運び屋さんとしての「運」①。
どうもです。外は雨がざばざば降っている。九州地方は大変な被害だ。つつしんでお見舞い申し上げる。
私が悩みとか不安、怖れ、執着と言った、どちらかと言うと重たいテーマに関するトピックやらテーマやらに関する対処法とかマインドセットとか。そこらへんの文献について色々収集したり、読み漁ったりしてきた後に向かった関心は、ざっくり言うと「運」とか「運気」とかの本だった。
たぶんここら辺の話題の橋渡しになるものがあるとすれば、泥臭い努力とか、諦めない心、折れない心とかになる。実際自分が保有している「運」の本にも色々あって、新しく買いためたものも元から部屋にあったものものあるんだけど、その中でもジャンルや語り手がやや細分化されていて、ざっくりと一流の実業家、スポーツ選手、プロ野球監督、勝負師が書いた本。ちょっとオカルトっぽい本。あとは脳科学とか心理学的な見地で語ってある本。そんな感じに分かれる。
実業家やスポーツ選手、勝負師はとにかく一貫して努力、努力、努力。甘ったれるなハナタレ!そんなノリだ。水をたたえた洗面器に顔面から突っ伏して、先に顔を上げたヤツが負け。敵は相手やライバルではなく自分。そんなような。
これはものすんごい分かる。運命は意志の力には勝てないのだ。窮地や後に引けない場面、不退転の決断。こう言う世界に生きている人たちは常にぎりぎりの選択で強い信念と意志を持って道を切り拓く。それはこの駄文でつらつら書き連ねるより、その人たちの書籍に肌で触れて素直に入魂してもらうのがいい。何冊か紹介しておく。
イチオシは米長さんだ。語り口調が極めてソフトで感覚に落ちやすい。結果が大事なのではなく、そこに至るまでの過程や負けなら負けで、その後どう言う風に人生のかじ取りをしていくのか。そう言う論調なのであんまり努力!頑張れ!って雰囲気ではない。「勝負の女神はこう言う風な人に微笑むよ♪」と軽いノリである。
ただ、だ。その熱量が即決断、則行動に移らないと、悲しいかな多くの人間って冷めてしまう動物なのだ。ざわざわと心の防衛本能が働いてすぐ安全領域に戻ってしまう。そこで発奮し目覚める人はいい。私もそんな熱い人はもう理屈抜きで大好きである。こう言う人は天もきっと味方するに違いない。
私はこれらの本をちょっとメンタルがヘバってた時に読んでしまったので、かえって自己否定に陥ってしまった。要はタイミングを間違えたと言う訳だ。今「ワンピ」をブックオフで全巻揃えてきて読んでるけど、この人たちの言ってたことがふわ~っと心の奥から、言葉にならない温かい記憶で浮かび上がって「ワンピ」と有機的に融和している。まあ結果オーライである。
さて次であるが、オカルトっぽい香りがする文献だ。あからさまにアヤしげなものもあるが、風水とかの類は確かに運気がさらさらと流れる場所、淀んでいる場所は肌感覚でも分かるので、ああ部屋を片付けなくちゃあかんよな、とか、トイレはぴっかぴかにしないとな、と言う具体的な行動に結びつく。あとは言霊とか、まあごくごく普遍的な信仰にしてもそうだけど、信じる者は救われると言うか、信仰の対象になる者はその人の心の拠り所になり、支えとなるだろう。
他には、志の高い人が世の為人の為を思って行動し、努力を重ねれば神霊界の住人がこぞって味方するんだよ、とかもある。引き合いに出されるのが坂本龍馬であるとか織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らの時代を切り開いてきた人たち。こう言う人たちは、いわゆる”見える”人からするとたくさんの守護霊団がわいわいがやがや彼らに力を貸していたのだと言う。
人一人の力なんて実はたいしたことはない。神霊界だか天界だかはよく分からないんだけど、なんらかのインスピレーションとか直感、強運が宿る人にはそう言う力が上乗せされて実力以上の潜在能力が発揮されていると言う。うん、まあ宗教的なことは抜きにして、これも分からんでもない。なにやら私は徳川家康と同じ手相「両手ますかけ」を持っているそうなのだが、心の中は煩悩だらけで、どちらかと言うと「ますかけ」を「マ〇カキ」に使っているような気がする。それはさておき。
次は脳科学、心理学の分野。このカテゴリーはリチャード・ワイズマン博士と言う先生の書いた本がしばしば土台になっている。
メンタリストDaigoさんや中野信子さんも基本的にはこの本をベースにしている。ざっくり言えば、メンタルを軽くして行動しまくる人がツイてるんだよ、と言う結論になる。宝くじに当たるような人も棚からぼた餅で当たるようなケースは稀で、うきうきしながら人一倍宝くじを買っているしまた、社交的、外交的で、出会いや縁を大事にするから運が舞い込んでくる。だから基本的に運をよくするファクターは外向性とか社交性と言ったもの、それに裏打ちされた行動量、反対に運を悪くするファクターは神経症的な傾向にあるのだ、と言う。
じゃあ陽キャはよくて陰キャはダメじゃん、とか、メンヘラだったら人生オワコンじゃん、とかになるのがちょいと欠点と言えば欠点だ。ただ勿論、そう言う人にも希望は十分にあるので、すこ~しばかり忍耐とか継続は必要だけど、自分を変えていく過程で運は開けていく。
で、上で触れなかったジャンルがあって、それはいわゆる「引き寄せ系」だ。このジャンルは浅見帆帆子さんの「あなたは絶対!運がいい」などになる。
「引き寄せ」とか、「思考は現実化する」とか。これらは明らかに真実だ。これは私がもう経験則で知ってもいる。あ、勿論もともと知ってたと言う意味ではないけど。ただ、いわゆるスピリチュアルに傾倒する人たちが、願いさえすれば夢や願望が叶って幸せになるとか、この人は波動が低いから付き合いたくないとか言っているのを夙に見てきて、ちょっと距離を置いていた。笑えることに、私が以前勤めていたブラック企業の上司がスピリチュアル上司で、いい年コイたおっさんなのにあいつは波動が低いからダメなんだ、こっちまで波動が落ちる。お前はどうなんだ、とか言って真顔でぐいぐい迫ってくるものだから、余計にスピリチュアルが嫌いになった。
もし本当にこの文脈で願望を叶えたい、と言うことになるのならおそらく、多くの人は正しい思考法を知らないだけなんだろうな、と思う。あとは行動だ。行動しないでなにやら癒しのセルフワークとかでインナーチャイルドやらを癒してたって現実はちっとも動かない。一時の気休めで終わる。
ご先祖から負の遺産として引き継いでしまった何やらカルマだか因果だかがあるから悪いのよ!などと、自分がこの世に生を享けたそもそもの全てのきっかけと言うか、奇跡と言うか、いやそれ以前に、ご先祖への感謝を忘れてしまっている人も多いと聞く。で、そう言う人をつけ狙い、「あなたの潜在意識を書き換えて現実を変え、夢をかなえて見ませんか!今なら30日間無料お試し!」などと怪しげな業者が忍び寄り、ワナをしかける。今のスピリチュアル界隈ってこんな構図になっている気がする。
あんまり書きすぎると私自身の毒が出まくるのでほどほどにしておくけど、ここで「引き寄せ系」でもう一つ、面白い本がある。私はその本がきっかけである思い切った行動に出た。続きます。まあレポですな。ああ別に、何かを引き寄せたとか、願望実現のグッズ(?)を買ったとかの話ではないので、あんまり楽しみにしないで待っててね♪/続
>ちゃんこ様(id: chanko_bamboo )
コメント、ありがとうございます!
ストレス吐き出しいいですよね。最初はスマホのアプリに吐き出してたんですけど、ノートの方がいいみたいです。「寄生獣」は・・・なんと言うか、忘れた頃に読むと新たな発見がある作品だと思います。
コメント、ありがとうございます!
性犯罪を起こさないように自制心をしっかりと養います!押忍!
>モカリーナ様(id:mocharina09 )
コメント、ありがとうございます!
こちらこそ!ありがとうございました!いいことがあるといいですね~♪「宇宙兄弟」は先が気になって気になって・・・。今「ワンピ」と「鬼滅」を買っているのでその後になりますけど、本当に楽しみです。
(オマケ)(下ネタ注意)