蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

心を育てるエトセトラ。

どうも!

 

さてさて、朝っぱらから数学の難問にうんうん唸っている。もうかれこれ4~5時間にはなろう。一問だけだ。

 

勿論本番でこんなのではどうしようもない。

 

だがまあ、本番じゃないからこれでいいのだ。

 

同時に「自己肯定感」の書を読み進めていた。

 

 

 結構潜在意識などにも言及している。

 

「自己肯定感」にせよ、「潜在意識」にせよ言葉が独り歩きしている感覚があり、なんとなくこれらの言葉を使うのに気恥ずかしさやためらいがある。

 

んで「潜在意識」をわざわざ「深層意識」などに言い換えたりすることもあるがまあ、おんなじことだ。

 

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「私は(あの人は)自己肯定感が低くて・・・。」

 

と相談している動画などを観ると、

 

「自己コーテー感云々よりマネジメントの問題ですよ~。」

 

とかなんとか言ってる。

 

まあ確かに、その人個人の問題もあるけど、その人を支えるなり力を発揮させるチームや組織のマネジメントがうまく行っていないケースのように見受けられた。

 

したがって、その人のパーソナリティの問題なのか、それともその人を取り巻く状況や環境の問題なのかはスタート段階で診断しておくことが必要なんだけど、どっちを優先してフォーカスするかの問題であり、自己肯定感の低さもマネジメントの問題もどちらも包含していると言うのが正しいと言えば正しい。

 

それぞれに専門が分化している問題であるので、まずは前置きが長くなったけど自己肯定感の話である。

 

上の書では、自己肯定感は次の「6つの感」によって支えられている、としている。

 

1.自尊感情・・・自分には価値があると思える感覚

2.自己受容感・・・ありのままの自分を認める感覚

3.自己効力感・・・自分にはできると思える感覚

4.自己信頼感・・・自分を信じられる感覚

5.自己決定感・・・自分で決定できるという感覚

6.自己有用感・・・自分は何かの役に立っているという感覚

 

日本と言う国は集団主義でどうにも同調圧力が強いもんだから、周りの目を気にしたり周りによく思われよう、嫌われないようにしようと言った他人軸を幼少期からすくすく育てやすい土壌にあると言える。

 

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欧米と比べても仕方がないんだけど、あっちは個人主義なので、割と自己主張が激しいお国柄なのだ。

 

日本はこと自己肯定感と言う物差しでみるとやはり諸外国よりは低い傾向にある。

 

ともあれ。

 

この感覚は、自分の価値とか誇りとか。

 

そうしたものを再度自分のもとに取り戻すプロセスだ。「他人軸」を弱め、「自分軸」を取り戻すと言うことになる。

 

よって、薬とかでどうこうできる問題ではなく、長い目で育てていかなければならない。

 

自分が記事の中で折に触れて話してきたことではあるが、自分とて現在進行形でこれを育てている所なので、どちらかと言えば完成された精緻化した理論ではなく実践日記みたいなものになる。

 

だが、なんらかの参考にはなるかもしれないと思い泥臭く綴っているわけだ。

 

私はうつ病を患ったので、部屋の中に閉じこもり自分を否定したり嫌悪したり責めまくっていた。

 

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なんでこんなことになってしまったのだろう。今さっきこれを頑張ろうと思ったのにそれが出来ない自分は情けない。

 

未来も閉ざされていて光はなく、幸せになどなれない。一事が万事そんな決めつけであった。

 

だからまあ、私のうつ病観察日記的なものもそうだし、学んで抽出されたものもそうで、こつこつ書き溜めているわけだ。

 

変な話になるが、投資の円相場とか株式相場なんかと同じで、人生がぱっと開ける時期が来る。

 

だが、そうなるとマインドセットして行動を起こさないと苦しい。

 

チャレンジと失敗の連続だ。その中からわずかでも成功体験を積み上げ、スモールステップを組み上げていく。

 

その体験一つひとつが自分を肯定することに繋がっていくのだ。

 

と、同時に「自己受容」の軸も欠かせない。駄目な自分、ネガティブな自分もOK、と言う考え方だ。

 

そうやってこつこつ心を育て直していく。

 

「自己肯定感」が正の針を差す物差しであれば、不安や恐れ、苛立ちと言ったものは負の針を差す。

 

勿論こう言うネガティブな感情も必要だから備わっているものだ。問題の所在をはっきりさせてくれる。

 

そして可能な限りこれらを弱め、ポジティブな「今ここ」の現在を過ごし、明るい肯定的な未来を指向する。

 

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実は「過去現在未来」は一瞬に凝縮しているのだ。一瞬一瞬人は選択し、変わらないものはない。

 

さてさて、この記事一つで考え方からノウハウまで網羅できるはずもないが、いくつかこの書の中でこれは、という取り組みを紹介していく。

 

勿論、脳科学とか心理学の分野でエビデンスがあるものだ。そう言うものをちりばめている以上この書はやはり良書である。

 

進化・成長の足を引っ張るネガティブな不安や恐れと言ったネガティブな感情をどうするか。

 

あまりにも強い場合は薬の力を借りる場合もある。薬で100抱えているネガティブな想念を60まで弱めたとする。

 

だが、残念ながら薬の効果は長続きしない。また飲まなくてはならなくなる。それまでに出来ることはすべきだ。

 

何個か最近の記事で紹介したけど、脳は案外おばかなので、イメージと現実の区別がつかないことを利用したネガティブ手放し法である「手のひらマグネット法」(仮称)。

 

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これは効く。長い目で見てネガティブの巣窟を綺麗にしてくれる効果もありそうだ。

 

あとはどん底にあったときの不安や恐れを10段階中の10として、今のメンタルを測定する方法も紹介されている。

 

これを「エモーショナル・スケーリング」と言う。

 

これは

 

「今は6。まあしんどいけどあの時と比べたら・・・」

 

と言う、過去の自分と比べる尺度を持て(他人と比べるのは駄目だけど過去の自分と比べるのは良し、だ。)、かつ不安や恐れを客観視することができる。

 

これは脳科学の分野でも効果が実証されているそうで、大脳辺縁系にある偏桃体と言う部位をおとなしくできるのだそうだ。

 

そうやっているうちに、「100のネガティブ」が実際に「40」くらいにはなりえる。

 

あんまりひどければ認知行動療法もある。その場しのぎにはならないかもしれないけど、認知の歪みを外しておくのは長い目で見てとても有用なことなのだ。

 

出来ない自分を責めることはないけど、なんとかなるものだ。今は出来なくても。地道だけど、小さいけど出来る確実なことを積み上げていってほしいと願う。

 

今日はここまで。次回以降も伝えたいのは一貫してこんなテーマである。/おしまい。

 

>Green様( id: shiho196123

 

 コメント、ありがとうございます!

 

気楽に生きる。本当にそれが幸せに繋がる第一だと思います。

 

アメリッシュ様(id:funyada 

 

コメントありがとうございます!

 

温泉と食べ歩きは一番の趣味です。最高です。

 

>切株おやじ様( id:masuhiro6595  )

 

コメント、ありがとうございます!

 

人見知りしない子供ははっちゃけてて輪に入りやすいです。

 

> タコスカ様(id:kefugahi   

 

コメント、ありがとうございます!

 

「プロが成立」。ま・さ・に。十人十色ですしね~。

 

 

 

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