数学を究めよ!②
こんにちは。
とりあえず、事業所体験、中盤が過ぎました。なんとか起きて食らい付けてはいます。
仕事内容は没頭型の人間に向いている作業です。もろもろ煩悩は泡のように浮かんでは消えますけど、それを頭の片隅に置いて作業に集中できるのがいいとこかな、と思います。
さて、数学の話の続きです。
昨日は参考書の話をしましたけど、今日は勉強法の話をします。
基本的に、数学の勉強法の構造はシンプルで、
1.型を覚える
2.問題を解く
3.間違った問題の定着
4.1~3の繰り返し
です。このプロセスにおいて1の型を覚える段階で、まずは問題集の問題と解答を片っ端から覚えてください、と言う指導者の方もいらっしゃいますが、私は考えるのが好きなので基本だけ身に付けて2になるべく早めに移行し、および2にウェイトを置いています。
通常であれば独学で、って方はあんまりいらっしゃらないと思いますので、指導者の方の方針にしたがってください、としか言えないですね。
で、問題を解く上で、まずは基本~標準レベルの問題、頻出問題などは勿論考えるのも大事ですが、型を覚える、ってところとだいぶ重なるので、ここは割り切って、解けなければ覚える領域です。
考える時間は、大学受験を控えた方ならあんまり時間はないと思いますので、20~30分くらいかと思います。
これは応用、発展的な問題でも同じなのですが、私はひとつの問題をくっそ時間をかけて考えることもあります。これはこれで、神経の可塑性、と言う観点で見て、いい頭への刺激がなされると思いますので、絶対的な正解はないでしょう。
考えることにも意義あり、諦めるな、でも諦めが肝心、みたいなところがあります。人生みたいですね。
難関大学などで出題される問題は、基本的な問題の複合であったり、ちょっとした着想を試すものが多いです。ここで気が付けないと結構くやしいし、凹みます。
ただまあ、これも慣れていきますので、時間が来たらぱっと答えを見て、おおすげえ、こんな考え方もあるのか、と素直に感動して、本質を理解する方が吉です。
完全主義はこの機会に上手に手放し、最適主義を目指しましょう。長い目で見てそうしたメンタルのしなやかさを身に付ける方が大事です。
ちなみに、脳みそはコンフォートゾーン(快適領域)から少し出た学習領域(ちょいムズ)の難易度を好みます。考えれば考えただけ相応のメリットはあります。
で、次の段階。
解けなかった問題についてです。
これに関しては、本記事だけではちょっと書き足りないですね。「エビングハウスの忘却曲線」と言うものを意識した記憶定着を行っていく過程です。
これは次回に譲りますかね。20分で58%忘れるってんですからびっくりです。この「記憶の想起~定着」のサイクルを極力早めるのが成功のカギです。
なお、数学は息の長い科目で、成績が伸びるまでは時間がかかります。グラフついでに注入した努力と成績の相関関係を示したグラフ(借り物ですけど)をイメージとして貼り付けておきます。
では、今日はこんなところで。/おしまい。
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