蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

口癖はケセラセラ。(by fhana)

今日は職場で午後から草刈りを行い、膝が泥だらけになった状態で老人ホームへ出向きました、どうもめんつるです。

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雑草が生い茂る裏の駐車場へ出向き、丈の高い雑草の根元から鎌もて刈る!刈る!刈るゥ!!

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「・・・ふ、お前も俺も根無し草の雑草よ・・・。雑草同士仲良くしようZE☆」(刈ってるじゃねえか)

 

先ほど気づいたら謎の木の実が頭に付着していた。オナモミっぽいとげとげのヤツ。う~ん、柵の下潜ったりしたしなあ・・・。道なき道を行こう、行けばわかるさ的に。

 

さて、昨日は引きこもり家族会に参加した。

 

前回四名の参加だったらしいのだが、今回は私含め9名の参加。増えたみたいだ。それは大変好ましい。

 

私は・・・、う~ん、しゃべりすぎたかもしれないw。新顔としては口数がとても多い方だったろう。

 

もう一人陽気なおばちゃんがいて、主宰者ではなく彼女が終始しきるような感じで会は進んだ。最初うるさいおばちゃん(失礼)かと思ったのだが・・・。

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聞くところ、退くところは退くし、人の意見を尊重するし、話の腰を折らないし、自分の意見を押し付けたりしないし。素晴らしい仕切りっぷりだった。

 

なので。

 

当初思っていたような「傷の舐め合い」っぽい湿っぽさはなく、具体的に何をするか・・・まではこぎつけなかったものの結構活気に満ちた話し合いになったのである。まあ、発言を求められていないのにしゃべってたのは自分とそのおばちゃんくらいだが。あとの人も存在感は文鎮の如しである。かなり前向きな話し合いになった。

 

まずはこちらから発した情報を受け取った人に限られてくるのだが、シンポジウムとかセミナーなども定期的にある。基本、私の関心事は潜在的に引きこもり、統計にすら載らないような層をもどう巻き込んでいくかなのだが、それについてもおいおい問題提起していこうと思う。この会なら真剣に議論の俎上に乗せるはずだ。期待はいい方に裏切られた。

 

さて、話の中で「自立支援ビジネス」なるものがある、と言う話題が出た。いきなり引きこもりの人を抱えるお宅に踏み入り、連れ出し、ものすっごい薄給で働かせる。自由もなく施設のタコ部屋に軟禁状態になるのだそうだ。おいおいやべえだろそれって。

 

ビジネスがダメだと言う訳ではないが、そう言う人の不幸の上に築いたビジネススタイルはあからさまにやばい。

 

「研修生」と言う名目で作業をさせる。自宅からは暴力的に拉致されるのだそう。ヤ〇ザかな?原則外出禁止、あなたがどこに住むかを決める権利は親にあります、とか言うらしい。戸塚ヨットスクールかよ。

 

給与明細も載っている。

 

「作業報酬明細書」。「8月」は計20日間、80時間で「16,000円」。換算すると「時給200円」である。まあ、私の働いてる就労支援の事業所も工賃だけならそんな感じだけどよ。

 

弁護士が”救出”に乗り出した事案も多い。施設にいた「研修生」が言った言葉は、

 

「やっと人間に戻れます」

 

だったようだ。

 

いやあ。なんと言うか。因果応報ですぜ。

 

これ以上は言わない。ヤ〇ザかもしれんし。

 

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さて。

 

老人ホームの方は少し遅れてしまった。でも、仕事の後なのにィ、と随分温かく迎えてもらった。

 

利用者であるご老人も認知症を患った方が多いのだが、基本的に問題行動や言動をする方はいない。

 

私は置物みたいにお婆ちゃんの中に入り(お風呂に一緒に入ったと言う意味ではない)会話を・・・投げかけたのだが・・・。いや、そこは。まあ、打ち解け意志疎通に至るまでは時間がかかりそうだ。でもしっかりと意志を表明し、行動する気概を皆さん持ってらっしゃる。

 

まあ、そんな感じで精力的に動いていきます、疲れない程度に。初日だからか少し疲れたけど。

 

で。

 

何の話だったっけ。(今更)

 

今日は他人の目を気にしすぎちゃう方や他人と自分を比べちゃう方への処方箋を繰り出したい。

 

効果的な暗示もあるらしい。以下の本に書いてあった。

 

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

 

 自分はその暗示を・・・ニ三日は使ったかもしれないがその後は忘却の彼方へ飛ばしてしまった。でもこの方は多くの著書を出しているけど内容には定評があるのでご興味のある方は試してみられるといいと思う。自分にはいまいち合わなかったと言うだけでその効果はきっと人それぞれだ。

 

まあ、誰しもこう言う時期は多かれ少なかれ、遅かれ早かれ通過儀礼的に通り過ぎる時期なのだろう。ずっとそのまんまでは人生そのものがきついので、早期に手放すに越したことはない。自分はどっちかと言うと自己肯定感を高める自主トレで克服した感じだ。シンプルにまとめれば「他者を無条件でリスペクトする」と言う手法。

 

 

shirosuke0214-pr-tomo.hatenablog.com

 隣の綺麗ないい匂いのするお姉さんも、大富豪も大貧民も、重度の障害を持った人も老いも若きも。みなそれぞれに信じるものがあり、人生観世界観価値観があり、荷物を抱えている。まあ、「ワンネス」的な考え方ですね。「人類皆兄弟」である。

 

これがなんとなく落とし込めて来ると実は、自己肯定感も上がるし他者と自分を比べる考え方の癖も手放していけるので一石二鳥なのだ。綺麗ごととかではなく。

 

インスタで映え映えしている人がイージーモードの人生を送っていると思いますか?反対に、重度の障害を持った人がハードモードの人生を送っていると思いますか?幸せ遺伝子が欠損したような人がいる一方でもう一生順風満帆な人がいると思いますか?って話である。勿論、そうじゃない。だが、それが腑に落ちるまで自分も随分遠回りをしたなあ、と思う。

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他人と自分を比べてもいいことは何一つない、と思う。再三このことは書いてきた。分かっちゃいるんだけどつい、比べちゃうんだよね~、って人も最近は増えてきているのかな、と思う。つまり気づきつつある人。劣等感やルサンチマン、優越コンプレックスを後生大事に抱えたところで本人が苦しいだけだ。

 

まあ、アルフレッド=アドラーは人間みな劣等感を持つとは言うが。それを健全な方向へ向けるのならよし、だ。

 

例えば自分は障害を持っているけど、誰かと自分を比べそうになったら楽聖ベートーベンとかヘレン=ケラー、ホーキング博士と自分を比べるように意識を振り向けるようにしている。リンカーン大統領やチャーチルは躁鬱を抱えていた。

 

んで。同じ人間なら自分にもできないわけないだろう、と・・・。思ったりもしているのだが、恥ずかしいからここだけの話にしてねw。

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だがそこらのキラキラした人とか、成金趣味の人なんかを対象にルサンチマンを抱くよりよほど健全だと思うし、モチベが上がらないときはそう言う大きなハンデを乗り越えた人の伝記なんかを見ると萌える、いや、燃えること請け合いだと思うのだがどうだろう。

 

こんな本もある。まだ読み終わってないので紹介にとどめるが。

 

新説・精神世界史講座 ワンネスは2つある

新説・精神世界史講座 ワンネスは2つある

 

 

 

では。/おしまい。

 

>まみ様(id:Lovechan )コメント、ありがとうございます!ボランティアは佛教哲学の教えにヒントを得て始めました。「善行と悪行』しか人間お墓には持っていけないそうです。はい、頑張ります。 

 

>山猫様id:keystoneforest )コメント、ありがとうございます!死をどう肯定的に捉えるか?この命題に苦慮したこともありましたが、生命はけして死にゆく人に不幸をもたらすような方向へ動かないことも興味深いです。(脳内ホルモンや時間遡行など)学問は人の心や幸せを重んじるものであってほしいとも願います。

 

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