蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

パスワード?(「鬼滅の刃 無限列車編」一部ネタバレあり)

パスワード。

 

こいつと私の因縁と確執は深い。

 

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本日、さる銀行のデビットカードの口座開設の手続き。郵送物はカードおよび、仮のIDとパスワードが与えられている。これにてログイン後、正式なIDとパスワード、および暗証番号を決める。

 

まずは仮IDおよび仮パスワードにてログイン。そして。正式なIDとパスワードを決めたあたりで、だ。

 

トラブル発生。尿意だ。ついでに、少しばかり便意あり。

 

「もう少し長生きさせてやる。」

 

私はスマホをその状態で放置し、WCへ立った。

 

戻ってきて、再度画面を確認する。だがなぜか、この時に限ってだが、パスワードをもっかい設定し直したくなったのだ。

 

なにゆえか。  

 

IDはともかくとして、パスワードは英文字大・小、数字の0~9、記号それぞれを一文字以上組み合わせ、8文字以上で構成する一番メンドくさいタイプ。

 

んで、末尾を記号にしていたのだが、脱糞したのち少しばかり頭がクリアになったのか、そうじゃなかったのかよ~分からんが、とりま記号がちと気になった。

 

どう言う経路でその記号に至り、変換したものか。スマホゆえちょいと分かりにくい、そのように考えた。

 

これがケチの付け始めだった。

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一度、パスワードを再設定しようと思い、最初からログインするところから入る。しかし。入れない。

 

これはあれだ。

 

何回かログインし損なうとしばし待たなきゃないやつだ。2回ほどやってやめ、しゃ―ないからもっかい最初から仮IDと仮パスワードから入ろうとした。

 

しかし、入れない。しかもそこで、予想していた事案発生。ログインのロックがかかる。

 

「・・・」

 

せっくす。

 

待つ。

 

だらだら本を読んでいた。何回かちらちらスマホを見やり、頃合いかな、と思ってまた始める。

 

しかし。ログインのロックハ―トは解除されたが、仮IDと仮パスワードではログイン出来ないのだった。

 

「んが~~~!!」

 

しゃあない。銀行にもしもしすることにした。

 

繋がるまで15分くらいを要した。

 

まあ・・・。こりゃ相当メンドくさい部類の初期設定であることは容易に想像出来た。

 

しかも大手である。現場のオペレーターさんがむしろ可愛そうだ。本部やシステム側と顧客の板挟み。どっちかと言うと被害者って気しかしない。

 

とりわけ、じ―ちゃんば―ちゃんにはこいつはきつかろう。今時、デビットカードはじ―ちゃん ば―ちゃんも結構持っている筈だ。彼・彼女たちの中で血気盛んな人はがんがん苦情の電話を入れるにちがいない。

 

私はむしろ、現場の人たちに同情した。私はせめて、よき顧客となろう。

 

オペレーターさんが出た。お疲れさんです!

 

先方は、当方がどこで詰まっているかお見通しであった。(うんこみたいだな)んで、個人情報だからと生年月日やら何やら聞かれ、どうもちょいとこじれていて、んで登録のメ―ルの方にワンタイムパスワードとやらが送られているからそいつを入れてください、と仰る。

 

丁重に礼を言い、ようやくをもって解決。二回の排泄を併せ、45分くらいかかったのであった。

 

パスワードォォォ!

 

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過去に。

 

戯れに、パスワードを「chinko◯◯◯◯」(「◯」はさる数字)に設定したことがあった。出先で、ちょっとした弾みでパスワードを入力しなければならず、「chinpo◯◯◯◯」と挿れた。

 

勿論間違っていたのだ。しかも、ちょいと番号の方にも記憶違いがあった。

 

結局、パスワードの出先での変更を余儀なくされ、以降「パスワード帳」なるおマヌケなノ―トを作っている。必ずしも持ち歩いている訳ではないが。

 

パスワードぉぉぉ~!ちくせう!

 

いや、嘘だ。

 

パスワードなど、前時代の代物である。

 

セキュリティを厳重にしようと思うほど、提供側の都合と顧客側の都合のミスマッチが起こり、現場に人員を配置しなければならなくなると言うなんつ~か、理不尽と不条理。現場はオペレーターなりコ―ルセンタ―なりが配置されるが、おそらくはほぼほぼ苦情やクレ―ムの類いであろう。ご労苦を察する。

 

とは言えだ。

 

指紋認証などが本格導入されると、特にその現場の人員は削減され、その一人たちの仕事はなくなる。んで、流れとして、そこはAIやロボットに置き換わっていく筈だ。なんとも痛し痒しなところがある。

 

少なくとも今現在、その現場の仕事を好きでやってるって人はあんまりいるまい。んで、たぶん給与もあんまり高くない。どちらかと言うと汚れ仕事になる。

 

だから、少なくともそう言う現実であろうことを推察できる自分としては、そこで働く彼ら、彼女たちには優しくありたいものである。

 

さてさて、指紋認証やらAI、ロボットと言うと、おのずとベ―シックインカムの話題が出てくる。(んなことない?)

 

いや、人があぶれるのだ。しかし、そう言う人たちの最低限の所得は保証される流れになっていくと私見では見ている。

 

財源は、一般会計よりずっと額の多い特別会計と言うものがある。しかし、現在では後者は対外へ向いている。

 

コロナの時勢だ。国民が早くベ―シックインカムよこせ~、と声高に叫ぶと、国は動く可能性はある。あくまで近未来の不確実な予想に過ぎないが。

 

もうひとつ。

 

釈迦が言った"四苦"である「生老病死」。この中から「老」と「死」が、概念ごと書き換わる未来が来るかもしれない。

 

どこかの記事で書いた「NMN」と言うアンチエイジングの王様。これは長寿遺伝子と呼ばれる「サ―チュイン遺伝子」と言うものを活性化する。また、将来的に進展が予想される再生医療

 

さらには、人工臓器やら、またさらにはAI技術の進化により、脳の情報をコンピュータに移植することで、人が「情報」として存在できる可能性すらある。

 

中国と言う国は人間のDNAの編集について他国のような倫理的制限はほぼゼロであり、クロ―ン臓器技術は一気に進む可能性がある。

 

しかし。これらは富裕層に限った話になるかもしれない。ちとディストピアめいている。

 

ともあれ近い将来、「死なない未来」と言うものがやってくるかもしれない時代を生きる我々。そして、私のバヤイはアラフィフであるが、私世代が次世代に残すものは何か?と言えば、「好きなことをして幸せに生きろ。」ってことではないだろうか?

 

いくら長生きしたとて、好きなこと、人生の生き甲斐なり幸せを見い出す自身が確立していなければちっとも楽しくない訳で。

 

こうしたことを考えると。今話題沸騰中の「鬼滅の刃 無限列車編」の登場人物である煉獄杏寿郎の言葉が私の中でなぜか際立つのを感じる。

 

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鬼は死を極端に恐れ、唯一の弱点と言える「朝日」・「日の出」を恐れ戦いを放棄して逃げる。永遠の生命を背景に、人間を喰らいただただ己の欲・・・強さなど・・・のみを追い求める「鬼」。

 

対照的に、杏寿郎は言う。

 

「老いることも死ぬことも、人間と言う儚い生き物の美しさだ。」

 

と。そして、強さと言うものは肉体に対してのみ使う言葉ではない、と。

 

「美しさ」。

 

この言葉の持つ意味は深いと思う。

 

多くの偉業を成し遂げる人物は死を強く意識するとか、あるいは過去にそうした、「死」にまつわるなんらかの喪失体験、もしくは日々死線を潜り抜けるような場、死を身近に感じる場に身を置く人が多いと言う。

 

過去、スティ―ブ・ジョブズは言った。

 

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」

 

と。

 

死を強く意識するからこそ。死を強く意識したことがあるからこそ。今を真剣に生きる。

 

「死生観」は私がおそらくは生涯追い続ける個人的には一大テ―マの一つである。

 

人生に無駄はないが、無駄に生きることはできない。だが、まあたまにゃ無駄に生きるくらい肩の力を抜くのも悪くない。すこ~し、そんなゆるいカンジになってはいるが。

 

1日1日を無駄に過ごすことなく生きると今が輝き、パフォーマンスが爆上がりしたりする。集中力が異様に研ぎ澄まされたりする。あとはまあ、だらだらする。オンオフとメリハリ。時間はお金より大事である。まあ、現状はビンボ―だけどさ。

 

今を「美しく」生きる。煉獄さんの言葉を深読みしている。

 

「美しく生きる」。私は、「自身の心の声に殉じて生きる」、と個人的には解釈している。そして、「利己の為の利他」。

 

「利他の為の利他」は不幸ですからね。ただの「自己犠牲」なんで。

 

ここらへんは個個人で解釈は異なってくるだろう。「鬼滅」、深ぇのぉ。

 

ただただ「生老病死」の中の、「病」すら希薄になった「生」だけの人生、あるいはかつて古の権力者が希求した「不老不死」。これは果たして「幸福」なのだろうか?

 

誰も知る由もない。だが、考えてみる価値はあるかもしれない。

 

なんだか話が滅茶苦茶大風呂敷になりましたw。

 

あ、そうそう、昨日逆境ゾ―ン入りしてたと書きましたが、今日になったらがっつり復活し、体重も戻ってました。やはり、私はただのアホなのだろうか?

 

だが、昨日おとといあたり、前にご紹介した「ヤッホーさん」と言う「言霊マニア」さんの動画を一杯観て実践した。今日出先でマスク手前で歩行しながら言霊を連呼するなど、かなりアヤしいコトダマンと化しておりましたとさ。

 

では!/おしまい。