アニメと映画をがっつり語る①。(3642字)
どうも!
さて、「鬼滅」・・・。やっべえよ。
今、第2話の前半パートまで観たところである。久々に規格外の作品の香りがする。
(以下ほんのりネタバレ箇所:閲覧注意)
第1話。義勇登場。
義勇の一言は重い。弱者は食われ、蹂躙される。弱者には何の権利も選択肢もない。それが現実。
まあ、いつの世もそうだ。
本田宗一郎さんが、
「強い人間などいない。いるのは弱い人間か、強くなろうとしている人間のどちらかだ。」
と言うようなことを言っていたと思う。私自身、そんな人の不完全さ、未熟さ、弱さ、逆説的に芯の強さを愛する。
あとはニーチェの哲学あたりをひも解くと。弱者としてルサンチマンを募らせることを潔しとせず、超人となれ、と説いた。
優しい心根を持った炭治郎がその人の良さに付け込まれ、利用されるような場面が先々あるのかもしれない。
そう言う時に自身を見失い、自身を信じられなくなることもあるだろう。そう言う時はアイデンティティが足元からぐらつく。自分の価値観や生き方が誤りなのではないか、と。
私自身が経験があるから分かるんだけど、私も、私の家族もお人よしだ。私は過去に随分利用もされ、嫌な思いもした。
そのたび、自分の生き方を曲げようと悪ぶってみたりもしたこともある。でも結果、自分の生き方に反する生き方はどこかで破綻した。
弱者は踏みにじられる。確かにそうだ。だから、そんな理不尽な現実を受け入れられないなら、人は強くなるしかない。真に強くはなれないかもしれないけど、それでも強くなるしかないのだ。
そこに人の尊厳を、芯の強さを見る。まあ、どういう話になっていくのかはまだ分からないんだけど。
強くなろうと、強くあろうとする者に、泥臭く立ち上がろうとするものに、現実も世界も実はそんなに非情ではない。他者に厳しくも優しく、自分に厳しくも優しく。
それでも。
役割を、仕事を果たさなければならないときは、非情な選択をしなければならないこともある。
この先ど~なるのおおおおお~!?w
・・・あとは禰豆子が萌え要素なのだなw。
(ネタバレ箇所終わり)
あともう一つ点火した。『Z.O.E Dolores, i』と言う作品。家族愛を描いたものらしい。サンライズオリジナル。サンライズに駄作なし・・・と思う。ちょいと古い作品なので絵は古風なんですけどね。
心が疲弊しているときにハードな作品はきつい。でも、昔日の時そう言う作品ばっかりチョイスしていた時期があった。
あれは自分が中二病を治療するために必要なカリキュラムだったのかもしれない・・・w。
なので。
結構その時々で、必要な作品を無意識的にチョイスしている、あるいはさせられているんだと思う。「巌窟王」と言う名作で言ってた。
「この世に偶然は無く、すべて運命・因果・必然。強い意志でそれを操る」と言ったフレーズ。そして「運命とは自らの力で切り開く」ものであり、もひとつおまけに原作では「偶然を操れるのは神だけ」という記述もあるらしく。
ふむ。
たかがアニメでぇ~、と言う向きもあるかもしれないが、アニメをこよなく愛する私は永劫にされどアニメ、と反論するだろう。
それはさておき。
ちょっと前まで癒し系を重点的に配置していたのだが、刺激の強い作品、弱い作品の黄金比ってあるのだろうか?
まあ、どんな非日常もひっくるめた日常を送っているのかにもよる。
だが、ここんとこちょっと精神的にきつい時期でもあったので癒し枠が多かった。で、最近になってまたメンタルが持ち直してきたと言う訳である。そこには勿論アニメが触媒として働いたことは言うまでもないのであ~る。
まあ、今はあまりアニメ視聴に時間を割けないのだけれど、一時期アニメと映画を貪るように観、感情を垂れ流していた時期があった。
涙も笑いも、心の栄養になるのだ。鬱系の作品も多かったけど、大抵はなんらかの救いはあったと思う。いや、ないのもあったな・・・。
ちょっと参考までに、今まで観た作品のベスト20のリストを作ってみた。
別に懐古厨と言う訳ではなくて、最近はなかなか時間が取れないので新しい作品が少ない。そこはご了承いただければと思う。
あ、勿論見たことのない作品も山ほどあります。
20: Another |
19:TiGER&BUNNY |
18:とらドラ! |
17:Steins Gate |
14:デスノート |
13:魔法少女まどか☆マギカ |
12. カイバ |
11:新世紀エヴァンゲリオン |
10.攻殻機動隊
9. ガングレイヴ |
8:CLANNAD |
7:ゾンビランドサガ |
6:カレイドスター |
3:プラネテス |
2:巌窟王 |
1:新世界より |
こんな感じである。TOP4はNHKアニメなどもあり超マイナーだが、名作だ。多くが2クールなんだけど・・・。
ほぼほぼ、dアニメストアにはあると思う。ご興味がありましたらどうぞ。
あ・と・は。(魚が水を得てきたな?w)
アニメをチョイスするにあたっては、皆様のブログやサイト、そしてレビューサイトを参考にする。
おすすめサイトを二つ。
前者は最近更新されていないのだがどうしたのだろう・・・。後者は日本・海外の映画もある。ご参考にしていただければと思う。
さてさて。
アニメや映画、ドラマなどの同志を募るか募られるかして、コミュニティサークル的なものを作るとすごくいいと思う。これはネットだけでなくリアルでも機会があれば参加したいところだ。
なかなかないんですけどね。
異業種交流会みたいなのでもいいんだけど、仕事の延長になり易い。また趣味サークルだと老若男女集まるので、コミュ力などに悩んでいる人にはいいかもしれない。
まあ、オタクと言う人種は自分の得意分野になるとマシンガンのようにしゃべったりもするもんだけど、それはそれで自信につながるのであればいいではないか。
話はどんどんずれていくけど、居場所は一つより二つ、二つより三つがいい。あんまり増えすぎると自分が疲れるので線引きは必要だけど。自分の家や部屋、学校や職場、そしてもう一つ二つだ。
アニメを観、話す。いい作品を勧められ、観る。目から鱗が落ちる。自分も勧める。なんか弁証法的だ。イカしてる。
私は来る者は拒まない。去る者も追わない。だから、趣味サー早くカマ~ン!!田舎だからないのよお~~~!!w
そんなこんなで。アニメから映画にバトンタッチ。
映画は直近で観たのは「ボヘミアン・ラプソディ」である。結構経ってしまった。ほぼ同時に「グレイテスト・ショーマン」も観た。どちらも秀逸であった。
人生何が起こるか分からないし、どちらの作品の主人公もとても刺激的な、波乱万丈の人生を送ってて共感するところがあった。
そして両作に共通するのは音楽であり、歌。スパイスでもあり、歌や音楽がメインデイッシュでもあり。一粒で二度おいしかった。
昔の映画を今思い出すと、真っ先に浮かんでくるのは「ニューシネマパラダイス」である。
この作品。何がそんなに自分の心に響いたのか再考してみる。でも、長くなってきたので次回以降に譲る。では。/おしまい。
コメント、ありがとうございます!
お褒めにあずかり光栄です!
今のジャンプも昔の作品群とそん色なく、やっぱりジャンプだなあ、と言う貫録を見せつけています。すごいですよね。
コメント、ありがとうございます!
「鬼滅」、ヤバイですね~。私も先が気になってしょうがなくなってきました。
>切株おやじ様(id: masuhiro6595 )
コメント、ありがとうございます!
次のアポが取れるまで何度でも泥臭く行くのが美学ですw。奥先生の作品は私も好きです。個性派なところ、とんがっている所も実に素晴らしいです。
コメント、ありがとうございます!
はい、ぜひぜひ紹介させていただきます!
ドラゴンボール、ナルト、デスノートも素晴らしい作品ですね~。規格外です。
>ちゃんこ様( d:chanko_bamboo )
コメント、ありがとうございます!
仮面ライダーもとても重たいテーマのものがたくさんあり、何より正義の味方なので背負っているものがとんでもなくでかいと言う、もう秀作になるしかない要素が満載ですねニチャア。「鬼滅」は久々の超大作の予感がします!心の準備をしなければッ!!
コメントありがとうございます!
「鬼滅」、ここまでやばかったとは・・・。規格外の作品ですね。引き込まれています。