蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

けだものフレンズ。

「世界は美しい。」

 

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「・・・。」

 

「ついでに、私も美しい・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・。・・・おい。」

 

「は?」

 

「は?じゃねぇよてめえ。今、ついでに、っつっただろ?」

 

「い、いえ!言ってませんよ!(言ったのはてめえだろ!)」

 

「ウソつけてめえ!スカしてんじゃねぇよ!」

 

「(な、なんなんだこいつ・・・。いつもいつも。早く辞めてぇよ。)ウソなんかついてません!」

 

「いいかあてめぇ。オレあよ、前は関東殺戮同盟のヘッドだったんだ!そんでよ、生まれた時からよお、人の心が読めたんだよ!誤魔化しなんか効かねえ。まやかしなんかも効かねえしハッタリなんかも効かねえ。だからガキん頃は余計な苦労もしょい込んだりしたんだがよ。その分至高の愛があるんだ。そんなオレ様が一番偉いんだ。オレ様こそが次期社長だコラ。」

 

「はい、存じ上げております。」

 

「・・・。てめえが今、何考えてるか当ててやるよ。」

 

「ひ、ひいっ!?そ、それだけは!(いつまで続くんだこの茶番・・・。早く帰りてえよ。あともっと給料上げろよクソ会社・・・。こんなクソ上司あてがいやがってよお…。)」

 

「オレについてくりゃあよ、間違いねえんだよ。てめえみてえな半端もんでも、第20021位舎弟くらいにはしてやるよ。う~ん、見えてきたぞこの野郎…。」

 

「・・・。」

 

「見えた!このヤロウ!!今、てめえの頭の中にはな、もやしが3本ある!長男、次男、三女だ!そうだな?」

 

「ハ、ハイ!さすがです!なぜお分かりになったのですか?」

 

「何回言ってもてめえは分かんねえんだなあ!そりゃあよ、オレ様が神でモ―ゼだからだよ!続きを聞きてえか、あぁん!?」

 

「聞きたいです!聞きたいです!」

 

「しょうがねえなあこの野郎…。じゃあ、ビ―ルつげや。バカヤロウ!ラベルは上向けろっつっただろうがよ!」

 

「す、すみません!」

 

「(ぐびっ。)ああ、くそっ、まあまあうめぇじゃねえかこのビ―ル。じゃあ続きだ。そのもやしの長男と次男は三女を溺愛している。三女が小学校に上がる頃、長男は三女が赤いランドセルをしょった姿に欲情し、欲情したあまり三女が浴場に向かったその晩、彼女の後をこっそりついていき、浴室に入った隙に脱衣場にしのび、三女の下着を手でもて遊んでいるな…。」

 

「・・・。(口寄せBBAなんかなこいつ?)」

 

「一方で次男は三女のフロを外から覗こうと、ビ―ルのケ―スを積んで窓の下に仕掛けているのが見えるなあ…。」

 

「やけに生々しいスね。ロリコンなんですかそいつら?」

 

「バカ野郎!てめえの心の中なんだからてめえがご主人様で責任者だろうが!しっかりもやし農園管理しとけ!この変態が!」

 

「す、すみません!」

 

「いいかあ、てめえが犯罪者になる前にオレ様がじきじきに矯正してやる…。じゃあまあ、続きだ…。」

 

「は、はあ・・・。」

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「結局こいつら、揃いも揃って我慢出来なくなってな、浴場に全裸でずかずか踏み込んで行くんだ。」

 

「・・・。」

 

「それでな、やおら、前を覆っていた手をばっ、とはなしてな、いきり立ったこいつらの分身を湯船に浸かっていた三女に晒し、高々と歌い上げた!

"サ~ナ~ギ~マンから~ イナ~ズマン!"

歌えよオラ!」

 

「え、えぇっ!?(な、なんの歌だよそりゃ!?)」

 

「いいかあ、平成生まれのケツの青いガキにゃあ分からんだろうがなあ、こりゃあイナズマンの歌だあ!"サナギマンからイナズマン"はいわば、マチュアしメタモルフォーゼしたこいつらの分身のメタファ―よぉ!」

 

「(日本語で言えよ意識高い系がよ!恐竜並みの知能しかねえくせによ!)ま、まちゅあ?」

 

「まあいい。(オレもこれしか英単語って知らねえんだよな…。)ちなみに、マチュアは「成熟した」で、メタモルフォーゼは・・・あ~、「変化」とかだな。んでもって、メタファーは「比喩」とか「隠喩」とか、だな。」

 

「ヘンなところで読者目線ですね。」

 

「うるせえ!ワケ分かんねえこと言ってんじゃねぇ!」

 

「す、すみません!つ、続きが気になるんですが…。」

 

「そうだろうそうだろう。その時な、がらっと荒々しく、浴室の扉が開け放たれた!そこには…。」

 

「ご、ごくっ…。」

 

「♪パ~パ~が来ましたパパが来たあ~ 私も混ぜてくださいと。あ~おいブリーフをお ヒザまで下あげえてぇ~ 早くしろお~ ママが来るから 早くしろ~!おら、歌えよ!」

 

「え、えぇっ!?(だから!なんの歌だっつ―の!)」

 

「平成生まれのガキにゃあ分からねぇだろうがよぉ!こりゃ、"青い山脈 下ネタバ―ジョン"よお!」

 

「あのぉ~…。(ポン)」

 

「ああ!?」

 

「お客様?盛り上がっていらっしゃるところ恐縮ですが、他のお客様のご迷惑になりますのでお静かに願えますか?」

 

「は、いや、その…。す、すみません…。」

 

「・・・。」

 

「・・・・・・。(ポリポリ…)」

 

「・・・。・・・ぶっw。失礼します、ちょっとトイレに…。」

 

ばたん。

 

「・・・。」

 

「ぶわ~っはっはっはw!ひいひいww。」

 

ばたん。

 

「失礼しました。」

 

「出、出るか・・・。あ、ここの勘定、オレが持つから…。きょ、今日のことは、会社の人間には秘密な?」

 

「は、はい。ご馳走さまでした。(色んな意味でな。)」

 

/ケモノはいてもノンケはいない。:fin

 

ぜってぇ仲いいですよねこいつら。

 

実は、サシの飲み会行く都度同じことをやっております。

 

青い山脈」とか「リンゴの歌」とかの下ネタバ―ジョンは高校の部活の時に流行りましたが、若い方はご存じない方もいらっしゃると思うので、そのサイトを貼っておきますね。ご興味がありましたら原曲なんかもどうぞ。

 

www.asahi-net.or.jp

時代の息吹を感じてほしいです。(絶対バカにしてるよねw。)

 

先日の日曜は山形へ。古刹巡りとラ―メンを。

 

一つは人面魚で名を馳せた善寳寺と言うところ。人面魚がいるとこまでは時間がなくて行けませんでした。

 

旅レポは未定でございます。一部写真を。

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www.youtube.com