蒲焼きと檸檬と娘のサロン

「頑張らないうつヌケ」をモットーに。だる~く、ゆる~く、時にはタイトにチートに。

いま絶望しているあなたへ。①

  • 重たい話ですみませんw。
  •  うつ病との腐れ縁。(下記の方法は真似しないでね)

こんばんは。

 

なんだか能天気な記事を続けた後に、重たい表題を掲げました。

 

重たい話ですみませんw。 

 

みとか不安とか怖れとかストレスとか。

 

色々なこうしたネガティブな要素とどう向き合い、どう折り合いをつけながら日々を過ごしていくのかについて、いくつか自分が実践していることを交え記事を綴ってきました。

 

私自身、こう言った要素に振り回されたり、飲み込まれて本来の自分を見失ったり、と言うようなことは往々にしてあります。

 

「悩みの処方箋」

 

などと銘打った記事を書いてはいるものの、独りよがりになってしまっているものもあるんだろうなと言う気もしています。

 

信念や価値観、置かれている環境もそもそも性格も何もかも各人で違うわけで、今目の前にそびえたっている人生の壁のようなものの前に立ち往生し、絶望している人の心にはなんら響かないものである可能性もあります。

 

ただそれでも、今はそれが自分の生きる意味でもあり、今この瞬間に自分が何ができるのか?と言うことを常に自分の内奥に問い、出てきたものをつらつらと書き連ねているのです。

 

そのほとんどは、過去の取り返しのつかない失敗と後悔から来ており今もってなお、それを引きずっているのでどうしたら過去や未来を切り離して、今をいきいきと生きられるか?と言うところに腐心している結果です。

 

過去記事にも書いていることではありますが、私が今抱えている一番大きな悩みは健康不安であり、そこから引き起こされる心気症です。

 

うつ病との腐れ縁。(※下記の方法は真似しないでね)

 

昔話をしますね。

 

自分は30歳前後でうつ病を発症し、二年ほどその後も同じところで勤めていましたが大小のミスを頻発するようになりました。

 

やがて新しく入ってくる新人のサブ的な仕事を割り振られた時点で堪えられなくなり、退職に踏み切りました。

 

その後はこんな病気は自分で治してやる、と気合いばかりが先行し、プロテインを飲んでウォーキングしたり坐禅をしたりしていました。

 

どちらも人工的なセロトニンを作る行為なのです。今思い返せば生兵法以外の何物でもないですが。

 

プロテインの中には、ドーパミンの原料となるフェニルアラニンセロトニンの原料になるトリプトファンと言ったアミノ酸が豊富に含まれています。

 

当時はもうセロトニンが足りないならセロトニンを作ってしまえばいいじゃん、と言う短絡的な発想で日々、坐禅を組んでいました。

 

坐禅で行う腹式・丹田呼吸もセロトニンの生成を促すのです。

 

で。

 

東邦大学の有田秀穂博士によれば、セロトニンの濃度が人工的に上がることにより、

 

「自己受容体の数が減少する」

 

という変化が起こります。

 

これはセロトニン分泌を抑制する「自己受容体」の数が減少し、自己抑制の少ないセロトニン神経に変化する、と言う裏付けから来ています。なんだか難しいですね。

 

変化は1か月単位で起こります。

 

変化が起こる前兆として、かなり気分が凹みます。

 

イモムシの伸縮と同じで、セロトニン神経も次の活性の前段で力を溜めるときにネガティブな反応を示し、その時憂鬱さが増すのです。

 

でもその次の日坐禅を組むと気分が晴れやかになる。

 

その都度自分は自分でうつ病を克服しているプロセス上にあることを疑わず、克服できる可能性を見出し喜びを噛み締め、誇らしさで満たされていました。

 

3か月目。

 

変化は劇的に起こりました。

 

当時の精神科医は色々な薬を処方してくれました。私が変な知恵をつけてくるのに苦々しい顔をしながらも、リタリン錠とかステロイドなどを結構ほいほい出してくれていたのです。

 

私は海馬が過剰な副腎皮質ホルモンで損傷することを怖れホスファチジルセリンと言う、記憶力の維持に有意の効果が認められるとともにこのホルモンの合成を抑えるサプリを多用しました

 

ここまで来ると人間ドーピングです。これで、自分でセロトニンをせっせと作るとともに、記憶力を阻害する副腎皮質ホルモンを忌み嫌いました。

 

結果。

 

たぶんですけど、うつ病って脳細胞の一つ一つに副腎皮質ホルモンが浸潤するんでしょうね。そのことによりセロトニンシナプス間隙の濃度に乱れが生じたりする。

 

よくあるセロトニン濃度の概念図にはそれは示されていませんし、正確にはホルモンが先か、神経伝達物質が先か、って言う話は鶏が先か卵が先か、って話だと思います。

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この副腎皮質ホルモンが、セロトニン濃度が人工的に高い水準で保たれるようになったために剥離したのだと思います。

 

しかもこの現象が寝ている間に起こるのです。

 

寝て、起きる。

 

その間に、どろどろと何か得体のしれない液体の奔流が知覚されるのです。

 

これだけでは終わりませんでした。

 

ステロイド剤やホスファチジルセリンなどで歪めてしまったホルモン系(視床下部-下垂体-副腎系)のバランスは一度崩してしまえば修復せず、最終的には脇下腹部にでっかいコブを作りました。

 

戦慄しました。多分寝ている間にこれが副腎皮質で合成されて一気に海馬に殺到するのだと。必死に守ってきた海馬が結果として破壊されるのではないかと言う皮肉。

 

でももう、どうしようもありません。寝ないで生命を維持できるわけもありませんからね。

 

いつかは寝ないといけないし、好む好まざるとにかかわらずいつかは寝るでしょう。

 

だったらその前に、命を絶ってしまおうか、とも思いました。でも自ら命を絶ってしまう勇気もありませんでした。

 

結局、戦々恐々としながら布団の中で身を縮めて過ごしていました。

 

次に起きた時には、自分は死ぬか、自分が自分でなくなるのだろうな、と思いながら。

 

続きます。/おしまい。 

 

 

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うつ病闘病記(仮称)■
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