ましたけど…。」


黒:「差別発言バリバリだよなアレ…。今テレビじゃぜってえ放映できねえ…。う~ん…。」


緑:「マ、マイナ―すぎる…。」


青:「マニアックな話はよしてくれないか。それにしてもピンク、遅いねえ。新人君のふぐりがこんなに一喜一憂してるのに…。」


赤:「してませんよ!!」


桃:「ごめんなさ~い!遅くなりました~!!」


赤:(ウホッ!?いい女…)


黒:「で?どうすんだおめえ?入って早々初日で辞めるやつなんざ珍しくもねえ。危険な職場だからしっかり考えてから決めな。で…。」


赤:「よろしくお願いします!頑張ります!なんでもやります!雑用なんかも率先して!!ふんどしとかハダカとか、とりあえず見せるが勝ちだと思っていますので!!」


青:「いや、別に勝負はしてない。してないが、私は一応、私の勝負ふんどしは決めてはいるがな。そこは好き好きだ。」


緑:「ああ、そうだなコウモリ。」


青:「誰がコウモリなんだ?」


緑:「お前だ。ウチも"アパッチ野球軍"みて―な、アダ名でフレンドリーにいっちょやってみようかと思ってな。」

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黒:「じゃあ、あんたダニな。」


緑:「じゃあ、お前はモンキーだ。」


黒:「レッドはどうするよ、堂島監督。」


隊長:「う~ん、レッドはやっぱり網走だな。」


赤:「あのお…。」


隊長:「なんだね?」


赤:「なんでそう言うアダ名で呼ぶのに皆さん違和感なさげなんスか?自分は個人的には"RAINBOW"で行きたいな、と。ねえ?アンちゃん。」


隊長:「アンちゃんかっこいいね。ブル―はバレモトだな。」

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黒:「いや、やめよ―ぜ。アニメ・マンガファンにとってもけっこうビミョーなネタだぜ?なあ、ヘ―タイ。」


緑:「ダレがヘ―タイじゃ、スッポン。」


桃:「ワケのわからない話するの、やめてくれない?」


黒:「ああ、来たか。」


緑:「お疲れ、ピンク。そして、こっからまたお疲れ。」


赤:「あ、あの…。」


桃:「なあに?」


赤:「なんで、シャツ着てるんスか?」


桃:「なんでそんな哲学的な問いに答えなくちゃいけないのかしら?」


赤:「そうですか―、そりゃ、そうですよね…。」


黒:「おいおい、えらく凹んじまったなあ。」


桃:「でもその青さ、嫌いじゃないわよ?」


赤:「青さ…。」


隊長:「…ぶっww。」


桃:「よろしくね、レッド。」


赤:「はっ、よろしくお願いします!」


緑:「なんだよ、ミョ―にレッドには優しいじゃね―かよ!ぶ―ぶ―!!」


黄:「ぶ―ぶ―!」


隊長:「ようし!夕陽に向かって走ろうぜ!!」


一同:「YEAR!!」


・・・なんの脈絡もなく、既に地平線に沈もうとしている夕陽に向かい駆け出す彼ら。


それはまさに、某有名少年マンガ誌の、早期連載打ちきり作品のラストシ―ンのようであった・・・


~Fin~

 


(登場人物紹介)


隊長:基本的に変身はしない 。そして戦隊の隊長にして資本主義の豚。


しかし、実はさる孤島にみなしごランドを作り、地球の敵ドアグタ―の手により家族と生き別れたみなしごたちを匿う計画を胸中に秘め、資金が足りなけれは私財をなげうつ覚悟でいる設定が組まれる予定だったが、何故かスポンサーからダメ出しが出たと言う。


徹底したリアリストであったが、さるきっかけで ロマンチストとのハイブリッドとなり、思い込みの激しいキャラとなる。


彼の妄想の中では太陽系では既に木星までのツアーを敢行しており、 金星に嫁がいることになっていることが54話で明かされた。


赤(レッド)


アガレンジャ―のエ―スて赤フンを締め闘う熱血漢。


品行方正にして、甘いマスクと均整のとれた逆三角形のマッチョ体型を誇る。


その反面、基本的に赤フンは一番カラ―リングとしては良くも悪くも映えるため、なかなか恥じらいを捨てられず、毎回本領を発揮して怪人を圧倒するまで力を出しきれない、煮え切らなさと切なさと葛藤といとおしさが物語の見せ場であり肝である。


吉野家の牛丼とロビンマスクと体操の池谷をこよなく愛する。


黒(ブラック)

 

ヤンキーで広域暴走族の元特効隊長。


運動神経や格闘センスは抜群で腕っぷしが強く、ボクシングやキックなどの打撃技、プロレスや柔術などにも長ける。


単純直情型で口こそ悪いが、その実裏表がなくて面倒見も良くお人好しと言う、何拍子か揃ったイガイにいいやつでもある。


緑:元ヤンキー。


中学校時代からポリシーとして、洋ランとリ―ゼントの古き良き不良スタイルを貫き通し、髪型について突っ込むと東方丈助のような過剰な反応を返す。したがって、しばしば「じゃあそんな髪型止めたらいいだろ。」と言う更なる突っ込みを畳みかけられがちである。


割りと被害妄想が強く打たれ弱い所は、精神も頑強で脳筋気味のブラックと相違する点である。敵に隙をつかれ、精神攻撃を受ける頻度は隊の中では最も高い。


黒とは犬猿の仲、と言う訳でもなく、「ワンピース」のゾロとサンジのような間柄と言える。


青(ブルー)

 

むっつりで、部屋にたくさんの卑猥なDVDやフィギュアを揃えており、なおかつ押し入れにはラブド―ルを数体隠し持ち、壁に隊長の藁人形が打ち付けてある。


極めて几帳面にDVDやエロ本をジャンル分けして整理配列しており、それを人為的に崩したりすると夜な夜な変なメ―ルやラインが送られてくるなど、陰湿な報復を受ける。


そう言ったインドアどろどろ系の濃い趣味嗜好を持ちつつ、何となく影が薄いことをも殊更に気に病んでいる。

 

黄(イエロー)

 

カレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好きカレーが大好き

 

桃(ピンク)


隊の紅一点。


天使のような美形であるが貧乳でありそれをドアクダ―に指摘された時には、その回に運悪く登場してしまった怪人は、放映時間が10分ほど短縮されたり時に処刑シ―ンが放送禁止になる程に残酷な死を迎えることがある。


腕っぷしのポテンシャルの高さはレッドに次ぐ。


宅配のお姉さんとしてしばしば鼻の下を伸ばしたおっさんにセクハラされそうになるが、謎の圧だけでおっさんか口から泡を吹いて気絶するほど。


しかし、レッドのことは憎からず思っているらしい。

 

※引用元:ふんどし戦隊アガレンジャ―Wikipedia

 

※なお、今後この人物たちが再び陽の目を見る予定は特 にはございません。

 

 

 

エロ本は実用書です。

どうもこんにちは。寝かさねえよ。(すいません)

 

鬼滅の刃二期」(フジ)に関するトピックで、善逸がうるさいと言う悲しいニュースが飛び込んできた。

 

私は善逸が一番好きである。

 

だが、アニメであのキャラの味を出すのはなかなか難しく、如何なる素晴らしい声優さんでも確かにうるさいカンジにはなっちまうよな―、う~むむ。

 

まだ二期は観てはいないが、これからまたうるさくなるっす、やつは。

 

終盤はかっこいいところはあるが。それは三期以降になるだろう。

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さてさて、暑かったり寒かったり。

 

季節の変わり目なのか本格的な秋到来なのかビミョーな季節感ではあるが、日本特有のこの四季折々のわびさぴみたいなものを、折口信夫氏の詩集でも見ながら堪能して頂きたいものであります。

 

・・・。

 

詩って全然分かんね~んだよな…。

 

まあいいや。何となく考えずに感じるくらいでいいんじゃないでしょうか、テキトーだけど。

 

コロナがだいぶ落ち着きを見せてきているような気もするが、患者さんがゼロになることはない訳で、当事者の方の気持ちや医療従事者の方々の心情を慮ると浮かれる訳にもいくまい。

 

かと言って、いたずらに悲観的にならずに情勢を客観的に見据え、ヘンに恐れずに、守りに入らずに、ってとこだらうか。

 

ここらへんは人によるのでなんとも言えないが、何となく国民の心にのしかかっていた暗い霧みたいな重たいモヤモヤが少しずつ晴れていくことを願う。

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そんな中、反ワクチン論者のなんちゃらの話を母から聞いた。

 

mRNAの逆転写だの、スパイクがどうだの。

 

母は何かにカブれてしまったのだろうか、などとも一瞬思ったが、どっこいなかなか逞しいカンジの口調で何やら憤っている。

 

玉川さんの出てる朝のワイドショーとかを観てて、今はちゃんと中立の視点を保っている。(まあ、情報源が朝のワイドショーってのはちょっとアレではあるが。)

 

医師の肩書きで反ワクチン論を唱え、人心を惑わせている輩がいる、と玉川さんも憤っていたようだ。

 

アマゾンのレビューなんかを見てみると、ああ、例の「精神科医は今日も丸儲け」とかのいつものお騒がせ某精神科医かよ、と思ったのをはじめとし、ジャ―ナリストと医師二人くらいが組んで反ワクチン論の書を出版して、少なくとも50万部以上は売り上げているらしい、とのことである。

 

私は別にもの申すマンじゃないので、まあお医者さんもそれぞれジジョ―があるんでしょ、くらいにしておくしかないのであるが、実際に頑なにこう言った本の内容を鵜呑みにしたり、何らかの使命感に囚われて人に拡散したり信じ込んだり思い込んだり。

 

下手すりゃ新興宗教ばりに洗脳されるレベルまで行く人も少なからずいるようだ。

 

それは各方面、厚労省や大学の先生がいたずらに不安に囚われることのないよう、さまざまなメディアで呼び掛けたり、ホ―ムぺ―ジで対策を打ったりしているようだ。

 

文藝春秋を立ち読みしたが(買いなさいよw)、そこでもいいテンポで大学の先生がバシバシ反ワクチン論を切り捨てていた。

 

う~ん…。何やら一部はノストラダムスの大予言みて―になってるな。

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反ワクチン本のある著者の医師は「波動医学」とやらを展開し、遠隔で病気を癒すとか言うとるし。

 

マジかよ。波動きた。今の流行りなんだろうな。

 

一連のその辺の情報を玉石混淆何となく統合した気分になり、クソして寝たら記憶の断片が、10分の9くらいは脳みそからせ―しのようにどこかへ霧散していたのであった。

 

私はそれでいいんだけどさ。

 

この場末のブログで言ってもしゃ―ないのだろうが、くれぐれも妙な情報に心をかき乱されず、しっかりとした情報源から適正な情報を得るとか、かかりつけの医師に相談してみるとかしてほしいな、と願うものである。

 

そんなところだ。

 

与えたもんが返ってくるのはリアルもネットも違いはなく、「負の徳積み」と気づかずに積み重ねてしまうとそれはうまくない。

 

だが、これは当人が、他者がいくら言ったり説得したりしても頑として聞き入れない、などの強硬さを持つことが多く、本人が気づくしかないのであろう。

 

確証バイアスだのの認知バイアスが働き、思い込みが強まるのは脳みそだったり、心の癖である。

 

そこに誤った正義感とか使命感が宿り、人をネットで弾圧したり、ネガティブな情報を拡散することに腐心したり。

 

ここら辺は各SNSも頭を悩ませながらも、打てる対策は打っているようではあるが、何とも難しいものだ。

 

さてさて、話を変えよう。

 

来年度以降、母校の東北大のどこかのゼミの先生と生徒さんたちと、「セルフスティグマ」に関わる共同研究っぽいやつに関わるかもしれない。

 

関わるかもしれない、と言うのは、まだ確率の話で、比較的高い確率で参加は出来るようだけど絶対ではない、っちうくらいのニュアンスである。

 

「セルフスティグマ」。

 

スティグマ」は「差別・偏見」くらいの意味であるが、「セルフ-」がつくと「低い自己評価」、あるいは「自己評価が低下すること」と言った意味合いを帯びる。

 

スティグマ」ってのも、何やら語感が「トラウマ」っぽくて如何にもネガティブなテイストが漂うが、まあ確かにそうである。

 

「ス○ルマ」は…、まあ…。(何言ってんの)

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こ―ゆ―のは、ど―ゆ―観点や視点から説明がつくのか。

 

ばたばた書籍を集め、読み漁ることにする。

 

よくある自己肯定感の書は大半を売り払ってしまったので、認知行動療法あたりからACT、森田療法、セラピストの為のエクスポージャー本、脱感作療法、エネルギータッピングの本、ソマティック・エクスペリエンシングの書などなど。

 

・・・・・・。

 

私は意識は低い方である。ただ、どう上手くこれらに表現を当てればいいか分からないだけだ。

 

「エネルギー心理学」系の本に偏った。これらはまあ、ヨ―ロッパ発のものもあるだろうが、多くはアメリカ発である。

 

「トラウマ」とは何ぞや?とか、「記憶」とは何ぞや?みたいな所から語っている書もある。

 

量子力学の「不確定性原理」と言うのがあるけど、記憶も気まぐれでまったく予測不可能な電子みたいなものだが、アメリカの製薬会社では記憶を消去する薬が開発されているとかの、何やら不穏なのかそうじゃないのかよく分からんトピックも巻末に出てきた。

 

薬で記憶を消す。そんなケミカルなものでコミカルにか?出来る出来ないはともかく、なんだかSFみたいになってきたな。

 

だが、「薬で消す」ってとこに関して言えば、ピンポイントで忌まわしいその人を亡霊みたいに縛る記憶を消す、って―のは物理的に難しい気がするけどなあ。副作用もやばそうだし。

 

あまりその本では詳しくは書いてはいないんだけど、何か怖い気がするので突っ込むのは止めにしたのであった。

 

あとはまあ、「セルフスティグマ」と「エネルギー心理学」がどう関連づくのか?それもまたビミョーなところだ。

 

肝心要の「セルフスティグマ」への対処であるとか構造とかの部分はまだボヤけているしさ。

 

どっちかと言うと、私の今後やりたいこととか、シュミに偏ってしまった…ような。

 

まあいいや。

 

んで、あまりこれ系の書に偏るのはうまくないので、エロ本を買ったり雑学の本を買ったり、お金の本なんかも買ったのであった。

 

あとは語れる人が欲しい。

 

精神科医の樺沢先生ではないが、頭の中にどかどか知識を叩き込んだらガンガンアウトプットするべし、である。

 

如何せんブログを書いてアウトプットする、ってところにモチベが…。困ったものだ。

 

ただ、こう言う話題を振る人は選ばないといけない。

 

脳だの心だのの話に興味のある人は、思っているよりずっと少ないものである。

 

また、そう言う話に興味のある人にも、何となく囓ったカンジの半端な知識をベラベラ披瀝したり、熱く語ったりするのはちと問題がある。ましてやアピールなんかはとてつもなく恥ずかしくて私にゃあムリだ。

 

会話はキャッチボ―ルなのはもとより、相手が要らん話を延々と語るのは、如何に共通項があれど控える必要がある。

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空気を読むことはネガティブに語られることもあるが、ある程度は必要ではある。医師などの専門家に対して、などと言ったらなおのこと、だ。

 

てか、診察の場―にせよ何にせよ、脳科学だの心理学だのの話をしてはいけない。よほど好きな先生ならともかくさ。

 

だからこその雑学であり、下世話であり、エロ本であると思う。(ホントかね)

 

そう…。下世話な本はコミュニケーションの、そして人生の潤滑油なのだ。

 

そして私は今日もまた、至高のエロ本を求め東奔西走するのである。

 

・・・

 

でも、最近はわりとおとなしめの、アイドル写真集なんかをブックオフでテキト―に見繕うことが多くなった。股間はあまり見繕ってないけど。

 

一体、何の話をしたかったのだろう当記事は。

 

私自身、よく分からなくなってきました。

 

では終わる。/おしまい。

 

>猫先生

 

コメントありがとうございます。

 

「恍艶デビュー」。

 

何やらめくるめく金粉ショ―みたいなカオリが。

 

マインドフルネスもACTも禅っぽさがありまた、森田療法もそんな思想が流れてますよね。「良い悪いとジャッジしない」とか「ありのまま」と言うのは太極拳っぽさもあるような。

 

>ハマサンス様(id:hamasansu)

コメントありがとうございます。

 

「ありのままを受け止める」って言うのはワリと"境地"みたいな敷居の高さがあり、結構熟練が必要ですよね。最低1~2か月かはかかりますが、取り組みがいはあります。

 

 

 

 

熟女仮面と呼ばれて。

どうもお久しぶりです。

 

さて、間隔が空いた。ベラボ―に空いた。皆様お変わりないであろうか。

 

まあ、当ブログは今後ともブログ主の自己満足、つまりオ○ニ―的な様相と場末感。

 

それに反旗を翻すが如く白いうどんげの花の如き、匂い立つ面積のやたら小さい女性水着のような、奥ゆかしくも光る自己主張をかまし確かな存在感を醸しながらもアヤしげに、それでいて脇が甘く臭く乳首が浮き出る感じで、臭いものに蓋をしまくりしつこい台所汚れや雑草の如く蔓延ってゆく所存である。

 

いと犯しけり。

 

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・・・

 

誰がそんなブログを読むと言うのだろう。その存立意義、つまりレゾンテ―トルを論理的に、筋道を立てて、意識高く口頭陳述してほしいものである。

 

いやその。

 

ああ、レゾンテ―トルと言えば田舎なもんで、近くの小綺麗な川沿いに、なんつ―か小城みたいな造りのモ―テルがある。いまだにある。

 

あそこにシケ込もうとした車に投石した過去があるのだな。

 

まあいい。年の頃は中坊であったな。

 

さぞみんなしてリア充に爆発してほしかったのだろう。人は無意識下で繋がっているのだ。

 

さておき、台所汚れ掃除と雑草抜きはわりかしライフワークなのだ、個人的に。

 

後者に関してはお世話になっているお寺における重要な仕事でもある、はあはあ。

 

一般に、いや一般かどうかはいまいちビミョーではあるが、水回りの汚い家の家運は落ちる、とか言う。

 

まあ、あながちウソでもあるまい。何となくだが、運の良さげな人の家に行くと、トイレや洗面所、台所などなどの水回りが汚い、と言うことはあんまりない。

 

あとは古着だの、薬だの本だのも、さっさと断捨離をかけることにしている。どちらかと言うと、頭でうだうだ考える前に直感で決める。勿論人様に押し付ける系のミニマリストとかではない。

 

直感が誤ることはあんまりないものだ、くらいに軽く考えているが、時折固いウンコを排泄して切れ痔気味になったとき、アロエ軟膏を買いに行く羽目に陥ったりする。せいぜい困った問題が生じるとしたらその程度だ。

 

豚は綺麗好きなのである。誰が豚やねん。

 

まあいい。

 

普段から心の断捨離だの執着外しだのと何となく身内を知らず知らず巻き込んでいたりもするのだが、この手の話を身内はあまり好まない。

 

あんたァ、御託並べてないでこのカマドウマを何とかしてくれない?などと、口より先に手を動かすことを通常は要求されるものだし、それが自然だと思ってもいるのだ。

 

「小我より大我に生きよ。」と言う。

 

人と言ふ存在は自分の殻に閉じ籠らず、自己中心的にならず、いつか社会に自身をお返ししていくものだと思ふ。

 

んで、くたばる時はくたばる時で、何となく出来る限りは、あまりバケ学物質だの添加物だので汚れていないカンジの身体を自然にお返ししたいなあ、とか思い生きている。

 

「縁起」の概念を持ち出すまでもない。生かし生かされ淡路島。リサイクルでエコなハ―トの持ち主なのである。

 

だが、文明にカブれればカブれるほど自然からは乖離していき、自然の真逆なワケだから不自然なカンジにもなっていく。なんか心身ともにだ。それはとてもチグハグなカンジだがまあ、ある程度は宿命なのだろう。

 

これは文明国に住まう人にも言えるし社会にも言えるし。そう言う国の科学者やその徒は、科学万能主義を唱え傲ったりもするのだろう。

 

まあ、どっちが良くてどっちが悪いのかは知らんし、人は人、自分は自分でいいのだろうが。

 

コロナや天災地災の例を持ち出すまでもなく、自然の猛威は脅威だ。科学は日進月歩には違いないが、どこかで限界を露呈する。また、科学や常識に囚われ過ぎるとなんだか人生そのものに面白味がなくなったりもする。

 

だが、科学がなければ人は生きられないし幸せにもなれんだろうし豊かにもなれんだろうし。

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んで、目下個人的に注目を向けているのは、まあちょいと昔からの関心事ではあるが、西洋医学東洋医学の融合的な話、あとはエピジェネティックスなんかの学際の話だ。ホリスティック医学系の書も結構読んだ。カタカナ文字ばかりだな。

 

名医と呼ばれる人は西洋医学一辺倒ではなく、患者さんの心理的な苦痛やストレスの緩和であったり、寄り添ったりエネルギーを意識的にも無意識的にも与えたりもするものだ。

 

催眠なんかを使い無意識下のトラウマみたいなのにアプローチをかける医師もいるだろう。

 

医師と患者さんの間にしっかりとした信頼関係が出来ているだけで、病気の平癒も早い。プラセボだのラポ―ルだののこれまたカタカナ文字があてられる。

 

西洋医学はどうも遺伝子決定論一辺倒を完全に抜け切れていない。あとは薬。

 

それが悪いとは言わないが、パチパチパチ、となんかやっつけ気味に、患者さんの目も顔も見ないで端末だけ叩いて薬だけ出されて終わりましただの、ガンの余命宣告をどっかの若僧の医師に淡々とされ、ご不満であればもううちに来て頂く必要はないですね、とまで言われただのの話を聞くと、ちょいと違和感を禁じ得ないところはある。

 

かと言って、医師も論文を書くとか政治に奔るとかの方がラクだろうし、何も気難しい患者にいちいち寄り添ってられない、みたいな思惑があるのかもしれんから何とも言えない。その人の仕事観やら価値観の話にもなるので難しいのだな。医師とて人間なのだから。

 

だがまあ、長い目で見て、医師サイドからして見てもパッパパッパと患者さんを事務的に捌く、みたいなやり方に、あまりメリットはなさげな気がする。素人目なのでなんとも言えんが。

 

血の通った行政だの、血の通った医療だのと書くと何となく青臭さであったり、綺麗事っぽかったり理想論っぽさが漂うが、どうも時代の流れなんかも手伝い、心だの魂だのが重要視されてきてもいる。

 

ともあれ、個人的に注視したいのはヒトの遺伝子はあくまで「設計図」であり、環境やらその人の思考やら感情やらは「建設業者」と言うことであり。

 

何らかの原因遺伝子にスイッチが入るとか閉じるとかの話もそうだし、努力が報われるとかの話に至るまで、環境要因の占める範囲も力も極めてエグいことだ。「病は気から」でもあるしさ。

 

適度なストレスも成長と達成感、充実感などなどのためには不可欠だ。

 

んで、そこには少なからず「意識」と言うものの介在をまさしく意識せざるを得ず、じゃあ意識ってなんやねん?と言う禅問答を脳内で相も変わらず繰り返していたりもする。

 

いろんな書籍をあたった。哲学書だの宗教書だの、宇宙物理学だの素粒子物理学の本だの。

 

まあ、相変わらずワケが分からないのだが、少なくとも脳の働きだけで説明がつくシロモノでは到底なく、何かの量子場とか磁気場っぽいやつなんだろうな。

 

でもこいつのことを考えてるだけでなんかウキウキだのワクワクだのするんだから、今のところはそんなもんでいいんだろうな、とも思ってもいる。

 

さて、精神医学の主流と言うのは今どんなカンジなのだろうか?クレペリン的な素質論と、フロイト的な原因を無意識下の負の情報に探る方法。

 

これらは勿論重要だし、無意識領域の否定的な思考や感情の支配力が強すぎると、もう自然治癒もクソもなくなって来かねないので、ある程度専門家の力を借りるところと、本人の自助努力が必要になる。

 

だが、現代はわりと薬が出てしれっと終わったり、患者さんに課せられる努力の重さが途方もないものにもなっていたりもしている。

 

だから、精神疾患の患者さんが集う場に赴くと、とりわけ就労を支援するような場では言い様のない閉塞感が漂っていたりして、何とかしてあげられないものかな、などとも身に詰まされる思いが募る。

 


反面、東洋的な思想を色濃く取り入れたものに「森田療法」がある。

 

これは、とりわけネガティブな感情を否定もせず肯定もせずあるがままに受け入れ、人として当たり前のごくごくありふれた心の働き・メカニズムとして共存していくようなニュアンスのものである。

 

そこにアドラー的な「目的論」なんかも加えておくといいバランスが取れるのだろう。

 

精神疾患の人は勿論、少なからず神経質あるいは神経症的な傾向のある人は、発達過程において当時接していた人物―とりわけ両親の存在はでかいが、その人間関係を自己に内在化している。そこがひずんでいることが多い。

 

それが健全なものなら良いが、あまりにも両親が厳格で教条主義的であるとか、まして虐待であったり暴行が横行していた、とかであると、その後の人生に禍根を残す。

 

あたかも、自分の中に何人もの人格が住まうかの如く、競争の激しい現代社会の中で意識下で自身を責め、追い詰めるAと言うメイン人格がいて、その人格に上からガンガンダメ出しされまくる幼いBのメイン人格がいるが如しで、こう言うのが脳内で延々と反芻してしまう人もいる。

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さて、ど―したものか。

 

こう言うことは結構昔から言われているけれど、児相だったりそれを統率する行政であったり。そこの人手不足であったり。教師の資質であったり。

 

親を選ぶことは出来ないし、しょ―もない教師も役人もいる。

 

本人にとっては本来は過去は過去でしかない筈なのに、後ろにかっ飛んでいくものでしかないのに、過去の記憶がカルマとなって、その人が成長しても同じ問題を繰り返し蒸し返す隠然とした影響力を持ち続けることが多い。

 

今のところは、だ。

 

陰陽の二元がくっきりした中で、苦しみを悪、楽しいとか幸せとか愛とかの何となくポジティブな側面が強調されることの多い要素を善、と決めつけるあり方は、長い目で見て真ではない、と言うこと。

 

だが、目下苦しみの渦中にいる人には勿論そんな言葉は響く筈もない。

 

まして、自己否定の強い人からすれば、恐怖や不安が強いのにさらに輪をかけて、分別と比較の心の癖が強化され、人と比べ劣等感が募りがちでさらに自身を貶めていってしまう。

 


諦めず生きていれば光明が差し、明けない夜はないのもまた真なり、なのだが、人生そのものを途中で断念してしまう人も多いから余計に心が痛む。

 


相も変わらず、何となくふわついた感じのスピリチュアルは嫌いである。

 

脳や心の働きや癖を度外視し、ネガティヴィティをひたすら否定し何やら上から気味に、願いあとはただただ楽しく前向きでいれば大丈夫なんですよ、みたいなポジティブハラスメントをするのはど―も正直、カルトとあんまり変わらないんじゃねえの?って気すらする。

 

まあ、かと言って、ある一定の人生経験なり年の功なりを積んだり経たりすれば、その人なりの味も出てくるし語れるものも出てくるものだ。素早く思考を自動分解しパッと切り替えるしなやかなメンタルもそう言う類いだろう。

 

総論楽観思考になるとそりゃ―ラクだ。「んあ?なんとかなんじゃね―の?(ほじほじ)」みたいな精神状態を保てる。勿論、道のりはそれなりに長い。

 

ガチの悲観主義だとただただ生きるのがつらい。オレは(私は)これで生きるんだ!と決めているならともかく、基本はちょっとの悲観脳細胞を残し、楽観脳をこつこつ作っていくのがいい。

 

色んな方法があり、どこかでその地道な努力がカチッ、とはまる時が来る。

 

単一の方法を極め尽くすのと、色んな方法を組み合わせるののどちらがいいかはその人の特性に応じるので何とも言えないが、禅であったりヨガであったりの東洋的なアプローチ、欧米発の認知の歪みを緩めたり感情を吐き出したり感謝リストを作ったりイメージを使ったりの、わりかしハイソでテクニカルな取り組み、運動などなど様々だ。勿論そこに食事と睡眠などの支えが確かなものでなければならないだろう。

 

日本もけして負けておらず、真言だのマントラだの言霊などは、確かに地道だが効果が指数関数みたいな勾配でぐい~んと上がってくる。

 

「徳積み」もとてもいい。

 

別にお金がなくても与えることは出来るし、天の神様仏様視点からすれば、陽徳より陰徳の方がいいのである。まあ、コロナがあるから、たばこの吸い殻を拾ったり空き缶を拾ったりは、金属ハサミとかがなければ控えた方はいいかも知れないが。

 

私はもうここに書いたやつは、数多ある欧米発のやつは全部ではないが、他は大体はやった。んで、今も勿論やっている。

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言うは易しかも知れないが、訓練に取り組む価値は十分にあり、精神的に病みがちな人ほど逆説的にイケるのではないか、と言う気すらしている。

 

どうせ私なんかに出来っこない!と決め付け、自分にやる前から限界をがっつり被せてしまうのはとにかく勿体ないと思う。

 

話が重たくなってきてしまったが、最近はそんなカンジの自他共の諸活動に身を置いていた。自分なりに掴みかけているものもあるが、まだまだ力及ばずでもある。

 

ちなみに、その一環として講演デビューすることになった。

   

公園デビューと言うと通常は乳幼児のまさしく公園Debutを形容する言葉だが、お役所勤務時代に先輩とエロ本専の本屋さんに入り、戯れにホモ雑誌を開いたら、なんか全裸のグラサンかけたに―ちゃんが夜の公園を練り歩いている写真があり、

 

公園デビューしました。」

 

とか謳ってるもんだから、しばらくの間その先輩夫婦と公園デビュー公園デビュー言っては、げしゃげしゃ笑ってたっけな。

 

まあ、私が講演デビューしたところで、今のところは疾患に対する突き抜けた有益な妙案も打開策もいまいちないワケだから、正直ビミョーではある。

 

ともかくだ。

 

何か有益な情報の一つでも二つでも書けるなら、そりゃあ出し惜しみはなしんこだ。色々と引き続き、内観したり瞑想したり、人に会いに行ったり学んだり。そんな中で何かが見えてくれば、と切に願う。

 

さてさて、秋ですね、あき竹城。

 

マジで食欲の秋だと思う。あと性欲。あ、これはいつもか。

 

リビド―盛りと自己超越欲求だけで生きてきた。もうそろそろ恋する5秒前、とも言える。

 

・・・

 

・・・・・・

 

ぴらっ。

 

最近はエロ本の表紙の、キレイなお姉さんの旨の谷間を見るだけでときめくようになってしまった。パブロフの犬か。

 


そんなところである。 スクワットもホドホドにしようと言う話であった。

 

アレだ。「フライデー」とかを見ると、女子アナさんのページは大概あるものだが、「クン」付けで紹介してるのはなんとかならんものかな。

 

コンビニで笑っちまうのだが。勿論アイドルなんかにも言えるな。「長濱ねるクン」とかって。

 

まあいいが、国会議事堂に卍固めをしたアントニオ猪木氏もそんな心境だったのだろうか?


いや。


それはもののたとえでまた、猪木氏はそんなに性春暴走はしてないだろうぜ。

 

ではまた。/おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴様とドナドナ。

「お、おい…。あいつ見ろよ…。

東京最大の族の頭、江藤欣二だ。

な、なんでこんなとこ一人で歩いてんだよ…。」

 

「バ、バカ!視線をあっちに向けるんじゃねぇ!オレらなんざ、あっと言う間にミンチにされちまうぞ!」

 

「あ、ああ!!

 

・・・。

 

・・・あれ?」

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「・・・あれ?」

 

「・・・。」

 

「・・・・・・。」

 

「み、見たか?」

 

「あ、ああ。見た。」

 

「いいいいいいい今よ、た、確かに、スマホをちっちゃい女の子に向けてた、よな?し、しかも電柱の影からよ。な、なんかよ、舐めるような視線でよ。」

 

「あ、ああ。かかかかかか、隠し撮りか、かなあ?

図体がでかすぎて、全然隠れてね―けどな。」

 

「つ、つつ、ついて行ってみるか。なんとなく、なんかやましいことしてるっぺえけどよ、事案発生っぽいやつとかだったらオレらでよ、通報しようぜ?良心に従って。」

 

「い、いや待て。こう言う手もある。

 

オレらのガッコのよ、守護神になってもらうのよ。

 

江藤とよ、東京最大の喧嘩族狂乱同盟がバックにつきゃあよ、オレらのガッコに上等切ってこれる奴らなんざいなくなるだろ?

 

オレらでばっちり証拠と弱み握ってよ、江藤に揺さぶりをかけるんだよ。

 

やべえ橋を渡ることにはなるかもしんね―けどよ、あいつがもしかしたら実はロリコンの変態だ、ってことを知ってんのは今、オレらだけかもしれねえ。

 

まだ可能性だけどよ。」

 

「とととととりあえず、尾行してみようぜ。」

 

…コソコソ…

 

きゃっきゃっ。

 

「・・・(じ~~~…)」

 

「・・・。」

 

「・・・・・・。」

 

・・・

 

「ママ!暑いよ~。」

 

「そうね~…。じゃ、礼子、コンビニでアイス買ってあげよっか?」

 

「ホント!?わ~い!!」

 

タッタッタ…

 

ウィ~ム。

 

こそ、こそこそこそ…。

 

「お、おい、江藤の野郎、入ってっちゃったよ。」

 

「や、やり過ぎじゃね?」

 

「あのツラと図体ならよお、コンビニの中ではどう見たって不審者だろ?あの挙動ならよお。な、何考えてやがる…。」

 

「お・ま・わ・り・さ・ん・こ・っ・ち・で・す。」

 

「よ、用意周到じゃねぇか。オレはコンビニの店員が110番する前に電話すっからよ、おめぇは警視庁にメ―ルな。お手柄で金一封どころの話じゃねえ。もしかしたらよ、オレらが狂乱を一気に追い込むきっかけなんか作っちゃってよ。ひ、ヒ―ロ―だぜ?狂乱にバレさえしなけりゃよ。ケ―サツは黙っててくれるもんな?」

 

「い、いや?オレらのガッコはどうすんのよ?」

 

「あ、そうか。も、もう少し様子見るか…。オ、オレらもよ、とりあえずコンビニ入ろうぜ?」

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「あ、ああ…。」

 

ウィ~ム。

 

「いらっしゃいませ~。」

 

「・・・。」

 

「お、おい?江藤の野郎、いねえぜ?」

 

「まままままままさかとは思うがよ、あのガキに欲情するあまり、コ―フン鎮める為にトイレ入って45ってるんじゃ?」

 

「あ、ありうるな…。」

 

ゴクリ…。

 

「おい。」

 

「は、はいいいいいい~!?」

 

「てめえらよお、な~んか、さっきからちらちら視界に入ってたんだけどよお、あ―?なんかオレに用でもあんのかよコラ。こそこそこそこそしやがって。」

 

「(プププププリングルスの種類選んでて、しゃがんで見えなかったあ~?)いい、いいいいいえ、な、何も!?」

 

「何も?なんだよ、ああ!?はっきり言えやコラ。」

 

「す。」

 

「・・・あ?」

 

「す、スマ―トフォンを見せたまえ。」

 

「…ああ?」

 

「あああああ、あなた、あなたねぇ。さ、さっきから見てたら、ち、ちっちゃい女の子にスマホ向けて、と、ととと、盗撮してるでしょ?ほ、ほら、あの母娘。ネ、ネタは上がってるんですからね?」

 

「ば、バカ!」

 

バッ!!

 

「~~~ッ!?」

 

「し、し~っ!!声が、声がでけえ。れ、れ、れ。」

 

「れ?レレレ?」

 

「礼子に見つかっちまうだろうが!!」

 

「…!?か、顔、真っ赤っすね?」

 

「うるせえ!!てめえら、ちょっと来い!」

 

「ひ、ひいいっ!?」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「て、てめえらよお…。」

 

「こ、○さないで…。拉致らないで…。わ、悪気はなかったんです…。わ、忘れますから、今日のことは…。な、なあ。」

 

「は、はい。あ、あなた、江藤さんですよね、狂乱同盟の頭の。あなたの心を乱したことは万死に値します!す、すみませんでしたッ!!」

 

「い、いや、だからよお…。う、う~ん、とんだとこ見られちまったよなあ。」

 

「?」

 

「ありゃあ、オレの娘なんだよ。礼子はよ。」

 

「えェ~~~!!」

 

「あっちの母親はよ、節子って言ってな、幼馴染み、いや、幼馴染みだったんだ。苦労かけちまったなあ…。」

 

「た、立ち入ったことを…。い、いや!?いやいやいや?あなたのプライベートに土足で、興味本位で首突っ込んじまって!いや、マジで!!な、なあ?」

 

「え、ええ。マ、マジですみませんでした!」

 

「・・・・・・。

 

・・・じゃあよ、てめえらどこの不良かは知らねえけどよ、少し話に付き合ってもらってもいいか?誰にもこう言う話は出来ねえんだよ。

 

オレは喧嘩に明け暮れてきてそこらじゅう敵だらけ、チ―ムには…、まあ、勿論何人かは気を許せるやつらはいっけどよ。

 

案外てめえら見てるとよ、うちの若え、ビビりだか根性あるんだかよく分からねえやつらと重なるところがあってな。まあ、悪いやつらじゃなさそうな気がしたんだ。」

 

「ま、マジすか?」

 

「いや、天下の江藤さんにそこまで言ってもらえるとは正直…。あ、あんなことしたのに…。

 

え、ええ。オレらみてえなカスで良ければ…。」

 

「節子はうちの近所で一緒にずっといてよ、幼稚園から中学まで一緒でよ。そりゃあ、昔っから可愛くて気立ても良くてよ。」

 

「(だよなあ…。)ええ、ええ。分かります。」

 

「かたやオレあよ、893の家に産まれてよ、あいつに近づく野郎を片っ端からぶん殴ってよ。川に沈めたりしてたんだ。」

 

「(こ、こえ~…。)幼稚園の時とかからそんなだったんスか?」

 

「ああ。幼稚園の時でも小学生の上級生を4~5人簡単にぶっちめてた。

 

だがよ…。

 

節子って、ホントに優しかったんだ。だけどよ、オレがそんなことをすると本気で怒ることもあったんだ。心が開いてんだか閉じてんだか分からねえ。オレの一方的な思いかもしれねえ。」

 

「・・・。」

 

「だがよ。優しいあいつが本気で、オレみてえなやつに怒ることの裏にはよ、あいつのオレへの思いがあった。長くなるけど聞くか?」

 

「(長えのかよ…。)は、はい、勿論です!」

 

「何度も手編みのセ―タ―貰ったり、バレンタインデーにでっけえチョコを貰ったりしてな。最後にゃあ女の子に恥をかかせる気!?って、また怒られた。」

 

「あ、あれ?案外短いっすね。いい話じゃあないすか!ほっこりしましたよ。」

 

「だがよ、基本的にはな、ププププ、」

 

「ププププ?」

 

「ププププラトニックに終わってな。オレはうちの組を継ぐし、それまではチ―ムを組んで、全国を獲ろうと動くことにしてな。泣く泣く袂を分かったんだよ。」

 

「("プラトニック"って…。ガキ産まれてるよね?)そ、そうすか~…。」

 

「で、今日みたいなことになってた、と。」

 

「あ、ああ。だ、誰にも言うなよ!!チ―ムのやつも、そんなには知らね―んだからよ。」

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「(いや、あの図体で尾行してたら色々バレバレだろうに。まあいいか。)で、娘さんなんですが…。」

 

「礼子だろ?な、なあ?か、可愛いだろ~!」

 

「た、確かに。か、可愛いっすね。何歳なんですか?」

 

「6歳だな。オレに似てるだろ?節子にも似てっけどよ!」

 

「(いや?いやいやいや?父親の遺伝の欠片すら感じられね―!!)そ、そそそ、そっすね!!」

 

「6歳だとすると…。え、え~とお二人は…。」

 

「こらこら、仕込んだ学年をカウントしてんじゃね―よ。」

 

「せ、節子さんは、ずっとお一人な、なんでしょうか?それとも誰かと?」

 

「あ―?」

 

「…ひっ!?い、いえ!す、すみません!た、立ち入り過ぎました!」

 

「まあいい。一人で礼子を育ててるよ。おりゃあよ、もうあいつを幸せにはしてやれねぇ。住む世界が違い過ぎるんだ。せめてよ、養育費とか生活の足しに、とは思ってよ、送金なんかはしてるし、たまにゃあ礼子の寝顔を見に行ったりするこたあ、ある。さ、サンタをやったこともあったぜ?」

 

「ま、マジすか!?」

 

「ああ。礼子は本当に、サンタを信じてるんだ。だけどよ…。あいつの寝顔を見れば見るほど、心が抉られていくんだよ。どんなにやべえ喧嘩とかリンチとかよりいてえんだよ。うう…。」

(ゴリラの目にも涙…)

 

(ゴリラも人の親なのか…。ゴリラなのに…。)

 

(礼子ちゃん、バナナとか、好きかな?)

 

「おめえらよお。」

 

「…ウホッ!?い、いや、な、なんでしょか?」

 

「(な、なんだ、"ウホッ!?"って…。"くそみそ"か?)今日の件は見逃してやる。あとはオレに近づくんじゃねえ。なんかよ、見られたくね―とこ見られちまったしよ。

 

だけど、おめえらのツラ見てると、まあわりいやつらには見えねえしな。

 

オレはある程度、手前の敵なのか、味方なのか、どれでもねえのか。なんか、分かるようになっちまったところはある。だから話したんだよ。」

 

「・・・」

 

「わ、分かりましたっ!押し付けがましいかもしれませんが、そこまで言われては男が廃ります!

 

あなたの心を乱したことについての詫びは、あとは行動で示しますッ!あ、あなたにメイクドラマを提供するためにオレら、一肌脱ぎましょう!」

 

「お、おい?おめえ!?」

 

「な、何する気だてめえ…。な、何が分かったんだよ!!れ、礼子に何かする気じゃねえだろうなあ?あ―!?」

 

「いや。単純明快なことですよ。オレらも大概なワル。勿論あなたは大ワル、ワルの親玉です。」

 

「何が言いてえ?ぶっ○すぞコラア。」

 

「話は最後まで聞いてください。オレらがあの母娘に絡みます。オラオラ言いながら。こいつはまあまあ目がつぶらなんでグラサンかけます。」

 

「あ?な、なんかよ、展開が読めるんだけどよ。ベタ過ぎねえか?」

 

「いいんです。ここはハ―トでぶつかるのです。結果にこだわるべきではありません。オレらはハッタリ一筋三百年、早いの旨いのやっすいのがモット―です。だから、まあまあほどほどの恐怖感だけ与え、経験値を活かしヒットアンドアウェイをかましながらあなたの登場を待ちます。」

 

「おお、おめえの言いてえことが分かったぜ。おめえにしちゃあ、ナイスアイデアだ。

 

よし。そこへあなたが満を持しての登場。漫☆画太郎の如しです。でも、地獄甲子園みたいな目には遭わせないで頂ければ幸い。」

 

「・・・」

 

「いいですか?我々はサポートです。主人公は江藤さん、あなたです。ここは肚くくって、オレらを非物理的に蹴散らし、いい感じで対面を果たしてください。あなたは愛の戦士です。」

 

「あ、愛の戦士…。」

 

「あとはあなたの意志。我々は演技力はなかなかのものと自負している。見返りなど要りません、てか、謝罪ですからね。ドンと来い!です。」

 

「お、おめえらよお…。なんかすげえな。お、恩に着るぜ…。」

 

「いい顔です。決心は固まったようだ。では、行きますよ。タイミングを見計らって!季節外れのサンタさんになったつもりで!」

 

「お、応!!」

 

「では、ご武運を!セックス!!」

 

・・・

 

すたすたすた。

 

「あ~あ!くっそあちいぜ!!こんな日はよお、あったけえ人妻の肌が恋しいぜぇ!」

 

「まったくだぜ!汗まみれになってまぐわいたいねえ!お?」

 

すたすたすた。

 

「へっへっへ、いるじゃあねえかよ。お嬢ちゃん、ちょっとあっち行ってな。」

 

「な、なんですかあなたたちは…。」

 

「マ、ママ…。」

 

「人は俺たちを不良と呼ぶねえ。まあ、やりてえようにやり、貪りてえときに貪り、奪いてえ時に奪う。例えば、あんたみてえないい女、とかな。」

 

「け、警察を…。だ、誰か…。」

 

「ムダだぜ?おい。」

 

「おう!」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「コラコラコラあ!!」

 

(ゲッ!)

 

「おいおいおい、なんで松高のやつらがここにいんのよ?ここでナンパとかよ、いい度胸してるじゃねえか、ああ?」

 

「おめえら、人妻趣味かあ?随分と町の風紀を乱してくれるじゃないの、ゴミがよお。おうち帰ってよ、ママのおっぱいを吸うか、人妻もんのAVでも観てなあ!!」

 

「う、うるせえ!!てめえらには関係ね―だろが!すっこんでろ!!」

 

「ああ?俺らのシマで喧嘩ふっかけようってのか?おめえら、ナンパはするわ、オレら黒高に喧嘩ふっかけるわでよお、松高ごときがよお。ガッコごと潰されてえのかくらあ。」

 

(くっ!バカ共が!!ややこしくしやがって!に、人数が…。え、江藤さん…。)

 

「さあ、お姉さん、こいつらほっといて、オレらとカラオケでも行こうぜ!ガキは託児所にでも預けてよ。」

 

「はあはあはあ…。コ、コ―フンするぜえ。おっぱいめっちゃでけえじゃねえか!!旦那に毎晩揉まれてんの?ね、ねえ?は、早くカラオケ行こうぜ!」

 

「い、いやああああ!だ、誰かあ!!!」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「何やってんだコラあ!!」

 

「!!?」

 

「…ひっ!?」

 

「なななななな、なんですかあなた!?」

 

(江藤さん!)

 

「なんですかじゃねえよ。よほど死にてえらしいな。(ビキッメキッ)」

 

「いいいいいや、いやいやいや!な、何かあなたに御迷惑でも?」

 

「黒高?なんだそりゃ。おめえら皆○しだコラ。オレが誰か分かってんのか!!?」

 

「いいいい!?いえ!わ、分からましぇん!」

 

じょ~~…。

 

(ぶっ、もらした…w。すげえ迫力…。)

 

「み、見たことがあります。と、東京最大の喧嘩族狂乱同盟のヘッド、江藤さん、ですよね?あ、あなたにて、敵対しようなどとは、こ、これっぽっちも思ってましぇん!ボ、ボクらがな、何か?」

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「何か?じゃねえんだよ。そいつあな、オレのカミさんと、そ、その…。」

 

「???」

 

「なんでてめえらにんなこと言わなくちゃいけねえんだよ!!てめえら、ヒキ肉にしてやるぜ、あ―?」

 

「ひ、ひいいっ!?」

 

「き、欣ちゃん!?な、なんでここに!!」

 

「死ねやこらあ!」

 

「う、うわああああああ!!た、助けて!!!」

 

「止めなさい!!」

 

「!?」

 

(え…?)

 

「!!??」

 

「れ、礼子?」

 

「喧嘩しちゃだめ!」

 

「え!?は、はい…。」

 

(江藤が…。な、なんか、借りてきたネコみてえになったぞ!?)

 

「喧嘩しちゃ、ダメだよ…。」

 

「お、おう_。」

 

「おじさん。おじさんのこと、礼子知ってるよ?プレゼントくれたり、ママをとおくから見守ってくれてたり。礼子のことも…。」

 

「・・・」

 

「ママはね?おじさんの写真をずっと見てることがあるの。私、知ってるんだ。」

 

「れ、礼子!?」

 

「おじさん、パパなんでしょ?」

 

「~~~ッ!!!れ、礼子、知ってたのか?い、いつから?」

 

「わかんない。でも、わかるよ。おじさん、パパの匂いがするもの。とっても懐かしい匂い。

 

いつも、見守っててくれて、ありがとう。」

 

「れ、礼子…。」

 

「そしてね、喧嘩しちゃだめ。礼子のパパ、すごく強くて優しいんだもん。」

 

「・・・。」

 

「分かりましたか?」

 

「は、はい…。」

 

「よしよし。(なでなで)」

 

「はあうっ!?❤️」

 

(江藤が…。あの江藤がビクッ!?ってなったぜ?ま、まじかよ…。暴力大王がなんだか忠犬ハチ公みてえに…。)

 

「て、天使…。」

 

(ぶっ、何言ってやがるw。)

 

(ば、バカ!笑ってんじゃねえ!)

 

「節子…。」

 

「欣ちゃん…。」

 

・・・。

 

「オレあよ、オレあ…。ま、まさか、礼子がよお…。」

 

「私もよ。礼子、時々パパの話とか、絵とか描いてたのよ。絵にあなたの面影があったわ。そうね…。そんなにおっきな背中だもんね。サンタさんのふりしたって、バレちゃうか…。くすっ。」

 

「節子…。おりゃあ、どうすれば…。肚あ、決められなくなってきたぜ、情けねえ…。あん時、未練は絶ったつもりだったのに…。一日たりとも、一時でも、お前たちのことは忘れたことがねえんだ。」

 

「・・・。・・・いいえ。あなたは、あなたらしく、あなたの道を行くんでしょ?」

 

「あ、ああ。今さら、引き返せねえとは思う。だ、だけどよ、もう一回、やり直せるならよお…。」

 

「欣ちゃん。」

 

「あ?」

 

「私ね。実はね、欣ちゃんが送ってくれたお金には手を付けてないの。私は私のやり方で、この娘を立派に育てて幸せにしてあげたい。気持ちだけで充分よ…。」

 

「な、なんでだ!?お前、疲れた顔してるのが分かるぜ!いくら意志のつええお前でも、もたねえぞ!!オレがそっち側へ行けねえんなら、オレのこたあいい!誰かいいやつを見つけろ!お前はお前で幸せになれ!オレはカネを送るとかしか出来ね―からよ!た、頼む!!」

 

「欣ちゃん…。お金に綺麗も汚いもないのかもしれない。でもね、やっぱり、人様に御迷惑をかけて得たお金で、私たちは幸せになってはいけない気がするの。気持ちだけもらって、あなたにお返しするわ。学生さんとかにお金集めさせたりもしてるんでしょ?」

 

「わ、分かった!分かったよ!893なんか継ぐのはやめる!真っ当に稼いでやり直す!知り合いの土建屋もあるんだ!!れ、礼子は…。」

 

「ムリよ欣ちゃん。それじゃあ欣ちゃんは、命の危険すらある。あなたが積み重ねてきたことは、それだけ重いと思う。あなたはそっちの世界で生きていかないと、抑止も利かないし、義理も責任もお役目も果たせないんじゃなくて?仮にあなたがそれで良くても、お家のことも組の方々のこともあるんでしょう?」

 

「…ッ!?」

 

「だから、あなたはあなたの道を進んで。私は、私の道を行くわ。でも、心まで離れる訳じゃない。あなたをずっと愛しています。これからも、ずっと…。」

 

「う、ううう…。」

 

「礼子。パパにさよならを言いなさい。」

 

「パパ…。喧嘩しちゃダメだよ?」

 

「ははは…。そりゃムリだ礼子。パパは喧嘩しか能がねえんだからなあ。ホント、ダメなパパですまん。ママと幸せにな。」

 

「うん!」

 

「節子…。れ、礼子はい、いい娘に育ったなあ…。」

 

「そうね…。いい娘に育ったわ。あなたと私の娘ですもの。」

 

「苦労、かけちまったな。そして、これからも…。」

 

「そんなあなたを私は好きになったのよ。後悔はしていないわ。」

 

「じゃ、じゃあな。」

 

「じゃあね、欣ちゃん。」

 

「パ、パパ…。また、サンタさんしに来ていいんだよ?」

 

「ははは、夢のね―こと言ってんなよ、礼子。幸せにな…。」

 

「うん!バイバイ!!」

 

「・・・」

 

「・・・・・・。」

 

そろ~り…。

 

「おい。」

 

「ひっ!?」

 

「なんか、白けちまったよ。おめえら、帰れ。」

 

「は、はいい~ッ!!」

 

ダダダダッ!!

 

・・・

 

・・・・・・

 

くるっ。

 

「お、お前なんか!アムールトラに喰われちまえ!」

 

「お前のか―ちゃん肉○器~!」

 

ぴゅ~!!

 

「(ア、アホかあいつら…。なんちう捨て台詞だ…。)あ、あいつら、あんなこと言うてましたぜ?バカなやつらだ…。」

 

「・・・そ、そんなこと言わなくてもいいだろ・・・。なあ。」

 

「(じ、地味に凹んでる。)そ、そうっすね。」

 

「な、なんか、余計なことをしてしまった気が…。もう、埋められても仕方がないです、な、なあ?」

 

「は、はい…。」

 

「何言ってやがる。

 

おめえらとはもうダチだ。ありがとよ。

 

早いか遅いかの違いだけだったんだ。気持ちが溶けた気がするし、おめえらの気持ちも嬉しいんだよ。

 

まあよ、これからおめえらにあいつらが粉かけてきたり、どこかがちょっかい出すようなことがあったらよ、オレらが駆けつけてブッ潰してやっからよ。」

 

「(き、き、き、来た―!!なんだこの展開?)ま、まじっすか?あの、天下の狂乱同盟の!?」

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「器でけえっすね…。」

 

「おりゃあもう半年ちょいで引退だがよ。そんなに跡目で揉めてる訳でもなくてな。オレの後を継ぐ鬼頭にゃあ、おめえらのことは伝えておくからよ。」

 

「あああああありがとうございます!」

 

「じゃあよ。」

 

「はい!」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「な、なんか、すげえ一日だったな。」

 

「夢オチとか、ね―よな?」

 

「いや。ねんじゃね?」

 

「じゃ、けえるか。」

 

「礼子ちゃんにバナナの差し入れ、しなくていいかな?」

 

「まだんなこと言ってんのか。」

 

/fin

渡る世間に鬼はいない。

これは、「鬼滅の刃」の鬼が討伐されたのちの、どうもさる世界線らしい。

 

そうとしか言えないが、とりあえず我妻善逸は竈炭治郞の実妹禰豆子を娶り、彼ら"鬼殺隊"により実現されもたらされた、泰平の世をワリとなにやら浮かれた、いいカンジのノリで生きていた。

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今日は鬼の始祖である鬼舞辻無惨を、討ち取った瞬間を目撃したさる者たちにより、時代の脚光を浴びることになった"鬼殺隊"…の後進の会社組織。

 

まだネ―ミングがあやふやなカンジの営利団体の役員っぽいことをやってる、時の人竈炭治郞。(くどいッ!)

 

そして、今は何をやっているのかはよく分からないのだが、文を書いたら"すぐ行くぜ!"と野太い感じの返事をくれた嘴平伊之助。

 

善逸は鼻の穴全開で、お団子でも食いにいこうぜ!などと言う話を持ちかけていたのであった。

 

そのうららかなさる日曜日。

 

時はまだ大正・・・。

 

善逸:「♪近頃~わ~たした~ちは~ いい~ニオイ~ ぐへへ。(1)

 

あ、伊之助は来てるみたいだな。炭治郞は…まだ、かな。

 

お~い、伊之助~!!」

 

タッタッタ…

 

「伊之助!久しぶりだなあ!!元気そうで何よりだ!」

 

「森羅万象森羅万象森羅万象森羅万象!!」

 

「い…のすけ?」

 

「いかにも!拙僧、伊之助でおじゃる!猪のカブリ物がたま~に臭うなる喃(のう)、常考。」

 

「いやその…。まあいいや。お前のその"猪突猛進!"が"森羅万象!"になってるとことか、口調がそもそもナニ系なのかがカオスなカンジとか臭くなる前に脱げばいいだろ!的な、カオスなツッコミ所はあるにゃああるけどさ。

 

あ、俺善逸な?一応な??

 

"常考"ってアレだよね?"シ○ュタゲ"?」

 

「???。鬼がいなくなった今の世に、何に猪突猛進すりゃあいいんだよ?

 

訳の分からねえこと言ってると不自然な動きで近付くぜ?」

 

「くれぐれもやめてくれ。

 

それとな伊之助?俺に聞くなよそんなこと。そりゃあ自分の頭で考えるとこだろ。

まあ、なんかかんか前の伊之助っぽくなったのはいいや。とりあえず安心はした。

鬼とかくっそ怖かったあん時とはまた、別の不条理系見てるカンジの気味悪さはあったからさ。

まあ、お前が何かタンポポ持ってて、わらしべ長者っぽくなってるのも、まあ芸風みたいなもんとして生暖かかくここで見てるわ。」

 

「でもな、一応坊主にはなったんだよ俺。ほれ?あ、あと、タンポポはおめえの頭もだからな、善逸。」

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「髪剃ってないとかおま、どんだけだよ!?何が坊主だ!!」

 

「だって、女の子みたいなオレ的イケてるとこは、なんつ―か母親譲りだからよ。それにしても炭治郎おっせえな。」

 

「う~ん…。まあ分かるにゃあ分かるけどさ、お前がそんなにいい感じの美形を維持してると、いくら煩悩を捨てた僧侶だってオカマ掘りたくなるよ―な気が…。ああ、炭治郎おっせえよな。カナヲちゃんといちゃラブしてんのかなあ…。」

 

「いちゃラブ…。まあ、いいけどよ。でもあいつ、今柱だからなあ…。あいつなりの思い入れも強いし、天職みてえなもんだろ?

 

忙しくて来れねぇってことは普通にありうる。カラス飛ばしゃあいいだろ、的なとこはあっけどよ。それすりゃ追い付かねえのかもしれねぇ。」

 

「まあな。今は"鬼殺隊"は名乗ってるけど、普通のいい感じの大会社だからなあ。上も下も何となくあいまいな、"ふらっと"ってやつ?なんにせよ自由っぽいよね。

 

あいつ、そう言う権力構造みたいなのがそもそも好きじゃないだろうし、甘ちゃんっちゃあ甘ちゃんなのかもしれないけどさ。

 

トップの産屋敷家の一族も今じゃあ、そんなに短命でもないし相変わらずのハ―トフルほのぼの全開だろう。前は時代があまりにも殺伐としてたから今は真逆だよね。

 

そうやって上とか下とかがボヤけても、なんだかんだで丸く治まってるのがやっぱり、あいつの叶えたかった夢そのものだと思う。」

 

「ああ、口出しするようなもんでもねぇ。あいつらしいわ。まあ、オレらはオレらで、くっちゃべって待ってるべ。」

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数分後…

 

「お~い!!」

 

「炭治郎だ!」

 

「ご、ごめん、遅くなった!う、う~ん…な、何かおごるよ!」

 

「いいよ炭治郎。気遣うような仲でもないだろ?なんつ―か、ほんっと真面目なやつだなあ。」

 

「炭治郎!いつ以来だっけな?」

 

「う、う~ん?でも、文通もずいぶんお互いしてたから、なんかそこらへんは曖昧かも。」

 

「あ、この前鱗滝さんが来たよ。いっぱいおみやげ持ってきてくれてさ。

 

なんか会社名が有名になりすぎた負のなんちゃらで、あて字で"奇冊台"にしようか、みたいなキテレツな会議をやっとるよ、とか言ってた。

 

あの時代だから優しくも厳しい人だったかとは思うけど、思ったよりずっとお茶目なとこもあるよね。」

 

「でしょ?

 

今はうちの相談役、みたいなカンジだけど、あちこち歩いて講演したり、後進の指導をしたり各地のみなし子たちのお世話をかって出たりしてるね。」

 

「すげえよな鱗滝さん。でも、やっぱりあのお面は取らないよな。トレ―ドマークだからなんだろ?」

 

「みたいだね。ポリシーだとも言ってるね。」

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「・・・。じいちゃんも、生きてればあんなカンジで自由にあちこち行ったりしてただろうなあ…。じいちゃん…、獪岳…。」

 

「・・・。」

 

「おいおいおい!?善逸!

 

気持ちは分かるけどよ、あの時代オレたちにたくさんの大事なものを託して亡くなっていった先人のためにも、おれらは幸せになって、その幸せを他の人にも、だろ?

 

ま、まあ、たまにゃあ、そりゃしょうがねえけどよ。」

 

「う、うん、分かるよ。メソメソしてたらじいちゃんに喝を入れられるからね。切り替える。

 

炭治郎!それはそうとこいつ、さっきからヘンなんだよ。見てると面白いと言うか、見てはいけないものを見てると言うか…。ほら、またなんかやってる。」

 

「え?伊之助?…。・・・なんか、既にして自分の世界に入ってるね。」

 

「・・・」

 

し~ん…。

 

・・・

 

・・・・・・

 

「う~む、さとった。」

 

「ほらな?」

 

「バカヤロ―善逸。"さとり"はな、お坊さんの夢なんだせ?そんでな、その前に"宇宙にお―だ―"するんだ。」

 

「・・・え?」

 

「それでな、波動を上げる。」

 

「波動…。」

 

「そして、ワクワクした感情を維持して、いつもワクワク、ワクワクする。やってみろ!」

 

「い、いや、やってみろって言われても…。もうずいぶん前からついていけてね―からなオレたち?な、なあ、炭治郎。」

 

「う、う~ん…。」

 

「そして、完了形で"さとった!"

 

これでお―だ―は通るんだ。」

 

「・・・。」

 

「な、なあ伊之助?お前、何かにカブれてねえか?だ、大丈夫か?」

 

「何がだよ?大阿闍梨様が言ってたんだぜ!?オレを担ぐ気かよ善逸この野郎!!」

 

「いや、いやいやいや!そ、それヤベえような気がするよ!童磨の"極楽教"みたいな何かだ!やべえよ伊之助!!なんかヤベえ宗教かもしれん!わ、悪いことは…。」

 

「いや?大阿闍梨様はこ―ゆ―話をしたあとはきまってこう言うんだぜ?伊之助、これは冗句だ、って。」

 

「伊之助あのな。冗句(ジョ―ク)って、どんなイミか分かるか?ま、まあ、こいつくらいまっすぐで純粋なやつだと、あるイミからかいがいがあるのかなあ…。大阿闍梨様って、お寺の一番えらいひとだろ?

 

さっきからの伊之助のおかしなノリはおおむねそのせいだったのか…。」

 

「オレは伊之助は可愛がられているんだと思うよ。

 

それにあながち、"宇宙にお―だ―"は否定するようなものでもないんだってさ。

 

人の数だけ幸せのイミも定義も違う訳だしさ。

 

まあ、あとはここでする話じゃあないけど、夢もキボウもないようなものじゃ、全然ないんだと思うよ。」

 

「…え?そう言うものなの?」

 

「うん、よく分からないんだけどね。"からくりさ○かす"のふぇいすれす司令(2)みたいな人もいるんだろうし、やはり人それぞれだ。」

 

「…。オレは、"うしおととら"しか分かんね。(ほじほじ)」

 

「うん、オレも。"ぶ○くおふ"とかで売ってるんじゃないかな?」

 

…ああ、なんか時代に合わせていちいちひらがな表記にすんのめんどくせ。めんどくせ―から止めますね?(3)

 

「・・・ん?誰か、何か言った?」

 

「いや?別に?」

 

「風のささやき、かなあ?」

 

「ぽえみぃだねえ炭治郎。さては、カナヲちゃんとの結婚生活もいいカンジなくちだね?旦那。」

 

…生まれてきてすいません。

 

「???」

 

「伊之助?お前もか?」

 

「ああ、なんか聞こえてきた。なんつ―か、頭の中に直によ。うう、なんか生理的に気持ちわりい!」

 

「…。じゃあいいや。オレだけ聞こえないのも別に。」

 

…暴かれた急所。

 

「・・・う!?うわああああああ!オ、オレも聞こえちゃった!!なに!?なになになに今の声キモッ!す、すみませんすみません、この前の晩禰豆子ちゃ、いや禰豆子とつい興が乗りすぎてつい急所を…いや?いやいやいや!!?」

 

「今のだけは何故か三人とも聞こえたみたいだね。」

 

「なんでオレのだけみんなに聞こえるんだよ!?悪意にまみれてね!??おおおおお鬼!?鬼、まだいんの!?」

 

「・・・。善逸うるせえ。」

 

「いいよ善逸。善逸と禰豆子はもう夫婦(めおと)、だろ?」

 

「た、炭治郎、お前ってやつはどこまで心が広くて清いんだ…。」

 

「ああ。後光がさしてる。ありがたや。

 

んで善逸!おめえはただただ、変わらねえ!相変わらずだ、としか言えねえ!

煩悩まみれのヨゴレとして祓ってやる!オレの子分に何したのか知らね―けど!」

 

「伊之助?お前は何か職業とか立場とかが混乱したり逆転しまくってるからな?

つ、つか、した、と言うか、されたと言うか…いや!?いやいやいゆべし!」

 

「・・・」

 

「勝手に自白して勝手に自滅していくタイプだよな。自作自演っつ―かよ。よく舌噛むしな。見てておもしれえのはお互い様だ。」

 

「・・・、み、水・・・。水をくれ・・・。禰豆子、ごめんよお…。なんか、オレが悪かった。ぐへ。」

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「仲良くやってるようで良かった。俺たちもう身内、だからなあ。

 

初対面の時はまさか、こんな間柄になるなんて未来、全然予想すらしえなかった。禰豆子を人間に戻すことで頭がいっぱいだったし…。

 

なんか、感慨深いよ。」

 

「オレは想像出来てたけどよ。なんたって、さとってたからな!

 

どれ。腹減ったよ。団子食うんだろ?善逸。」

 

「あ、ああ。平和っていいなあ。いやホント。んで、さっきの訳分からない声、なんだったんだろうな。」



「さ、さあ?」

 

「ま、いいか。もう聞こえなくなったし、ヘンな気配もなくなったぜ。さ、行こうぜ!」

 

お団子を求め田舎道を歩いていく三人。

 

まああれです、「団子三兄弟」と言う歌が昔ありましたが、団子食いてえ。

 

私はずんだかごまが好きです。(聞いてねえよ。)

 

さて、「鬼滅の刃」の吾峠先生。

 

女性で、天然さんのようです。

 

何となくだけど、第1巻あたりの扉絵のみならず、画風が少し同人っぽさがあるのよね。

 

もともとはワリとこじんまりと、学校なんかでもこつこつ絵やマンガを描いておられたのではないだろうか。

 

どちらかと言うと内向的で地味なカンジで、そしてうん、天然さん。

 

んで、商業どうのに関しても、サ―クルとかで小規模にやってらっしゃったんだけど、親御さんの説得もあり、いきなり一念発起してジャンプとかに文字通りジャンプしちゃった。

 

すごい決断力と大胆さ。

 

こ―言う時は、女性の方が強いと思うのだ。究極的には「母は強し。」となろう。お産の苦しみは野郎がキャンタマ蹴られたくらいのものとはたぶん比較にならなそうだし…。

 

あ、話が逸れました。

 

最初何作かは芽が出なかったけど、背水の陣で頑張り続けて、えらいことになってしまった。

 

あくまでそこらへんは憶測なんだけど、集○社って鬼畜だからなあ…。

 

「鬼滅」が大当たりしたのはまあ、編集サイドの優秀さもあるんだけど、勿論本人の努力によるところがでかい。

 

話の長さ的にはちょうど良かったのではないだろうか。

 

ヘンな話、印税収入だけでもしばらく遊んで暮らせるだろう。

 

仕事中毒だとすればアレだが、まずはしっかり自身や御家族を労い大事にしてほしい。

 

生き死にの瀬戸際で力が開花するのは「鬼滅」の真骨頂でまあ、紛れもない事実なのだが、だからこそなおのこと、である。

 

この先生御自身が、日々その境地を体現されていたのではないだろうか。

 

あとはのんびり楽しみながら作品を描くにせよそうじゃないにせよ、この先生ならすっごい作品をまた産み出してくれることだろう。

 

終わったのはずいぶん前のことになるが、吾峠先生、本当にお疲れ様です。

 

では!

 

(注)

 

1.懐メロであるPUFFYの曲。曲名はど忘れしました。(ぐぐれっての。)

 

善逸が気持ち悪くアレンジを咥えて、いや加えている。

 

奥田民生さん作曲だったかな。才能の塊のようなお方。

 

2.「からくりサ―カス」のラスボス。それしか知らない。

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名作「うしおととら」の藤田和日郞先生のヒット作。この人もまた、才能の塊にして重鎮。

 

3.そもそも、最初はカタカナで書いてて後であ、時代にそぐわね―わ、とか思ったのだが、推敲するのがかったるくもなったと言う。

 

4.竈炭治郞のキャラが薄いですが、気のせいだと思います。

 

 

 

美しき反逆。

ここは真羅研究所。

 

様々な分野の学者や研究者が集まり、何やら怪しげな研究をしているとの専らの噂であり、公安当局からもマ―クされているとかいないとか。

 

集っている人物は確かに奇人変人のバ―ゲンセ―ルと言えるしまた、バ―ゲンを開こうとも全く買い手もつかない勢いのはみ出し者共であった。

 

今日は私が、「鷹の目」を以て彼らの日常を垣間見てみることにする。

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心の準備は出来ましたか?ひっひっひ・・・

 

某月某日

 

「男の真の価値は、そいつの部屋にあるティッシュの総量で測れると言うのは本当かね?」

 

「いいや、そうじゃないと思います教授。あのいつもケツにきりたんぽ挿して歩いてることでお馴染みの超イケメン俳優Aさんが、俺にそのきりたんぽを咥えさせて宣ったのです。」

 

「あの、シャドル―のけつあご総帥ベガさんのことですか?」

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「いきなりイニシャルト―クの概念ごとぶっ壊さないでくれるか。」

 

「いや、それでは本質かつ根源の疑問に答えていませんね。枝葉の議論に終始している。」

 

「・・・。キミらと話してるといちいち疲れるね。」

 

「待った!それロン!勃てよ国民!ギレンギレンギレンドズルドズルドズルキシリアキシリアキシリアミネバミネバミネバ、あと適当!"ザビ家再興"!トリプル役満じゃあ!」

 

「ガルマいねえじゃん。」

 

「あああいつ今、シャア大佐とス―パ―銭湯行って測られてるからねえ。」

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「シャア大佐より伝令!3cmしかなかったそうです!」

 

「ちっさ…。」

 

「坊やにも程があるだろ…。」

 

「シャア大佐より伝令です!今、女湯に二人でセイラさん覗きに行ったところ、32cmになったそうです!」

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「なんじゃあそりゃあ!"男狩り"じゃねえんだぞ!」

 

「う~む、最大のウィークポイントを最大のアドバンテージに変えるか。人間とは分からんものだな。」

 

「うわあ!?ガルマさんがサルガッソ―に捕まったあ!?」

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「・・・。・・・なんか、F君がヘンな幻覚見てます。」

 

「またサイケデリックマッシュル―ムむしって食ったのか…。あれほど言ったのに。放っておきたまえ。」

 

「ただいま帰りました。サイケデリックマッシュル―ム2個か3個さばけました。マジでボロい商売ですよね。」

 

「うむご苦労。あ、"ざっくり親娘どんぶり帳簿(1)"につけといてね。」

 

「1日1個…。(ぶつぶつぶつ…。)365日で254個…。(ぶつぶつぶつ…。)」

 

「なんか、計算おかしくね?」

 

「あ、そこの計算尺使えば一発ですよ。」

 

「やっとどっしりウンティ出ました!いやあ、便秘マジでつれえ!」

 

「ちゃんと流せよこの野郎!」

 

「うっわ、便器からハミ出してる…。とりあえずモザイク処理しとこ。」

 

「だいたいなんでうちの研究室はボットンなんですか?サイケデリックマッシュル―ムこんなに売れてるのに…。」

 

「それは言わぬが花だ。教授の副業の女衒業が金食い虫なんだよ。」

 

「女衒業…。」

 

「なんでそれにいつまでもこだわっているのかな…。困るよね。」

 

「やっぱり、世界征服はけつあご総帥ベガさんに任せるべきでは…。」

 

「よ、弱気なことを言うな!」

 

「でも、あいつのウンティ人一倍でかいですぜ?」

 

「関係ねえだろが!」

 

「でもあの人、一切出し惜しみしてないですよ?悪い人じゃないと思うけどなあ…。」

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「・・・。」

 

「ま、まあ、緑のダッシュベガさんならイケるかもしれませんよね。」

 

「ダブルニ―はめは凶悪そのものですしね。」

 

「あ、オレオレ!毎回サイコクラッシャ―で左から右、右から左に往復してる。」

 

「お前、友達いねえだろ?」

 

「ごほん!くそマニアックな話は止めてくれるかね?」

 

「すいません…。」

 

「うわあ!?便器が炎上したあ!?」

 

「もうそいつ独房に入れといて。リョナ好きだからそれだけあてがっておけばいいから。」

 

「そうそう。ペヤング作るくらい気楽にね。」

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「あ、そうそう君たち。夏の旅行のプランはどの辺まで進んでいるのだね?」

 

「ああ、屈茶辺利湖畔のペンションですよね。いやあ、楽しみだなあ!」

 

「ああ、あのパンティラインのギリギリコ―ナ―を攻めてたら、思わぬシミに行き当たった時のそのシミみたいな形状の湖ですよね?」

 

「そうそう!舌と指でギリギリを攻めてひいひい言わすのが・・・。」

 

「・・・。・・・君らAVの観すぎだよ。この童貞が。」

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「!お、俺ら童貞じゃねえっすよ!!」

 

「そうやってムキになるところが童貞の童貞たる所以なのだよ、坊や…。」

 

「しゅん・・・。」

 

「いやそうやってね、なんか擬音っぽいやつを口に出したって、発言者が童貞じゃあ萌えないから。」

 

「うおおおお~ん!童貞差別だあ~!明朝8時半までアディオ~ス!」

 

「早退しやがった…。」

 

「教授。そこまで精神的に追い込まなくても・・・。」

 

「ふん!萌えの何たるかも知らん若造に言われたくないわ!」

 

「さすが、一人娘を萌え先行で育てているだけのことはありますね、教授。」

 

「ただいま。みたらし団子買ってきました。」

 

「おおご苦労。売り子のF嬢は今日も可愛かったかね?隠し撮りもいけたかね?」

 

「バッチリです教授。で―ですね、御指示通りフランク・ミュラーの時計の贋物を着けてさりげなくアピールもかましてきました。車はその…。ルパン三世が乗ってるやつっぽい所は否めないのですが…。このクソ暑い中、団子屋さんから300メ―トルは離れた所に車置いて、グリコキャラメル一粒食ってグリコ上がりするしかありませんでしたよ教授!汗びっしょりになって持病のワキガが・・・。心なしかF嬢の表情がひきつっていたような…。教授、いい加減所用車買い換えましょうよ!」

 

「う~む、人選間違えたかな?」

 

「教授!」

 

「・・・。・・・そのなんか、姑息なアピールいい加減止めませんかね?」

 

「な、何を言っているんだい!?」

 

「私はみたらし団子の美味しさの方に舌鼓を打つのです。これには造り手さんの心が籠っている…。F嬢が作っている訳ではないでしょう。」

 

「相変わらず君は冷めているね。そして君は何やら職業に対する偏った見方をしていやしないかね?職業に貴賤などない!職業人全てに尊き役割があるのだ!その歪んだ考えを矯正してやる!えい!」

 

一同:「(…え!?教授がなんかまともなことを言っている!?や、やばくねぇか?)」

 

・・・

 

・・・・・・

 

教授は何やら怪しげなポ―ズをかました!マジックポイントが3減った!教授の寿命が3年縮まった!

 

「ああっ!僕のみたらし団子のてっぺんがもげたあ!?いかに教授とて…。ゆ、許さん…。めらめらめら…。」

 

「ああっ!?私の湯呑みからブラッドハンドがあ?しかも無限増殖を始めた!こ、こら、止めたまえ!」

 

「みたらし団子1個の恨みにしては陰湿過ぎる…。」

 

「あ、ブラッドハンドをあえて増やしてイオナズンで一掃すればいい経験値稼ぎになりますよ。ザラキでもいいかも。」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「今日も平和だなあ…。この日常が続けばいいのに…。"響けファ~ンファ―レぇ 届けゴ―ルまで~♪"」

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「またウマ娘やってる…。」

 

「で、うちは結局世界征服を目指しているのか、世界平和を目指しているのか。白黒はっきりさせた方が…。」

 

「いや。これでいいのだよ。世の中には白黒はっきり区別がつくようなものなんてない。グレーを受け入れかつ、グラデーションを楽しもう。」

 

「わ、分かったような、分からんような…。」

 

分かったような分からんような形で終わります。これが愛です。こんな連中より私にとってはガッキ―が結婚したことの方が重要ですからね。/fin

 

思うところあって、カミュの「異邦人」とか読んでます。

 

カミュさんシブいです。

 

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異邦人 (新潮文庫)

書評とか感想文みたいなのは苦手なので、そのうち気が向いたら書きます。ではごきげんよう。/おしまい。