蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

美しき反逆。

ここは真羅研究所。

 

様々な分野の学者や研究者が集まり、何やら怪しげな研究をしているとの専らの噂であり、公安当局からもマ―クされているとかいないとか。

 

集っている人物は確かに奇人変人のバ―ゲンセ―ルと言えるしまた、バ―ゲンを開こうとも全く買い手もつかない勢いのはみ出し者共であった。

 

今日は私が、「鷹の目」を以て彼らの日常を垣間見てみることにする。

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心の準備は出来ましたか?ひっひっひ・・・

 

某月某日

 

「男の真の価値は、そいつの部屋にあるティッシュの総量で測れると言うのは本当かね?」

 

「いいや、そうじゃないと思います教授。あのいつもケツにきりたんぽ挿して歩いてることでお馴染みの超イケメン俳優Aさんが、俺にそのきりたんぽを咥えさせて宣ったのです。」

 

「あの、シャドル―のけつあご総帥ベガさんのことですか?」

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「いきなりイニシャルト―クの概念ごとぶっ壊さないでくれるか。」

 

「いや、それでは本質かつ根源の疑問に答えていませんね。枝葉の議論に終始している。」

 

「・・・。キミらと話してるといちいち疲れるね。」

 

「待った!それロン!勃てよ国民!ギレンギレンギレンドズルドズルドズルキシリアキシリアキシリアミネバミネバミネバ、あと適当!"ザビ家再興"!トリプル役満じゃあ!」

 

「ガルマいねえじゃん。」

 

「あああいつ今、シャア大佐とス―パ―銭湯行って測られてるからねえ。」

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「シャア大佐より伝令!3cmしかなかったそうです!」

 

「ちっさ…。」

 

「坊やにも程があるだろ…。」

 

「シャア大佐より伝令です!今、女湯に二人でセイラさん覗きに行ったところ、32cmになったそうです!」

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「なんじゃあそりゃあ!"男狩り"じゃねえんだぞ!」

 

「う~む、最大のウィークポイントを最大のアドバンテージに変えるか。人間とは分からんものだな。」

 

「うわあ!?ガルマさんがサルガッソ―に捕まったあ!?」

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「・・・。・・・なんか、F君がヘンな幻覚見てます。」

 

「またサイケデリックマッシュル―ムむしって食ったのか…。あれほど言ったのに。放っておきたまえ。」

 

「ただいま帰りました。サイケデリックマッシュル―ム2個か3個さばけました。マジでボロい商売ですよね。」

 

「うむご苦労。あ、"ざっくり親娘どんぶり帳簿(1)"につけといてね。」

 

「1日1個…。(ぶつぶつぶつ…。)365日で254個…。(ぶつぶつぶつ…。)」

 

「なんか、計算おかしくね?」

 

「あ、そこの計算尺使えば一発ですよ。」

 

「やっとどっしりウンティ出ました!いやあ、便秘マジでつれえ!」

 

「ちゃんと流せよこの野郎!」

 

「うっわ、便器からハミ出してる…。とりあえずモザイク処理しとこ。」

 

「だいたいなんでうちの研究室はボットンなんですか?サイケデリックマッシュル―ムこんなに売れてるのに…。」

 

「それは言わぬが花だ。教授の副業の女衒業が金食い虫なんだよ。」

 

「女衒業…。」

 

「なんでそれにいつまでもこだわっているのかな…。困るよね。」

 

「やっぱり、世界征服はけつあご総帥ベガさんに任せるべきでは…。」

 

「よ、弱気なことを言うな!」

 

「でも、あいつのウンティ人一倍でかいですぜ?」

 

「関係ねえだろが!」

 

「でもあの人、一切出し惜しみしてないですよ?悪い人じゃないと思うけどなあ…。」

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「・・・。」

 

「ま、まあ、緑のダッシュベガさんならイケるかもしれませんよね。」

 

「ダブルニ―はめは凶悪そのものですしね。」

 

「あ、オレオレ!毎回サイコクラッシャ―で左から右、右から左に往復してる。」

 

「お前、友達いねえだろ?」

 

「ごほん!くそマニアックな話は止めてくれるかね?」

 

「すいません…。」

 

「うわあ!?便器が炎上したあ!?」

 

「もうそいつ独房に入れといて。リョナ好きだからそれだけあてがっておけばいいから。」

 

「そうそう。ペヤング作るくらい気楽にね。」

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「あ、そうそう君たち。夏の旅行のプランはどの辺まで進んでいるのだね?」

 

「ああ、屈茶辺利湖畔のペンションですよね。いやあ、楽しみだなあ!」

 

「ああ、あのパンティラインのギリギリコ―ナ―を攻めてたら、思わぬシミに行き当たった時のそのシミみたいな形状の湖ですよね?」

 

「そうそう!舌と指でギリギリを攻めてひいひい言わすのが・・・。」

 

「・・・。・・・君らAVの観すぎだよ。この童貞が。」

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「!お、俺ら童貞じゃねえっすよ!!」

 

「そうやってムキになるところが童貞の童貞たる所以なのだよ、坊や…。」

 

「しゅん・・・。」

 

「いやそうやってね、なんか擬音っぽいやつを口に出したって、発言者が童貞じゃあ萌えないから。」

 

「うおおおお~ん!童貞差別だあ~!明朝8時半までアディオ~ス!」

 

「早退しやがった…。」

 

「教授。そこまで精神的に追い込まなくても・・・。」

 

「ふん!萌えの何たるかも知らん若造に言われたくないわ!」

 

「さすが、一人娘を萌え先行で育てているだけのことはありますね、教授。」

 

「ただいま。みたらし団子買ってきました。」

 

「おおご苦労。売り子のF嬢は今日も可愛かったかね?隠し撮りもいけたかね?」

 

「バッチリです教授。で―ですね、御指示通りフランク・ミュラーの時計の贋物を着けてさりげなくアピールもかましてきました。車はその…。ルパン三世が乗ってるやつっぽい所は否めないのですが…。このクソ暑い中、団子屋さんから300メ―トルは離れた所に車置いて、グリコキャラメル一粒食ってグリコ上がりするしかありませんでしたよ教授!汗びっしょりになって持病のワキガが・・・。心なしかF嬢の表情がひきつっていたような…。教授、いい加減所用車買い換えましょうよ!」

 

「う~む、人選間違えたかな?」

 

「教授!」

 

「・・・。・・・そのなんか、姑息なアピールいい加減止めませんかね?」

 

「な、何を言っているんだい!?」

 

「私はみたらし団子の美味しさの方に舌鼓を打つのです。これには造り手さんの心が籠っている…。F嬢が作っている訳ではないでしょう。」

 

「相変わらず君は冷めているね。そして君は何やら職業に対する偏った見方をしていやしないかね?職業に貴賤などない!職業人全てに尊き役割があるのだ!その歪んだ考えを矯正してやる!えい!」

 

一同:「(…え!?教授がなんかまともなことを言っている!?や、やばくねぇか?)」

 

・・・

 

・・・・・・

 

教授は何やら怪しげなポ―ズをかました!マジックポイントが3減った!教授の寿命が3年縮まった!

 

「ああっ!僕のみたらし団子のてっぺんがもげたあ!?いかに教授とて…。ゆ、許さん…。めらめらめら…。」

 

「ああっ!?私の湯呑みからブラッドハンドがあ?しかも無限増殖を始めた!こ、こら、止めたまえ!」

 

「みたらし団子1個の恨みにしては陰湿過ぎる…。」

 

「あ、ブラッドハンドをあえて増やしてイオナズンで一掃すればいい経験値稼ぎになりますよ。ザラキでもいいかも。」

 

・・・

 

・・・・・・

 

「今日も平和だなあ…。この日常が続けばいいのに…。"響けファ~ンファ―レぇ 届けゴ―ルまで~♪"」

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「またウマ娘やってる…。」

 

「で、うちは結局世界征服を目指しているのか、世界平和を目指しているのか。白黒はっきりさせた方が…。」

 

「いや。これでいいのだよ。世の中には白黒はっきり区別がつくようなものなんてない。グレーを受け入れかつ、グラデーションを楽しもう。」

 

「わ、分かったような、分からんような…。」

 

分かったような分からんような形で終わります。これが愛です。こんな連中より私にとってはガッキ―が結婚したことの方が重要ですからね。/fin

 

思うところあって、カミュの「異邦人」とか読んでます。

 

カミュさんシブいです。

 

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異邦人 (新潮文庫)

書評とか感想文みたいなのは苦手なので、そのうち気が向いたら書きます。ではごきげんよう。/おしまい。