蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

愛と光と影とエイドリアン。

とある銀行の窓口。

 

見るからにアヤしげな男が、突如ライフルを取り出した!


「カネを出せオラァ!」(パリ―ン!)


「キャアッ!」


「サツに通報なんかしやがったら…。てめぇらどうなるか分かってるよなぁ!」


「・・・ッ!」

 
「客共は残らず腕を頭の後ろに組んで、床に伏せろォ!モタモタすんなオラァ!」(パリ―ン)

 
「た、助けて下さい、命だけは…。」

 
「ほう?じゃあ、てめぇの有り金と預金の全部、オレに渡してもいいってんだな?」

 
「いえ…。」


「あァ!?」


「差し出すのは私のおたまじゃくしです。」


「な、何言ってやがる!?」


「お客様…。お客様の大事なおたまじゃくしを差し出させる訳には参りません。手前共、大半は自前で調達が可能でございます。おぃ!」


「はっ!(シコシコシコ)」


「え、えぇ!?」
 

「強盗さん、あいにくあなたは入るべき銀行を誤られたようです。ここは精子バンク。お客様の精子を精根込めてお預かりし、そして信用を築き創るため、並びに少子化に歯止めをかけるべく、我々はその貴重な精子の需要と供給をマッチングさせる…、」


「ま、まてまてまて!表には確かに阿漕銀行と…。そ、それによォ!さっき、そこの窓口の女がキャア!とか悲鳴を上げてたじゃねぇか!?」


「あ、強盗さん、当店には女性はおりませんよ。何人かはニューハ―フとかハ―ドゲイ、ロリや熟女などのマイノリティや性癖をくすぐるマニア向けの年齢層にも扮する店員が常駐しておりまして。とりわけ若い男子行員の性癖や嗜虐心、背徳感や罪悪感などなど、様々な侵犯と裏返しの自虐心、そしてめくるめく快楽を刺激するための趣向を凝らし、即時的なおたまじゃくし不足に対応出来る態勢を整えております。」


「・・・。」


「よく見れば強盗さん…。あなたはなかなかのイケメンでいらっしゃる。」


「…ひっ!?」


「イケメンさんのおたまじゃくしは高値で取引されます。そうですねぇ、あなたくらいのお顔と若さでしたら、結構な買い手がつきそうです。あなたのイ○顔を撮影させていただき、露店で売らせていただくか、もしくは…。」


「や、やめろォ!」


「今だ!逃がすな!」


屈強な、後ろに控えていたガ―ドマン数人が強盗を組み敷く!そして…。


ずるっ。


「おやおやおや、さっきまでの威勢はどこへ?すっかり縮み上がっていらっしゃる…。おい!元気にして差し上げろ!」


「な、何の店なんだここはぁ~!?」

 
「あらぁ強盗さん、ちょっとだけティッシュの切れはしが…。」

 
「生々しい描写をするのをやめろォ!」

 
「どれ…。オカズを用意致しました。これはいわばカタログ。あなたの性癖をリサーチ致します。あとは当店の店員が…。」

 
「す、好きにしてください…。」

 
結局。


強盗のジュニアが最も反応したのは。昭和から平成にかけてのジュニアアイドルの写真集だったと言う…。


/ 何とタイトルを付けて良いか分からないが何だか最低のフィクションを書いた気がします。:Fin

 
心中お察しします。ち~ん○。


さてさて、一週間が終わりました月月火水木金金


あ、ワレは明日も仕事ですが、家庭教師先の双子の女の子のうちの一人がッ!栄冠をッ!勝ち取りました。

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私立なので早いんすよ。吹奏楽部の推薦枠であるが、高校は全国区の名門である。果たして、私の家庭教師は何かの役に立ったのだろうか。


ふむ、それは問うまい。試験内容は面接と作文であった。


もう一人の女の子は引き続き、と言うことにはなるが、なんか付き添いたいような話をしてもいる。麗しき姉妹愛なのかもしれない。


ちなみに、私は理科とかはさっぱり分からん。物理化学系はイケるが、他の分野はアウトである。


今は模試の解説をしなければならないのだが、あいにく模試の解答解説が雑なのだ。そこを肉付けしなければならないのだが、生物地学の知識問題、あとは歴史地理系はお手上げである。


ただ、今はこれらの教科のうち、生物地学系は結構単なる知識問題ではなく、実験のデ―タを抽出したものから問題の核心に迫る系のやつも多く、これならイケる。非言語のパズルに近いからだ。


何がどう繋がるか分からないから面白いのかもしれないな。

 
ちなみに、やっぱり私は自分のことより目の前の人にベクトルやエネルギーを向けると、ストレスにもならないし楽しくもある。今日はお寺の清掃だったが、仕事に成りきっているとき、自分の脳内ではどう言う変化が起こっているのか、非常に興味がある。


脳内の神経伝達物質やホルモンを科学的に測定するのはちと難しい。理論上は下手すりゃ頭蓋骨を割らなければならなくなる。セロトニンが活性化してるだのなんだのは、基本的には尿中の濃度だったり川下の濃度のことを言っている。


だとするとどの部位が活性化していて、どこが不活性化しているのか。触媒として何のホルモンやらが関与しているのか。そこらへんまでは分かるかもしれない。

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頭にPETだの電極だの付けるのだろうか。昔ながらの戦隊ものでドタマがぴこぴこ光るやつがいなかったっけか。あんな感覚で、私はドタマにマシンを付けながらお寺の廊下などをモップがけしたりする訳か。


あくまで私個人の事情だが、私の内面で暴れ、肉食系の負の感情を吐き出す源になっているのはエゴだ。


な訳で、前回書いたような"唯識"的な、エゴを融解させて仕事に取り組むってことをやると、エゴが弱まり、ストレスは緩和され、何かしら多幸感をもたらすエンドルフィンやらオキシトシンやらの物質が出て反面ストレスホルモンは後退する、と言う好ましい脳内環境になっている可能性はある。

 

だからまあ、私は仕事関連のストレスが少ないどころか、それを制御する方向へ向くと言うのは、とても幸せなことなのかもしれない。反面、持病のことなんかを考え出すと、終わりのない悩みに叩き込まれ、これまた終わりのないストレスで自家中毒的に苦しむことにもなろう。


ただ、これが普遍的に、あるいは万人にあてはまる黄金律的なものなのか、と問えば、これまた微妙だ。 

 

そもそも、仕事をどのように捉えているか、と言うことにもなれば個人個人で事情は全く異なるし、仕事そのものに関わるストレスも千差万別だ。仕事そのものに不服がある人もいるだろうし、上司の口が臭いとかかもしれないし、毎日決まった時間に自分を狙いすまして電話をかけてくるクレ―マ―かもしれないし安月給なのかもしれない。

 

「魂」とかのちょっとアヤしげな話になるが、皆それぞれが役割を持ち、喜びを感じる点もそうじゃない点も全くもって異なり、そう言う集合体が組織だったり社会だったりする。まあ、言うまでもないことではあるが。

 

リ―ダ―シップの話であったり組織のマネジメントの話であったり、適材適所であったり采配であったりに、理論や学問はどっちかと言うと机上の空論になりがちなのであるが、そうと分かってその手の本を読み、あくまで線を引いて自分の脳みそに汗をかく分にはいいのかもしれない。主観で見てしまいがちなのであればケ―ススタディ的な事例集の類いは収穫は多かろう。

 

ともあれ、人間どうしても自分が正しい、と思い込みがちなところがあるので、耳の痛いことを言ってくれる人がいる、と言うのは宝なのかもしれない。今の私にはあんまりそう言う人がいないので、ちょいと困っていたりする。だがまあ、人様に頼る訳にもいかないので、あ~だこ~だとない知恵を絞るのだが、そう言うときの引き出しは過去の苦い経験の記憶であることが多い。

 

先ほどの話に戻るが、エゴがさぞ悪者のように書いているが、勿論そんなことはない。貫くべき時に貫くエゴと言うのには価値がある。しかしながら、エゴを優先したり、押し付けたり、エゴ故に思い通りにならないことを思い通りにしようとして終わりのない苦しみに苛まれたり、方便の類いに使われたりすると歪む。どうしてもベクトルが自分に向かうからだ。執着もまたエゴから生まれる。

 

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執着は心の防衛本能の一つである、といつか書いた。心、主に自我意識であるが、これを守ろうとする心の防衛本能は必要なものであるが、当人を苦しめてしまうものでもある。当人の変化や成長を阻むメカニズムもあったりするのでややこしい。こう言う矛盾を内包しながら、人々は葛藤し生きていくものなのだろう。

 

これは人生の構造的な枠組の話である。神様からのカリキュラムくらいに捉えて頂ければ。時折愛が重すぎることもあろうが。

 

うつ病の患者さんが抱えがちな心の闇は、この防衛本能が少しばかり強く出すぎてしまっている故でもある。だが、だからと言って、エネルギーが枯渇している段階で、うつ病患者に無理に就労をさせかえって自尊心を挫き、回復から遠ざける訳にもいくまい。

 

だが就労にも、上に書いたような動機を内発的なものとして発露させ事に当たれば、突破口が開ける一面もある。ゆめゆめ、専門家との連携をとりながら、ではあるが。

 

そんなことを思うた。

 

そんな見るからに高尚なようなことを言ってるそばから、冒頭のような最低のフィクションを書く私はインモラル作家でも目指した方が実は合ってたりして。「天職」なんてものは、やってみないと分からんものである。

 

少なくとも私は、インモラル作家は天職ではなさそうでほっとしている。たった今、胸に手を当てて聞いてみましたw。

 

では!