蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

デビルイヤ―は地獄耳。

ここは高天原

 

古より神々が住まう場所と謂れのあるこの神聖な場に、一組のカップルがやって来た。

 

ん?おやおや、何やら思い詰めた顔をしているようですね。

 

「大輔さん…。あの世で幸せになろうね…。」

 

「うん、明子。ボクは君を心から愛している。今生では実らなかった恋だけど、きっと神様なら僕らの恋を受け入れ、認め祝福してくれる筈。もうこうなった以上は引き返せないんだね…。」

 

「最期に…。キスして。」

 

「うん…。」

 

ちゅっ。

 

明子:「さよなら、大輔さん…。」

 

大輔:「さよなら、明子…。」

 

???:「イク時はいっしょってか、ちくしょう、うらやましいなあオイ。」

 

大輔:「だ、誰だ!うっ、くっせ!」

 

明子:「・・・だ、誰・・・。」

 

???:「決まっておろう、神だよ。見るに見かねてね、君たちの恋が成就するよう応援しようと思ってね。」

 

明子:「結構です!!お引き取りください。」

 

???:「おやおや、ごアイサツだねぇ。神を前にそのココロは?」

 

大輔:「何が"神"だ!あからさまにやべぇ感じの、どこからどう見てもどっかの新興宗教の教祖まんまじゃねぇか!失せろ!」

 

明子:「気持ち悪い・・・。」

 

???:「おやおや。随分と嫌われたものだ。ならば。証拠を見せよう。」

 

(君のストライクゾ―ンは…)

 

大輔:「な、なンだ!?頭の中に声が流れ込んでくるッ!?念話か何かか!?くっ…。抗えない…ッ!」

 

明子:「ど、どうしたの大輔さん!徐々に奇妙なポ―ズになっていって、まるでワ○ゥみたいに!」

 

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(君のストライクゾ―ンは、下は6歳から15歳、上は40歳から85歳。ロリと熟女が好きで、二次元でその手の画像を密かにたくさん集め、熟女喫茶通いをしている。芦田愛菜とあき竹城を夜の主食にしているね。)

 

???:「そして。要は明子は守備範囲外なので、愛せなかった。」

 

大輔:「いやそこ、肉声で言わんでいいから。」

 

???:「はい、5万円。」

 

大輔:「はあ!?カネ取る気かよ!?」

 

???:「ありがたいご託宣だよ?対価を貰わんとワリに合わん。今時はご神託事情も世知辛くてね。」

 

大輔:「はあ!?知らねぇよ!つか、全然ありがたくねぇんだけど!ただの押し売りじゃねぇか!」

 

明子:「そ、そうだったの大輔さん…。し、信じられないわ…。」

 

???:「だからさあ、こんな男放っておいて…。畳み掛けるようにパ―プルイエローの波紋疾走!」

 

明子:「~~~ッ!?」

 

(君には実は宇宙海賊になろうと志した過去がある。宇宙船の中で実らぬ、しかし一度だけの燃えるような恋をした。君は、その宇宙船の船長にたった一度だけ身も心も捧げ…)

 

???:「そして、その船長をずっと忘れられず、心の奥底に熱い、甘酸っぱい恋の思い出を封印し、時折覗いてみたり、触れてみたり、嗅いでみたりしている。そして、二度と恋などするまいと心に誓ってもいる!そしてそしてッ!その船長はアゴが少ししゃくれていたよね?君は何度も思い出の中で顎クイをして愛を確かめた!」

 

明子:「いやソレ、肉声で言われっとやべ―からやめて。」

 

大輔:「ほ、本当なのかい?明子…。」

 

???:「私は善玉、悪玉、日和見のど~れだ?」

 

明子:「知らないわよ!」

 

???:「答えはキ○タマです。はい、7万円。」

 

明子:「なんで大輔さんより高いのよ!?」

 

???:「おカネに汚い人は嫌われますよ。身体を捧げるなら6割引きになりますが?」

 

明子:「性差別じゃない!」

 

???:「お安くなるのに?」

 

明子:「だからッ!はあ…。もういいわ。なんだか死ぬのがバカらしくなっちゃった。大輔さん、新しい恋を、改めて申し込みます。」

 

大輔:「う…。受けて勃つ。やり直そう、明子さん。」

 

すたすたすた。

 

???:「HAHAHA!丸く収まったようだね!改めて、50万円請求します。なンと今なら120回分割対応、1日あたり~円のコ―ヒ―をガマンすると思えばッ!!・・・って、行ったか・・・。」

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

人に歴史あり。

 

男はかつて、高天原に命を捨てに来た。借金苦に喘いだ男はもう崖っぷち、限界を迎えようとしていた…。

 

東○坊かここか迷ったのだが、なぜかこの場所に足が向いたのだ。

 

天啓を受けた。

 

男の脳裏に電流が走る!

 

「おら、読唇術を学ぶだ!」

 

男はとって返し、通信教育のユ―キ○ンで読唇術の講座と自己破産を申請し、生活保護を受けながら再出発することを決意する。

 

髪は伸び放題、風呂にも入らず、身体には虱が湧く。習得の過程は苛烈を極めた。

 

だが、男はさる日、免許皆伝を得る。

 

以来、男は高天原にてほっ立て小屋を構え、時に何を履き違えたものかこの場に捨てられようとする命や童貞、処女の類いを救ってきたのだ。毎度のことながら、処女には訴えられるようなこともあったかなかったか、それは知らんが。

 

読唇術。男のこの術はいつしか読心術へ昇華していたのである!

 

類稀なる才能。そして、膨大な人間観察の蓄積の賜物、そして天運が味方したのかもしれない…。

 

神界、霊界の摂理は良く分からない。神々はこの男を愛したのであろうか?

 

一応は、高次の世界に通ずる技術を持つ者が真相を確かめた過去もある。だが、その者は言った。

 

「今、神界は天龍革命真最中でそれどころではないそうです。」

 

と。

 

結果的に、この男と関わった者はことごとく己の運命を嘆くことを止め、ある者は運命と戦い、ある者は赦し、またある者は受け入れる選択をした。そう…。例えば、上のカップルのように。

 

男の名は天草天之助(73)。未だ童貞である。

 

そのうちに大魔導師へとクラスチェンジを目される期待のホ―プでもあったとも言う…。

 

/行け!世紀初救世主あまくさてんのすけ列伝:Fin

 

 

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年の瀬でありますね。イク年を冷めたしぐさで熱く見てますか?(古いなオイ)

 

私は明日まで仕事なんすけど、何やら雲行きが怪しい。天候と風紀の乱れを感じているが、今日は月はキレイでした。

 

天気が悪ければ無理はしません。お寺の奥さんのお達しである。

 

お寺の三男坊に、

 

「Tてぃん(=「T」は私の名の頭文字。そいつに"てぃん"をつけて呼ばれている。)の口グセ、"生々しい"だよね?」

 

と言われてしまった。私は普段、子供相手に何を話しているのであろうか?

 

言い訳すると、これは相手による。

 

お寺の次女と三男は下ネタが好きで、とりわけうんこうんこと毎度かまびすしい。品性のあるお寺の長女とは随分違うし、また家庭教師先の女の子双子相手には生々しい話を生々しくしたりはしない。

 

友人とか、セルフト―クではまあまあ生々しい話はするし、頭の中に展開される妄想の類いもまあ、かなり生々しいが、勿論子供相手にする話には一線を引く。これは貴族のたしなみである。

 

 昔、某アメブロ大喜利用のアカウントを作るためにブログを開設したことが、実はある。だから、「はてな」がブログデビューではない。もっとも、大喜利参加が目的であるから、ほとんど更新らしい更新はしなかった。

 

その大喜利は、さる新人のお笑い芸人さんが主宰で運営されていた。二人組で「ダブルブッキングさん」と言うのだが、そのお一人川本さんは「ネガティブ系」のしゃべりで今も結構活躍されているようだ。

 

①ダブルブッキングの微炭酸

 

   ②テ―マ

 

う~ん、未だにこのコ―ナ―が残っているとは。結構な伝説のコ―ナ―だった。一時は。

 

たねいち」だの、「たねたね」だののハンドルネームで投稿しているのが私である。ちなみに、いつも二番手に甘んじていた。無冠の帝王(?)と言う訳だ。

 

アメブロにアカウントがなくても参加できたが、一位の賞品を受けとる権利が生じなかったので大概はアカウントを設けて参加する人が多かったのである。

 

一位にはいつも天才がいた。とりわけ、後半この主宰のお二人がたぶん更新を挫折して、だと思うが、コ―ナ―が自然消滅する時まで競っていた「花嫁さん」(♂)は一位を総なめにする天才で、時期を置かず意気投合もしたりしたものである。

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まだガラケーが主流だった時代のこと。後半はドギツい下ネタ合戦になったので、運営側から圧力がかかったかもしれないな。

 

合う合わないはあろうかとは思いますが、リンクを上に貼りつけましたのでよろしければ酒の肴にでもど―ぞ。

 

「テ―マ」ってとこから進めば、お題と選ばれたネタ、そしてコメント群が出てくる。要はコメント職人と言うわけだ。

 

右脳左脳の共同作業と思ってやっていたが、ことのほか盛り上がったし、花嫁さんとか何人かのアメブロガ―さんとの交流も出来て楽しかった。あんまり更新はしなかったけどさ。

 

それでは!よいお年を!/おしまい。

 

>切り株おやじ様(id:masuhiro6595)

 

コメントありがとうございます。

 

う~ん、単なる私の脳内の妄想の垂れ流しですからね。読んで頂ありがとうございます。