私なりの死生観①。
こんばんは。
もうひと記事更新することになろうとは。
ちょいと悩みに悩み抜いておりました。
んで、今しがた、なんだか吹っ切れたところですw。
カーネギー本をひも解くまでもなく、悩みに囚われたときは、ひたすら悩み抜くしかありません。
とは言えなんだか部屋の中で、視界も定まらぬまま中空を見つめてただぼ~っとしてたり、膝を抱えた状態のまんまだと非生産的だし気がおかしくなりそうになるので、人はアルコールで紛らわしたり、瞑想してみたり、精神科の薬を飲んだり、悩みを吹っ切るべく精力的に仕事に没頭したりします。
そして、悩むくらい悩んだら必ず株相場みたいに、底がくるのでそこで腹をくくり、そこから抜け出るため最善を尽くす。
そうやって人は死ぬまで生きていきます。
悩みに対する戦略を持たないビジネスマンは若死にする。これはカーネギーの書にもあります。
んで。
自分はかつて悩みに囚われれば、もうとことんまで悩み抜いて、部屋の天井や中空をなんだか視界も定まらぬ様相で見つめながら、布団の上で寝たり起きたりをひどい時には一か月近くも続けたりしていました。
挫折、失敗、トラブル・・・。
そんなことは人生つきものなのに、いちいちそんなに悩んで、あげく10kgとかウエイトダウンしてました。
でもいちいちそんなになってたら心も身体ももちませんし、少しずつ完璧主義などのメンタルに悪い心や思考の癖を手放し今に至るわけです。
だから今は少しずつ知恵もつき、家族の支えもあって、悩みに向き合う武器を色々手に入れたこともあるし、悩み上手になってきたのかもしれません。内省し、自分とその都度とことん向き合い、内なる声に真摯に耳を傾ける。
強くなったのか?と問うなら、それは分かりませんが。
今日は何にそんなに悩んでいたのか。
それは、「死への恐怖」です。
昼くらいに、「死期が近い人の特徴」とか言う動画を観て、怖くなったのです。
なんだか心当たりがある要素もあったので・・・。
かつて、何度か命を落としかけたことがありました。
意図的に命を絶とうと思ったことも、そうじゃないこともあります。
一番の恐怖は、うつ病を誤った自己治療で治そうとして、大きな反動を食らったときです。
神経のセロトニン活性を、坐禅による腹式呼吸で高めると言う安直な方法でした。
この生兵法は、脳の細胞一つ一つにこびりついたストレスホルモンの奔流を、眠りに落ち覚醒した瞬間に体感し続けると言う(精神科の先生ですら信じてくれないんですけど)ちょっと現実離れした反発を自分にもたらしました。
脳が洗浄されている感覚。
まあ、詳細はいずれ話しますけど、最悪死、少なくとも自分が自分でなくなるであろうことは覚悟しました。
その瞬間。
あれほど死にたい死にたい言っていた人間の生への執着が、心の奥底からほとばしったのです。
瞬間的なものでしたので、その勢いたるや爆発的なものでした。根源的な人の生命力の強さを感じたリアルな体験でした。ビッグバン並みに。
でも、そのため後遺症を遺すこととなり、しばらくは通常の抗うつ剤も効きにくい体質になってしまうと言う代償を払うことにはなりました。
財や地位を失う恐怖。健康不安。もろもろ・・・。現実のあらゆる悩み。
根源的には死への恐怖があるかと思います。
では、この死への恐怖とどう向かい合ったらいいのか。
私には答えは分かりません。
お釈迦さまはそんなことで悩んでど~するの?と教えておられます。私にわかるはずもありません。
お釈迦様の答えは、考えるな!です。そんな事考えても無駄!そんなことより今を精一杯生きろ!だ、そうです。
「天命」と言うものがありますからね。
定期的に病院行ったり、健診を受けたり、人間ドック受けたり。そう言う現実的に出来ることをやるだけやったら、後は頭から追い出すか、耐性をつけるしかないのです。
自分はかつては、これは自分に特有の悩みだと思っていた時期があるくらいですからなんだか笑えません。でも、誰しもこの問題で悩んだことは一度や二度ではないと思います。
悩む都度、考える。悩む都度、立ち止まる。自分に問う。
そして、他者に寄り添う感性を磨くことや、小説などの創作意欲に繋がっていく。
そんな循環を繰り返し、少しずつポジティブに捉えられるようになってきただけです。悩み深い特性を逆に、明るいベクトルへ解釈するのです。
多少無理やりですが。
なんだか人間、死にたい死にたいと思っていた時期に死ねなくて、死にたくない、と心底思っているときに死ぬ。そう言うものなのかもしれませんね。
てなわけで。またブログを書いて、今の悩みを整理し、荼毘に付し、明日へのステップに繋げようかな、と思ったのでした。
これは今読んでいる本です。読後の感想記事も書きます。
一度、哲学的に分析したうえで、客観視できるようになれば・・・いいな~、とか思っています。死への認識を再構築すると言うことですね。
あとは読書に没頭すること自体がストレス発散にもなるのDEATH。
以上!ではまた。/おしまい。